FC2ブログ

◎未来工業とトヨタを比較してみました シリーズ「賃上げと安定した雇用を」

 痛快でした。日経新聞のインタビュー、「未来工業」の創業者、山田昭男さん(81)。「社員を日本1幸せに」というタイトルで、2月12日から15日までの4回連載。何度も喝采とさけびました。日本に、こんな企業があるのか!

 電気設備資材の製造販売などをてがけ、名古屋証券取引所の2部上場会社。本社は、岐阜県輪之内町にあります。休日日数は年間138日。経済産業省が「日本1休日が多い」と折り紙を付けました。

 残業は、なんと禁止! このため年間総労働時間は、ドイツやフランス並みの1640時間。「午後5時には会社に誰もいなくなるから、がらーんとしとるよ。終業後に趣味に時間を使ったり、家族持ちは帰宅して家族そろって夕食を食べたり、社員みんな喜んどるよ」と山田さん。

未来工業 日経


 トヨタは、2011年度で年間総労働時間は1914・2時間、残業は199・6時間です。トヨタの労働者は、未来工業の労働者より、年間約270時間、月数では1カ月も多く働いていることになります。

 未来工業の定年は70歳。しかも、60歳をすぎたら賃金が半分程度になる、トヨタのSP(スキルド・パートナー)のようではなく、60歳の賃金を維持しています。「けちなこと言わ」ない(山田さん)といいます。

 未来工業の平均年間給与は、617万円(平均年齢43・7歳)です。65歳では700万円あるといいます。トヨタは、740万円(平均年齢38・3歳)ですが、残業代や交代手当などがふくまれています。

 未来工業の単体の従業員、776人は全員が正社員(連結では128人のパートがいる)です。

 ビックリするような労働条件なのに、1965年の創業以来、経営赤字はありません。売上高経常利益率は10%で、超優良企業だといいます。

40 未来工業とトヨタの比較


 この山田さん、「しんぶん赤旗」日曜版(2月24日号)の1面に登場しました。日本共産党が2月14日に発表した「働くみなさんへのアピール 賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」の記事に対してです。

 山田さんは語ります。

 「今は大きな内部留保がある大企業までパートや派遣社員を使い、コストを下げる。人間をコスト扱いするなと言いたい。きちんと給料を払えば、社員はよく働くし、もらった給料を使うから製品も売れる。景気がよくなって会社も伸びるんです…」

 「日本共産党の言っていることは、まともだと思います。格差拡大を批判し、雇用の安定を求めるなら、自民党ではなく、共産党にもっと投票しろよ、と私は言っています」

未来工業 赤旗

スポンサーサイト



2013春闘 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2013/02/26 11:39
コメント
今回のマジック手法:データ隠し

ポイント:売上高を隠して比較しにくいようにする。

未来工業は売上230億に対して利益剰余金290億円
トヨタは売上20兆円に対して利益剰余金11兆円

未来工業は売上ベースで比較するとトヨタの倍以上も利益剰余金を溜め込んで居ます。
社員任せな未来工業の社長さんは自分の会社がトヨタ以上に溜め込んで居るとは知らないのでしょう。
No title
まさに隣の芝生は・・・
の世界ですね。

トヨタより平均年齢が5歳以上上の未来工業
残業はゼロとは言え平均年収では120万以上低い。
トヨタに当てはめるとノー残業なら、未来工業より
低い年収でOKってことなんですね。

休みが多くて毎日定時で帰れても
使うお金がないと時間を持て余しますよ。
トヨタが未来工業を見習うには有利子負債約10兆円を完済して更には内部留保11兆円を倍増させる。

最低でも20兆円位は追加で溜め込まないといけませんね。

管理者のみに表示