FC2ブログ

トヨタの「テストコース」建設問題

 トヨタ自動車は、豊田市下山地区から岡崎市額田地区で大規模な「テストコース」の建設計画をすすめています。日本共産党の市田忠義参院議員(書記局長)や大村よしのり豊田市議は、同計画の問題を取り上げています。しんぶん赤旗や大村議員のホームページから紹介します。
 同計画は、総事業面積660ヘクタール(東京ドーム約141個分、皇居約6個分)の広大な里山に、「テストコース」や研究開発施設などを建設するものです。予定地内は森林や棚田が広がり、日本でのみ繁殖して、推定で約1000羽しかいないミゾゴイや、サシバ、ハチクマなど多くの絶滅危惧(きぐ)種の生息が確認されています。

◎市田参院議員

里山破壊計画

 市田氏は、11月11日の環境委員会で、国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が10月開かれた愛知県内で、トヨタ自動車が計画している、希少生物が生息する広大な里山を切り開く「テストコース」建設を取り上げ、政府による貴重な里地里山の保全を要求しました。
 市田氏は、生物多様性損失の最大要因は「開発・改変」にあると指摘。COP10で、里山をモデルに生態系を守る「サトヤマ・イニシアチブ」を提案し採択させた日本政府として、同計画の重大性をどう認識しているのかとただしました。
 松本龍環境相は、「地方主権」を盾に「県が適切にするものと考えている」との答弁に終始しました。
 市田氏は、「重大な環境破壊の恐れがあると判断しても、愛知県とトヨタにだけ任せておいてよいのか」と批判。「なにが『サトヤマ・イニシアチブ』か。抜本的に見直すべきだ」と要求しました。

 参院環境委員会は11日、生物多様性保全のための関係閣僚による基本方針策定や、市町村による「地域連携保全活動計画」の作成、自治体やNPO(特定非営利活動法人)などによる協議会の設置を制度化する「里地里山法案」(生物多様性保全活動促進法案)を、日本共産党を含む全会一致の賛成で可決しました。



◎大村豊田市議
 
 トヨタテストコース推進に、専任職員の人件費1.3億円

 トヨタ自動車の「テストコース」開発について、愛知県、豊田市が全面支援することになっています。豊田市では、用地買収や開発手続き支援のために、専任の職員体制をとって支援を行ってきました。
 大村氏は、9月22日の豊田市議会決算委員会で、2009年度(平成21年度)の職員体制とその人件費を質問し、答弁で次のような内容が確認されました。
 ◆職員体制…本庁の開発課に8名、下山支所に地域担当として5名、合計13名。
 ◆人件費…13名分の職員人件費として1億3300万円。

豊田市下山地区

(豊田市下山地区)
 
スポンサーサイト



その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/11/25 09:00
コメント

管理者のみに表示