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◎内野博子さんからのメッセージ 『過労死…認定闘争から予防へ』  (上)

 トヨタ自動車の堤工場で働き、過労死した内野健一さん(当時30歳)の妻、博子さん(41)は、2007年11月、名古屋地裁で夫の過労死認定を勝ち取りました(詳しくは、このブログの「内野過労死認定」を参照)。昨年(2010年)12月には、このブログに【過労死しないための三カ条】を寄稿してもらいました。今年もトヨタの社員のみなさんへのメッセージを寄せてもらいました。

皆さん、ご無沙汰してます。
内野博子です。
めっきり寒くなってきましたが、お元気でしょうか。
私は、冬は心まで寒くなるので、とーっても苦手ですが…。

実は、皆様にお知らせとお願いがあって、筆をとらせていただきました。(実際は携帯メールですが…(*^_^*))。
私は夫の過労死裁判が終わった後も、他にも大切な人を失った方々を、支援したい(自分を支援して下さった方々への恩返しの意味も含めて)、また、これ以上、過労死が起きて欲しくない!

と、いう思いで「過労死を考える家族の会」の一員として活動してきました。ところが、過労死、過労自死は減るどころか増えています。毎年11月の勤労感謝の日を前に、厚生労働省と公務災害基金本部に要請を行うので、18日の金曜日に行って来ましたが…、

今年も新たな過労死家族会の会員にたくさん会いました…。特に、20代の若い息子をうつ病による過労死自殺で亡くした、お父さんやお母さんの新たな悲痛な叫びを耳にし、心がつかまれる思いをすることとなりました。
やはり、家族会としても、このままではいけない! 未然に防ぐ方法はないだろうか。

そこで去年から、弁護士さんと会のみんなで相談をした結果、
「過労死防止基本法」
を作ったらどうか…という事になりました。

他にも肝炎対策基本法や、災害対策基本法などがあるように、過労死防止にも基本法があっていいはずだ!と。

私としても、いくら企業に残業を制限させようとしても、企業が利益を追求するために無理な事は分かってる。いくら夜勤をやめて欲しいと言ったところで、企業は効率を求める結果、そんな案は飲めない事は分かってる。

でも、過労や夜勤が身体に悪い事もみんな分かってるはず! じゃあ、法律で規制するしかないじゃん!

そう思いませんか?

日本人の国民性は真面目で辛抱強いこと。

でも、それを良しとして辛抱強く働くと身体や心がおかしくなるのは医学的にも分かっているんだから、

やはり基本的なルールを作らないと、日本の若者や子どもたちに未来も希望もなくなっちゃう!
(続く)

201111 内野博子さん
(内野博子さん)
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内野過労死認定 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2011/11/26 21:57
コメント
No title
主旨は理解できるけど・・・

夜勤が好きな人だっているんです。
現場のGLは「昼勤は嫌」とはっきり言ってます。
報告やら発表やらばっかりだから、そういった
ものがほとんどない夜勤の方が、自分のやりたい
事をじっくりとやれる時間が取れるからね。
No title
夜勤は課長が居ないので気が楽だといCLやGLはたくさん知っていますが、ラインで働いている人の中に夜勤が好きな人はいるのかね。
No title
1直は朝が早くて起きるのが辛いので
2直の方がいいって人はいると思います。

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