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◎朝日新聞の「オピニオン」に志位さんが登場

ブルームバーグ マルクス
(「ブルームバーグ」から)

 朝日新聞の11月23日付で、日本共産党の志位和夫委員長が東大の宇野重規教授と対談をしています。欧州の財政危機、アメリカの格差反対デモ、日本の民主党政権のもとでの政治の低迷…世界と日本の現状と課題を話し合うというホッとな対談です。

 宇野教授が「資本主義の矛盾が噴き出しています」との問いに、志位さんが真っ先に取りあげたのが金融界の大御所と呼ばれるジョージ・マグナス氏の「マルクスに世界経済を救うチャンスを!」という論評です。

 志位さんは、マグナス氏は、『資本論』で語っているマルクスの次の言葉に注目していると指摘します。

「1つの極における富の蓄積は、同時にその対極における貧困の蓄積である」
「すべての現実の恐慌の究極の根拠は、一方では大衆の貧困、他方では生産力の無制限の発展を求める衝動にある」

 マグナス氏の論評は、「ブルームバーグ」(2011年8月29日)に掲載されたもの。次のブログで日本語訳が読めます。
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2011/10/18232418/それによると、マグナス氏は次のように語っています。

 「マルクスはまた、過剰生産と過少消費のパラドックスを指摘した。すなわち、貧困に落ち込む人々が増えれば増えるほど、ますます企業が生産する財貨やサービスをすべて消費することができなくなるだろうというパラドックスだ。1つの企業が儲けを増やすためにコストを削減するのは賢明だが、すべての企業がおこなえば、彼らは、自分たちが収益の基礎においている収入構造と有効需要を掘り崩してしまう」

 つまり、トヨタ自動車1社がコスト削減をするのは賢明だが、すべての企業がやれば貧困に落ち込む人を増やし、消費が減り続けて車は売れなくなる―わかりやすいですね。マルクスが語ったように、トヨタでも「生産力の無制限の発展を求める衝動」がありますね。

 今日は「勤労感謝の日」で祭日です(トヨタの工場では「トヨタカレンダー」によって働いていますが)。志位さんの対談を読んでみませんか? マグナス氏の論評に目を通してみませんか?

20111123 朝日新聞
(朝日新聞 2011年11月23日付)
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未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2011/11/23 09:46
コメント
過剰生産が原因でしょう。国内生産は半分で十分。
No title
今問題になっているのは日本国内だけではなくグローバル規模での過剰生産ではないの・・・

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