fc2ブログ

◎「新階級社会」 週刊『ダイヤモンド』が特集

 週刊経済誌『ダイヤモンド』(9月11日号)が「新階級社会 上級国民と中流貧民」という30ページを超える大特集を組んでいます。「階級社会」というマルクスの言葉にドキッとするでしょうが、日本はそこへ来ているというのです。

 特集では冒頭、「もやは、日本は経済大国ではなく、貧困大国になってしまったのかもしれない」と日本=1億総中流社会という甘い考えを打ち砕きます。さらに、「格差社会」ではなく、はるかにシビアな「階級社会」へ変貌を遂げていると断定します。

 インドのカースト社会は有名ですが、「現代版カースト」とも指摘します。コロナショックを境にイラストのように、資本家階級からアンダークラスまでの全5階級において年収が激減していると指摘します。

25 ダイヤモンド 新階級社会1
(週刊『ダイヤモンド』、9月11日号から)

 とりわけ、旧中間階級とアンダークラスに集中砲火が浴びせられたといいます。早稲田大学の橋本健二教授の詳細なデーター分析を基に、こう結論します。

‥‥
 自営業者の衰退、貧困層の拡大、エリートの転落、教育の椅子取りゲーム――。ほんの一握りの資本家階級を除き、全階級で下降圧力が強まっている。

 日本社会は・血脈・血統を持つ一握りの上級国民が統べる「新・階級社会」へ変貌を遂げたのだ。これが日本版「カースト」の偽らざる実像である。

 注(統べる=すべる 支配すること)
‥‥

 特集ではまた、ホンダの“大名リストラ”という名の早期退職制度「ライフシフト・プログラム」についても詳しく分析しています。

 この特集を読んでいると、トヨタ自動車の労働者も考えさせられるのではないでしょうか。「こんないい会社はない。賃金は高いし、リストラもない。子どもを就職させたい」と思っている労働者は多くいるでしょう。

 しかし、特集が書くように、日本社会は、このままでは先が見えない「新・階級社会」へ変貌を遂げています。電気自動車化、自動運転化などCASEと呼ばれる、米IT企業なども巻き込んだ「100年に1度の大変革」の中にあります。

 ホンダのように、ひたひたと迫るリストラ‥トヨタは例外だと言えるでしょうか?
スポンサーサイト



その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2021/09/18 11:38
コメント

管理者のみに表示