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◎赤旗、日経が1面トップで米の人種差別問題

 「しんぶん赤旗」と日本経済新聞が6月2日付の1面トップで、アメリカの人種差別を取り上げています。報道姿勢が異なる2つの新聞がそろって取り上げるのもあまりないことです。

 人種差別反対の全米での抗議デモは、キング牧師の1968年の暗殺時以来の規模になっています。デモは、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで、アフリカ系住民のジョージ・フロイド氏(46)が警官に殺害された事件が発端です。

黒人男性を抑え込む警官
(SNSに投稿された黒人男性を抑え込む警官の様子)

 5月25日に、フロイド氏が偽札を使った疑いで逮捕された際、警官が首を膝で地面に5分以上押さえつけて死亡させたといいます。現場にいた市民が動画を撮影し、SNSに投稿。怒りが全米に広がりました。

 「赤旗」は、次のように伝えました。
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抗議行動は5月31日、ミネアポリスに加え、ニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン、シカゴなど全米約140都市で集会やデモが行われました。また、欧州やニュージーランド(NZ)など世界でも31日から(6月)1日にかけ抗議が行われました。

首都ワシントンでは31日、市内のハワード大学前で学生・青年による抗議集会が開かれ数千人が集結しました。参加者は、「黒人の命は大切だ」「フロイド氏に正義を、われわれに正義を」との声をあげました。
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修 赤旗 黒人差別


 また、ナイキ、ネットフリックス、ツイッター、リーボックなど米企業が事件を非難し平等な社会をめざすために立ち上がることをよびかける声明をSNS上に次々と発表しています、と伝えました。

 ナイキは、「アメリカには問題がないと装うのはやめてください」「座って沈黙をしないでください」などの動画を発信しています。

 日経は、事件の背景を分析し、トランプ大統領の分断姿勢を厳しく批判しました。

修 日経 黒人差別


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 人種対立に加え、コロナが浮かび上がらせた所得や医療水準の格差の広がりが、デモを一段と過激にする。暴動を起こすデモ隊を「悪党」と呼び挑発的なツイートで反撃の構えを見せるトランプ氏は混乱を収めるどころか、自分の大統領再選のために対立と分断をあおる。世界をけん引する米国の指導者の異様な行動は世界の民主主義が抱える苦難の深さを示す。
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 ニューヨ-ク市では警官が抗議デモの参加者とともに片ひざをついて連帯の気持ちを表すなど、トランプ大統領のデモ鎮圧に反対する警官が出ています。米国の不幸は、大統領自らが分断を煽っていることです。
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その他 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2020/06/02 10:35
コメント
今回のデモ、デモ行進と無関係に投石の準備をしようと石を割ったり、店舗を襲撃しようとする便乗犯に対してデモ参加者がそれらを鎮圧する事態も発生しているようです。
トランプがテロ組織指定したANTIFAなどがそのような暴力行為に走っているとの見方もありますし、デモにかこつけた暴力行為を止めないと
トランプによる武力介入が正当化されてしまう恐れがあります。

暴力行為を働く者はデモから排除するという機運が必要でしょう。

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