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◎在宅勤務は効率? 非効率? 日本生産性本部アンケート

 昨日のこのブログ「トヨタで生きる」では、日立製作所がテレワーク(在宅勤務)を標準勤務にすることを打ち出したことを伝えました。日立のようにコロナ禍のなかで、在宅勤務を急速に増やしましたが、労働者はどう受け止めているのでしょうか?

 日本生産性本部は5月22日、「新型コロナウイルスの感染拡大が働く人の意識に及ぼす調査」を発表しました。20歳以上の1100人の雇用者のアンケートをまとめたものです。

 それによると、在宅勤務で仕事の効率が「上がった」が7・2%、「やや上がった」が26・6%で、合わせて33・8%でした。一方、「下がった」は24・8%、「やや下がった」は41・4%で、合わせて66・2%でした。

 下がった方が3分の2を占め、労働者側から見ると在宅勤務は問題が多いことが浮き彫りになりました。具体的な課題をたずねる(複数回答)と、「職場に行かないと閲覧できない資料・データのネット上の共有化」が48・8%で最多でした。

修 生産性本部 在宅勤務 アンケート円グラフ
(日本生産性本部の調査から)

 セキュリティなどで自宅からパソコンを通じて閲覧できない資料・データが多いことを示しているものと見られます。また、自宅で作業をする場合の課題も明らかになりました。

 アンケートでは、Wi-Fiなど通信環境の整備(45・1%)、部屋や机、照明など物理的環境の整備(43・9%)を求める声が多く出ました。ネットが普及したとはいえ、仕事に使うには自宅では不十分なのでしょう。

修 生産性本部 在宅勤務 課題
(日本生産性本部の調査から)

 日立は、「情報機器(モニター、Wi-Fiルーターなど)や作業机・ 椅子などの物品購入費用を補助する」ことを打ち出しましたが、当然でしょう。

 また、在宅勤務で「満足している」「どちらかと言えば満足している」を合わせると57・0%を占めました。満員電車での長距離通勤でへとへとになる日本の労働者。育児や介護に迫られている労働者からは、在宅勤務の要求も高くなっています。

 コロナ後を見据え、このアンケートは、在宅勤務はどうあるべきかを考える上で、多くの示唆を示しています。

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その他 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/05/28 09:49
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