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◎『アベ辞書』を引くと 「責任 あっても取らないこと」

 賭けマージャンで辞職した東京高検の黒川弘務・前検事長(63)。処分は「訓告」という超軽い処分に国民からごうごうたる批判が出ていましたが、法務省が国家公務員法に基づく「戒告が相当」と判断していたのをひっくり返し、首相官邸が「訓告」としたことが5月25日までに分かりました。

 国家公務員の「懲戒処分」は、免職・停職・減給・戒告・訓告・厳重注意・口頭注意があります。「戒告」までが法律上の処分ですが、「訓告」以下は軽微な処分で、退職金も支払われるといいます。

 黒川氏が産経記者らと行った賭けマージャンは、法務省の黒川氏への聞き取り調査で、いずれも1000点を100円に換算する「点ピン」と呼ばれるレートで、現金のやりとりは1万~2万円程度だったといいます。

 「お菓子やジュースを賭けた場合は許される。現金に関してはどんなに小さな金額であってもすべて賭博罪が成立します。極端にいえば1円でも成立します」(本村健太郎弁護士、「ヤフーニュース」から)

 安倍首相のように、「1万~2万円程度」で「訓告」なら、賭けマージャンは大手を振ってできることになります。安倍首相は、黒川氏を「内閣の守護神」にするために、憲法も法も踏みにじって検事総長に据えようと定年延長を閣議決定までしたために、黒川氏を厳しく処分できなかったのでしょう。

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 奈良時代に、都を奈良から京都へ移したことで知られる桓武天皇は、延暦3年(784)10月に「遊食・博戯の徒は、蔭贖を論はず決杖一百」にせよと命令しています(『続日本紀』)。

 博戯とは、賭博のことで、杖で100回殴れという厳しい処分でした。飛鳥時代から奈良時代にかけてすごろくや樗蒲(かりうち)と呼ばれる賭博が役人のなかで広がり、天武、持統、文武天皇などが再三にわたって禁止令を出していました。

 安倍首相は、黒川氏を検事長に任命したしたことについて、「内閣として認めた責任は私にある」とのべています。「責任」という言葉は、モリカケ疑惑、桜疑惑でも安倍首相の常套句になっていますが、「責任」を取ったことは一度もありません。

 『アベ辞書』には、「責任」とは、「あっても取らないこと」と書かれているようです。
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安倍政権 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2020/05/26 15:14
コメント
麻雀する間柄で内容が外に出たことの疑問や、その相手が新聞記者だとか
不可解極まる報道ですが
そこは気にならないんだよな、安倍政権批判者たちは都合よいよね

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