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◎「桜を見る会」前夜祭 弁護士ら662人告発

 黒川弘務東京高検検事長の賭けマージャンの大ニュースに隠れてしまいましたが、「桜を見る会」前夜祭で、参加した有権者に飲食代を提供するなどした行為は違法だとして5月21日、弁護士らが安倍首相と同首相の後援会幹部2人を東京地検に刑事告発しました。

 662人という多数の全国の弁護士や法学者らが告発したものです。森友学園、架計学園疑惑に、「桜を見る会」疑惑、さらに検事総長の人事まで動かそうとした黒川問題と安倍首相の国政私物化が次々と明らかになっています。

 告発内容は、安倍首相の政治団体である安倍晋三後援会が「桜を見る会」前日の2018年4月20日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)の宴会場「鳳凰の間」で、地元・山口県の支援者ら約800人を集めて開いた宴会の問題です。

 国会で野党が政治資金規正法違反として追及しましたが、安倍首相はホテルの明細書や請求書などの開示を拒否するなど、ごまかし続けてきたために告発にいたったものです。

 告発状では、最低でも1人あたり1万1000円と推定される飲食代を5000円しか徴収せず、有権者に差額の6000円を提供したことは公職選挙法違反の寄付行為にあたるとしています。

 また、後援会が参加者から得た推計約400万円の収入とホテルに支出した約400万円の宴会代を政治資金収支報告書に記載せず、山口県選挙管理委員会に提出したことは政治資金規正法に違反するとしています。

 告発人の一人の元最高裁判事の濱田邦夫弁護士は記者会見で、「自分の当選のために選挙民に供応することは政治家として許されることではない」と厳しく批判しました。

桜疑惑 日曜版


 「桜を見る会」疑惑は、「しんぶん赤旗」日曜版が昨年(2019年)10月13日号でスクープしたもの。日曜版の調査報道で、安倍首相の国政私物化が大問題になりました。

 安倍首相は国会で野党から追及され、窮地に陥りました。モリカケ疑惑に続く国政私物化の追及から逃れるために検事総長を意のままになる人物を据えようとしたのが黒川問題だといわれています。

 東京地検は、黒川問題で地に落ちた検察の本来の職務を示すためには、今回の告発を受理し、真相解明に全力を上げるべきです。公文書が改ざんまでされながら佐川宣寿・元財務省理財局長らを不起訴にした森友疑惑の二の舞は許されないでしょう。
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安倍政権 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/05/23 11:15
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