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◎防衛省 辺野古設計変更を沖縄県へ申請

 コロナ危機のどさくさにまぎれて防衛省が4月21日、沖縄県へ名護市・辺野古の海の埋め立ての設計変更を申請した。土砂とともに沖縄県の民意を辺野古に投げ捨ててきた安倍政権は、またもや県民を平気で踏みにじる。

 昨年12月末に、私は12回目の沖縄旅行へ行った。安倍政権が米軍のための新基地をつくる辺野古の現場を大浦湾側から見た。米軍キャンプシュワブ基地の前の青い海は、無残だった。

 大型作業船が行き交い、辺野古の海を埋め立てている。何があろうとも新基地を建設しようという安倍政権。マヨネーズ状の軟弱地盤に6万本の杭を打つことを防衛省がねらっていることが昨年2月に発覚した。

30 辺野古201910 その1
(辺野古の海の大浦湾側の埋め立て現場=2019年12月)

30 辺野古 201912 その2
(辺野古の海の大浦湾側の埋め立て現場=2019年12月)


 そのための設計変更を沖縄県に申請したのだ。設計変更では、埋め立て区域北側の大浦湾の大半で地盤改良を実施。改良工事にはサンドコンパクションパイル(SCP)、サンドドレーン(SD)、ペーパードレーン(PD)の三つの工法を用いるという。

 これまでよりさらに多い約7万1000本の杭を打ち込むほか、護岸の形状を変更するなどとしている。軟弱地盤は最深で海面下90mまで達しており、国内の作業船は海面下70mまでしか工事はできない。

赤旗 辺野古 防衛省
(「しんぶん赤旗」、4月22日付から)

 防衛省は、軟弱地盤の改良工事を伴う埋め立て工事の工期・工費を「12年・約9300億円」との見通しを示している。工費は、当初の見通しの2・7倍にも膨れ上がった。

 防衛省技術検討会は、設計変更を認めているが、検討委員の一部の委員が就任前に、建設コンサルタント大手「日本工営」の社内検討委員として辺野古の工事の助言をし、報酬を得ていたことが東京新聞の取材で明らかになった(4月15日付)。

 「日本工営」は、軟弱地盤の改良工事の設計変更を担当している。評価する側と評価を受ける側が一体であることが暴露された。こんな馴れ合いがまかり通ってきた末に出されたのが設計変更の申請だ。

 沖縄県の玉城デニー知事は、「申請書の内容を精査した上で法令にのっとり、厳正に対処する」と語り、設計変更を認めない方針だ。県民の圧倒的支持で知事になったデニー知事としては、絶対に認められないからだ。

 安倍政権がどんな強権を使っても、新基地の建設は2030年以降になる。それでも新基地を建設するというのか? コロナ禍で自粛要請が続き、補償には多額の財源が必要だ。ムダな新基地建設は中止する以外にない。
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沖縄 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2020/04/23 15:16
コメント
一方、浦添軍港では翁長知事含めた県側は軍港移設に伴いクルーズ船の岸壁等について等の提案を着々と進めていた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1062407.html
リゾート地区にクルーズ岸壁配置を提案 軍港移設で那覇港組合 浦添市は難色
2020年01月24日 11:52
 浦添市への軍港配置に影響する港湾計画を検討しようと、那覇港管理組合や県、那覇市、浦添市で構成する「浦添ふ頭地区調整検討会議(検討会議)」が23日、那覇市の那覇港管理組合で開かれた。那覇港管理組合は那覇軍港移設協議会で議論するとされていた二つの配置案ではなく、現行港湾計画を基に、リゾートエリア側にクルーズ岸壁を配置する案をたたき台として提示した。
No title
現在の焦点は辺野古でしょ。
No title
焦点をずらすというやつですね

安倍さんとかの手段ですよね
No title
数年前まで共産党は辺野古も浦添も同じ基地問題として扱っていたが
今では「現在の焦点は辺野古」といった具合に焦点ずらしを行うようになったのは何で?

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