FC2ブログ

◎京大iPS研の山中所長 新型コロナ「5つの提言」

 ノーベル賞を受賞した京都大学 iPS細胞研究所の山中伸弥所長が「新型コロナウイルス情報発信」をネットで続けています。このなかで、「5つの提言」をしています。

 提言1では、「今すぐ強力な対策を開始する」をあげています。日本のPCR「検査数が世界の中でも特異的に少ないことを考えると、感染者の急増はすでに始まっていると考えるべきです」と強調しています。

 山中所長が「特異的に少ない」と指摘するように、日経新聞(4月2日付)は、日本のコロナ検査は1日8000件出来るのに2000件弱で、独の17分の1にすぎず、世界に後れをとっていると警鐘を鳴らしているほどです。

コロナ検査数の各国比較 日経20200402
(日本の検査数はびっくりするほど少ない。日経新聞、4月2日付から)

 提言2では、「感染者の症状に応じた受入れ体制の整備」をと訴え、▽省令等により、無症状や軽症の感染者は、病院でなく専用施設で経過観察できるようにする、▽予約が激減しているホテルや企業の宿泊付き研修施設を活用――などの具体策を示しています。

 提言3では、「検査体制の充実(提言2の実行が前提)」を呼びかけています。日本では「無症状や軽症の感染者の急増による医療崩壊を恐れ、PCR検査を限定的にしか行ってきませんでした」と指摘した上で、「必要な検査を安全に行う体制の充実が求められています」と主張します。

 提言4では、「国民への協力要請と適切な補償」を訴えています。このブログ「トヨタで生きる」では、昨日アップした記事で日本共産党の志位和夫委員長が「自粛と一体で補償を」と主張していることを紹介しました。山中所長も同じ考えです。

 提言5では、「ワクチンと治療薬の開発に集中投資を」と訴えています。山中所長は、「アメリカ等でワクチンや治療薬が開発されても、日本への供給は遅れたり、高額になる可能性もあります。産官学が協力し、国産のワクチンと治療薬の開発に全力で取り組むべきです」と主張します。

 さすがはiPS細胞の先覚者だけに、新型コロナワクチンの開発に日本が集中投資すべきとの提言は重みがあります。安倍首相! 山中所長の提言を真摯に受け止め、直ちに実行すべきですよ!
スポンサーサイト



新型コロナウイルス | 2020/04/02 15:13