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◎トヨタとNTTがスマートシティで協業

 トヨタ自動車は、あらゆるモノやサービスがつながる「Woven City」(ウーブン・シティ)のプロジェクト概要を発表(1 月7日、ラスベガスでの CES 2020で)していましたが、3月24日、NTTとこうしたスマートシティで協業していくことを明らかにしました。

 トヨタの豊田章男社長とNTTの沢田純社長が共同記者会見をして明らかにしました。スマートシティの技術基盤の「スマートシティプラットフォーム」の研究開発、企画、設計・構築・実装をしようというものです。

 そのために、両社は相互に株式を取得します。トヨタは、NTTの普通株式80,775,400株(発行済株式総数に対する所有割合約2.07%、総額約2,000億円)を取得。NTTは、トヨタの普通株式29,730,900株(発行済株式総数に対する所有割合約0.90%、総額約2,000億円)を取得します。

60 スマートシティプラットホーム
(スマートシティプラットホーム=トヨタのホームページから)

 トヨタは、スマートシティとしてトヨタ東日本東富士工場(静岡県裾野市)の跡地(2020 年末に閉鎖予定)を利用し、将来的には175 エーカー(約 70.8万 m2)の街づくりを計画しており、21年初頭に工事に着工する予定です。

 スマートシティをめぐっては、世界のIT企業がプラットフォームの開発をめざし激しい先陣争いをしています。米グーグルはカナダのトロントで、中国は習近平国家主席が音頭をとった新ハイテク都市、河北省の雄安地区(東京23区の3倍近くの面積)をはじめ各都市で、アリババやテンセント、バイドゥなどのIT企業がしのぎを削っています。

 NTTとの協業について豊田社長がスピーチを行いました。「NTTとトヨタが、日本を背負うという気概を持ってプラットフォームを作る」と強調しました。

 同時に、20春闘の労使協議会で豊田社長がのべた「トヨタ」と題した冊子(1955年にトヨタが発行)に改めて触れました。その冊子に描かれた円錐形のイラストの一番上に「佐吉翁の遺志」とあること。「これは『豊田綱領』のことであり、その中には『産業報国』の精神があります」と、“トヨタらしさ”を語っています。

NTTとの協業での豊田社長のスピーチは次のアドレスで読むことができます。
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/32065171.html

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決算・経営計画 | 2020/03/25 11:50