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◎NHK・BS1で「アウシュビッツ開放75年」を見た

NHKのBS1では、世界のニュースや世界のテレビ局が放送したニュースを伝えています。グローバル化が進み、日本だけのニュースでは、その意味、その背景がわからないので、とても貴重な番組です。

 最近見たのが「アウシュビッツ開放75年 悲劇の風化防げるか」(1月30日放送)です。第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴するアウシュビッツ強制収容所が解放されて75年を迎え、様々な行事が行われています。

 ドイツZDF(第2ドイツテレビ)は、ドイツ連邦議会での追悼式を放送しましたが、それをBS1が伝えていました。ドイツのシュタインマイヤー大統領が「ドイツ人は歴史から学んだと言うことができればよかったが…」などと国内での反ユダヤ主義の台頭に危機感をあらわにしました。

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(ドイツ連邦議会での追悼式=NHK・BS1の1月30日放送から)

 BS1は、ドイツでは、若者の4割が「ホロコーストを知らない、少ししか知らない」という驚くべき実態があること。極右勢力の台頭やユダヤ教徒を狙った犯罪も年間1800件と増えている――と指摘しました。

 その上で、こうした状況に危機感を抱き、悲劇の風化を防ごうと負の歴史を語り継ぐ人たちに迫っていました。ドイツで暮らすユダヤ教徒は約10万人で人口全体の0・1%にすぎないなか、1人の青年ユダヤ教徒の取り組みを追っていました。

 子どもたちにユダヤ教徒の真の姿を語りかける活動です。青年は「ホロコーストは、ドイツ人にとって抵抗なく簡単に学べる歴史ではありません」と地道な活動の必要性を語ります。

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(子どもたちに語りかける活動=NHK・BS1の1月30日放送から)

 ヒトラーのユダヤ人虐殺から75年。あのドイツでも風化しているのか、と慄然とします。日本からもアウシュビッツ強制収容所を見学するツアーがあります。

 先日、身近にいる全国教職員組合青年部の教師が、アウシュビッツ強制収容所を見学して学んできたことを話してくれました。確実に自分の事とし、授業にも生かそうとしている頼もしさ。現場から学ぶことの重要性を知りました。

 日本でも、安倍晋三首相が侵略戦争を「聖戦」と位置付け、A級戦犯を合祀する靖国神社へ参拝して、国内はもちろん、中国や韓国などから強く非難されたことは記憶に新しいところです。

 昨年9月に発足した第4次安倍再改造内閣は、20人の閣僚のうち安倍首相を含め12人が改憲・右翼団体「日本会議」と一心同体の「日本会議国会議員懇談会」(日本会議議連)の幹部らでした。

 安倍首相は、「令和の時代の新しい日本を切り開いていく。その先にあるのは自民党立党以来の悲願である憲法改正への挑戦だ」などと侵略戦争の反省の上につくられた9条の改憲に執念を燃やしました。

 ドイツと日本が違うのは、自民党の政治家が率先してファシズムが荒れた戦前に日本を回帰させようとしていることです。BS1を見ながら、安倍9条改憲を絶対に許してはならないとの思いでした。
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戦争と平和 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2020/02/02 15:26
コメント
共産党による戦中戦後の狂気を忘れてはならないし、日本共産党のソ連回帰の流れを一般市民は止めなければならないですね。
内容がなぜ安倍政権に・・ 笑
頭は大丈夫ですか?

A級戦犯も国によって、捉え方が違って
当然ですよね、ボケが

お前らの考え方のほうが恐いです

数年後も安倍さんの次の政治家を
一生懸命に批判してんだろうな

No title
「ソ連回帰」--冗談ですよね。ソ連が崩壊した時、「もろ手を挙げてバンザイ」した日本共産党をご存じないのですね。
絶対的な上司が居なくなって自分達が好き勝手出来るとなれば喜ぶでしょうね。
ここ最近の日本共産党のやってることはソ連の悪いところをそのまんま受け継いでる。

共産系陣営との戦争による戦死者は無かった事にするとか、ソ連的な粛清体質とかね。

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