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◎“全員一律”の賃上げを否定してきたトヨタ

 トヨタ労組は、これまで組合員の一律の賃上げ(ベア)要求を掲げていましたが、20春闘から会社が行う個人評価(A~Eの5段階評価など)を基にした要求に切り替える方向といわれています。

 こうした議論は、すでに19春闘の労使協議会で行われていました。第3回労使協(3月6日)で会社側は、「『高い賃金水準』『競争力』の観点を踏まえると賃金制度改善分をもって“全員一律”に賃金を引き上げる必要性はよく考えていかないといけない」と一律の賃上げに否定的な態度を示していました。

 組合側は、「組合員の一体感の観点から、『関係ない人』は作りたくない。『全員に配分される改善分』には拘っていく」とのべ全員の賃上げを強く求めていました。

 ところが豊田章男社長はこの労使協の場で、「今までの労使協で、今回ほどものすごく距離感を感じたことない。こんなに噛み合っていないのか。組合、会社とも、生きるか死ぬかの状況がわかっていないのではないか」と一喝。労使協の場は凍り付いたといいます。

19春闘 第3回労使協
(19春闘の第3回労使協議会を受けて出されたトヨタ労組の「評議会ニュース」から)

 一時金は、これまで会社は、組合の要求通りに夏冬年間で満額回答するのが通例でしたが、夏の回答しか示しませんでした。

 19春闘が終わると組合側は、「トヨタがおかれている状況の認識の甘さを深く反省」すると社長への謝罪とも受け取れる「評議会ニュース」の緊急特集号を出しました。

 冬の一時金を議論する秋の労使協議会で会社側は、組合の要求通り満額回答するとともに、「頑張っている人がより報われる会社を実現」するとして、最高に評価されている労働者には18年冬の1・5倍へ大幅に増やすことを明らかにしました。

 世界の自動車産業は、「CASE」と呼ばれるグーグルなどIT企業も巻き込んだ「100年に1度の大変革期」(豊田社長)のなかで、トヨタは「生きるか死ぬか」の状況であり、組合員は頑張れ、頑張れと煽られ続けています。

 こうしたなかで出されてきたのが、個人評価に基づく賃上げ要求の方向です。今年夏に全員に配布された「社員手帳」。その「第5章 私たちの心構え」のなかの1つに「チームワーク」があります。

 「自分の役割を果たし、相手の長所を引き出しながら、助け合う。自分とチームの力を高める」――個人評価を前面に出して、助け合えるのか、チーム力を高めることができるのか…。
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20春闘 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/12/28 17:20
コメント
くだらん事を考える必要はない

精いっぱい働け

それだけだわ

自分勝手な事を言い続け、まともに仕事と

向き合って来なかったから

創意工夫程度をこなす力もないんだわ


20の夢Wあたりでは、降格とか賞与カットとか、さよなら出向とか話にでないかや?

年人員のコンマ5ぱ位、首にしていくっての良くね?どーせ、居なくても変わらん奴等が溢れてんからな

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