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◎賃上げの配分 「評価で5段階」に? トヨタ労組

 「より頑張っている人に報いる原資として維持分を上回る賃金引き上げを要求していきたい。その意味で、メリハリをこれまで以上につけて配分をしたいと考えている」

 これは、トヨタ労組が12月26日に発行した「評議会ニュース」の20春闘第2回情勢報告の部分です。

 「より頑張っている人」に、「メリハリをこれまで以上につけて配分をしたい」――といって、これまでの一律賃上げ(ベースアップ=ベア)をやめて、賃上げ総原資を会社が評価する人に手厚く配分するというものです。

 冬の一時金の労使交渉の場になった秋の労使協議会で組合は、「変われていない組合員を守るのではなく、変えていく」と主張しています。こうした立場からの提案です。

 日経新聞が、「労組、『評価で5段階』提案」などと報じたことから、年末の時期にトヨタ労組の春闘の取り組みがメディアで大きく取り上げられています。

 18春闘で、会社がベア額を非公表にし、19春闘では組合がベア要求額を示しませんでした。日本の大企業でダントツの利益NO1企業のトヨタ労使の対応に、連合春闘を崩すものと言われています。今回の個人評価を基にした賃上げ配分は、それを加速させるものです。

テクニカルセンター
(トヨタのテクニカルセンター)

 日経は、「現行のA~Eの5段階の人事評価を反映し、賃上げ幅に差をつける案が有力」としており、トヨタ労組が具体的な案を示しているわけではありません。トヨタ労組が20春闘の要求案を組合員に示すのは20年1月下旬です。

 人事評価とは何でしょうか? たとえば第6回労使専門委員会では、事務技術職の評価・処遇の見直しが提案されています。職能考課分布の見直しでは、これまでのA~Eまでの5段階の評価を4段階にするとしています。

 それによると、Aは「期待を大きく上回る能力を発揮」、Bは「期待を一部上回る能力を発揮」したと評価。それを「見極め」て、昇格させるとしています。個人評価をますます強めるものです。

 今回の組合の提案は、こうした個人評価を賃上げ配分にも用いるというのでしょうか? 労働組合は、1人ひとりでは立場の弱い組合員が団結し、連帯してたたかう組織です。個人評価を強めれば、それが損なわれる恐れがあります。評議会、職場会での真剣な議論が必要です。
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20春闘 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/12/27 21:05
コメント
立場の弱い人達が近年、立場を逆手にとり

能力不足を会社や上司に責任転換したり

自分勝手な主張を繰り返し怠慢な働き方を

続けています。

話していると共産党のような主張が多く

時間のムダなんです

トヨタの待遇で達観しているようで

若年層にも悪い影響しかない

奴等が同じように賃金が上昇する事が

本当に不思議でした

やっと改革して行けそうで嬉しい。

できれば辞めさせたいよな



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