FC2ブログ

◎“餅を食べたら忘れる”→もちろん、桜が散るまでに一緒に散ってもらいます

 臨時国会が終わった12月9日の夕方、安倍首相が記者会見した。わずか33分の会見。うち13分が首相の成果を誇る空疎な演説。記者の質問時間は20分。最大の問題になった「桜を見る会」に安倍首相は直接触れず、記者の質問に答えたがわずか2分ほど。

 「会」の前夜に、首相後援会がホテルで、たった5000円で開催したという夕食会、オーナー商法で行政指導を受けていたジャパンライフの元会長が招待されたことなど、記者の質問に、これまでとまったく同じ回答をした。

 NHKの中継を見ていて無性に腹が立った。多額の税金を使って、自らの後援会員らに飲ませ、食わせしながら、何の問題もないとばかりに無表情で語る首相。招待者名簿も復元できない…。

12 安倍記者会見
(テレビ朝日系から)

 官邸記者クラブの質問のあり方にも疑問が残った。20分と限られたとはいえ、「桜を見る会」をもっと追及できなかったのか? 衆院の解散について質問した記者がいた。解散なんて、本当のことを言う首相がいるのか? 先日亡くなった中曽根康弘元首相は、“死んだふり解散”をしたくらいだ。

 翌朝のテレビ朝日系のワイドショーでコメンテーターは、記者会見を「儀式のようなもの」と酷評。アメリカでは、トランプ大統領がまともに答えるまで、記者が交互に質問すると紹介していた。

 記者会見が行われた同じ日、NHKは12月の世論調査を発表した。

……
 総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐる問題で、安倍総理大臣のこれまでの説明に納得できるか尋ねたところ、「大いに納得できる」が2%、「ある程度納得できる」が15%、「あまり納得できない」が30%、「まったく納得できない」が41%でした。
……

 「納得できない」が71%と圧倒的である。安倍首相の記者会見は、説明責任を求める国民にまったく答えていない。自民党議員はモリカケ問題などと同様、「餅を食べたら国民は忘れる」と思っているのだろう。

 安倍首相の「もちろん」という高笑いが聞こえる気がする。そんなこと、国民は絶対に許さない。もちろん、桜が散るまでに桜と一緒に散ってもらおうではないか。

 「国会を閉じ、年が改まれば、一連の問題も忘れられる――。首相はそう高をくくっているのかもしれない。しかし、政治権力が国民への説明を放棄した先に待っているのは、民主主義の土台の崩壊である」(10日付の朝日新聞社説)
スポンサーサイト



安倍政権 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/12/10 14:48
コメント
No title
共産党「民主党政権時代にジャパンライフの元会長を呼んだことは絶対に言及するな、やった奴は共産党から追い出す」

管理者のみに表示