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◎ローマ教皇 「核兵器禁止条約」に則り行動し、訴える

 38年ぶりのローマ教皇の来日。11月24日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、長崎で、広島で核兵器の廃絶を訴えました。長崎市の爆心地でのスピーチ「核兵器についてのメッセージ」で、こう語りました。

 「カトリック教会としては、人々と国家間の平和の実現に向けて不退転の決意を固めています。それは、神に対し、そしてこの地上のあらゆる人に対する責務なのです。

 核兵器禁止条約を含め、核軍縮と核不拡散に関する主要な国際的な法的原則に則り、飽くことなく、迅速に行動し、訴えていくことでしょう」

 そして、世界の政治指導者に、「核兵器は、国家の、安全保障への脅威からわたしたちを守ってくれるものではない、そう心に刻んでください」と訴えました。

 さらに、「日ごと武器は、いっそう破壊的になっています。これらは途方もないテロ行為です」と断じるとともに、世界の人々に「核兵器の脅威に対しては、一致団結して応じなければなりません」と呼びかけました。

 広島でもフランシスコ教皇は、「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけではく私たちの地球の未来のあらゆる可能性に反します」と語り、核兵器の使用は犯罪にあたると指摘しました。

80 ローマ教皇 広島で
(核兵器の廃絶を呼びかけるフランシスコ教皇=11月24日、広島=NHKテレビから)

 教皇が指摘したように、国連で「核兵器禁止条約」が122カ国の賛成で採択されたのが2017年7月7日。批准した国は、ローマ教皇のバチカンやニュージーランドなどで、条約発効に必要な50カ国まで、あと18カ国(9月27日現在)までになっています。

 日本は、世界で唯一の戦争被爆国でありながら、「核兵器禁止条約」に賛成も批准もしないのが安倍政権です。日米安保条約で米国の核の傘の下にいるために、アメリカや中国、ロシアなど核保有国の“段階的アプローチ”の立場に追随する恥しい態度を取り続けています。

 フランシスコ教皇が世界の指導者に向けて訴えたことを、安倍首相はどう受け止めたのでしょうか? 

 フランシスコ教皇は25日、首相官邸で安倍首相や各国大使館の代表などが出席する懇談会に出席。安倍首相は、これまでと同様、核保有国と非核保有国との「橋渡し役」を果たすなどとのべるだけで、「核兵器禁止条約」に背を向ける態度を示しました。
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戦争と平和 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2019/11/25 21:26
コメント
世界の核兵器の大半は中国と北朝鮮を除けばキリスト教の根差した国に存在していますがね。
バチカンは原子力発電を推進する立場ですが共産党には都合が悪いので取り上げません。

Holy See calls for boosting peaceful use of nuclear energy
https://www.vaticannews.va/en/vatican-city/news/2019-09/holy-see-gallagher-iaea-conference-nuclear-peace-development.html
Vatican Secretary for Relations with States, Archbishop Paul Richard Gallagher, on 16 September addressed the General Conference to the International Atomic Energy Agency.
By Robin Gomes

The Holy See has reiterated its support for the efforts and contribution of the International Atomic Energy Agency (IAEA) to “nuclear non-proliferation and disarmament”, as well as to the “safe, secure, and peaceful, development and operation of nuclear technologies”.
神や宗教を否定する共産党が、都合の良いところだけ取ってもなぁ。
↑↑↑
まさにその通りですね
No title
「神や宗教を否定する共産党が、都合の良いところだけ取ってもなぁ」は、大変な誤解です。

日本共産党は、「自由と民主主義の宣言」((1996年7月13日一部改定)で次のように信教の自由をかかげています。

……
 布教、伝道の自由をふくむ信教の自由を無条件で保障する。すべての宗教的行事は国家にとって私事とみなされ、いかなる公権力の介入もうけない。政教分離の原則を守り、国家は、どんな宗教にも特権をあたえず、かつ差別しない。宗教団体が政治権力の行使に参加することを認めず、また公権力の機関ないし国公立学校が宗教教育その他宗教的活動をすることを認めない。特定の思想や信仰を権力で押しつけたり禁止したりする、いかなるイデオロギー的強制も認めない。
……
共産党「いかなるイデオロギー的強制も認めない。」
共産党「ただし、靖国神社等の党に都合の悪い宗教やイデオロギーは弾圧する。」
じゃあ創価や反共で有名な統一協会でも良いんですね。そんなん当然ながら1人もいないだろうけど。
No title
靖国神社の信教は「私事」レベルではないでしょう。侵略戦争を賛美する特殊な神社です。首相が参拝すれば隣国から厳しい批判を受けるのは当然ですよね。
No title
出ました!共産党お得意の「~は例外」理論!

最終的には共産党に反対する人間は非国民であり人権を認める必要も無いと言うこと間違いなし!

「党職員は労働者では無い」「共産勢力に殺されたのは戦死者ではない」等の数々の実績が物語る恐怖の独裁者気質!

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