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◎“アベチャンネル”もやるじゃないか 「桜を見る会」

 安倍晋三首相が自身の後援会員ら約850人を招待した疑惑の「桜を見る会」。安倍首相を批判せず、“アベチャンネル”と揶揄されるNHKが11月14日の午後7時のニュースで、独自取材した「安倍首相の国会答弁と食い違う証言」を放送しました。

 NHKも「桜を見る会」が安倍首相によって私物化されたと放送したのです。少し長いですが、以下はその内容――。

……
 まず「桜を見る会」の前日に「前夜祭」などと称して安倍総理大臣の後援会が都内のホテルで毎年、開いていた懇親会についてです。

 NHKが入手した「桜を見る会」の案内文には、前日の懇親会について、安倍総理大臣の後援会が主催し会費は5000円だったと記されていて、ことしの懇親会に出席した女性は「850人ぐらいが出席していた」と証言しています。

 政治資金規正法は、政治団体が会費を徴収して催し物を開いた場合には、その収支を政治資金収支報告書に記載することを義務づけていますが、政治団体「安倍晋三後援会」の収支報告書にはこうした懇親会の収支の記載はありません。

60 写真1 アベチャンネル
(NHKの11月14日の放送から)

 懇親会について安倍総理大臣は今月8日の参議院予算委員会で「各個人がホテルとの関係においてもそれはホテルに直接払い込みをしているというふうに承知している」と答弁し、会費は出席者がそれぞれホテル側に直接支払ったと受け取れる説明をしています。

 数百人規模のパーティーの代金を出席者一人一人がホテル側に直接支払うことは可能なのでしょうか?

 NHKは過去に懇親会が開かれていた都内の2つのホテルに取材しました。いずれも個別のケースについては答えられないとしましたが、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」は「パーティーの代金は原則として出席者から個別に受け取ることはなく主催者や代表者から一括で受け取る」と説明しました。

 「ホテルニューオータニ」は「代金を個別に受け取るか一括かはケースバイケースで相談次第だ」と回答したうえで、会費5000円のパーティーのプランはあるかどうか尋ねたところ「パーティープランの最低価格は1人1万1000円からで値切り交渉などには応じられない」などと説明しました。

菅官房長官は14日午後の記者会見で、安倍総理大臣の後援会が「桜を見る会」の前日夜に、東京都内で開いた懇親会の会費が1人5000円だったとされることについて、「安倍総理大臣の事務所のことなので承知していないが、5000円でできないことはないのではないか。想定の範囲だと思う」と述べました。

60 写真2 アベチャンネル
(NHKの11月14日の放送から)

 このうちことし4月の懇親会に出席した山口県内の地方議員は「5000円の会費は会場の部屋の前に設けられた受付でホテルの従業員ではなく安倍総理大臣の事務所の関係者に支払ったと思う。このような会合でホテル関係者に会費を支払うということはありえない」と証言しました。

 そのうえでこの議員は、5000円の会費について「ホテルで開かれるパーティーと考えると、少し安いと感じた」と話しました。

 このほか安倍総理大臣は「桜を見る会」の招待者について「各界において功績・功労のあった方を各省庁からの意見等を踏まえ幅広く招待している。私は招待者の取りまとめ等には関与していない」と答弁しています。

 しかしNHKが入手した「桜を見る会」の案内文は安倍総理大臣の事務所が地元関係者に参加を募る内容になっていて、実質的に安倍総理大臣の事務所が支援者の参加を取りまとめていたことを伺わせる内容になっています。

 かつて自民党の国会議員の秘書を務めていた地方議員がNHKの取材に応じ、総理大臣主催の「桜を見る会」には国会議員の推薦枠があったとしたうえで、「みずからもその枠を割りふる仕事をしたことがある」と証言しました。

 この地方議員によりますと、十数年前の自民党政権時代に自民党の国会議員の秘書を務めていた際、総理大臣主催の「桜を見る会」の参加者に国会議員の推薦枠があることを知らされ、その枠を議員の支援者に割りふる仕事を担当したということです。

 この議員は、「秘書の仕事として、議員の指示を受けて支援者に『桜を見る会』への参加を呼びかけたことがある。割り当てられた推薦枠は5人ほどで、後援会で功労があった方やお世話になった方に声をかけていた」と証言しました。

 そのうえで、「桜を見る会」は公的行事というより政治活動の色彩が強いのかという質問に対し、「そのように指摘されても否定しづらい部分は大いにある」と述べました。

 さらに、地方議員になったあと、「桜を見る会」に実際に参加した際に感じた違和感についても証言しました。

 この議員が住んでいる地域では、地方議員が「桜を見る会」に招かれることはふだんはほとんどなかったということですが、自民党の総裁選を控えていた去年の『桜を見る会』には、この議員を含めて多くの自民党の地方議員が会に招かれたということです。

 この議員は「ふだんは招待されないのに総裁選前に全国の自民党の地方議員が呼ばれたということは、3選を目指ざす安倍総理大臣への支持固めという意味合いがあるのではないかという疑いを感じた」と話していました。
……

NHK 安倍答弁
(NHKの11月14日の放送から)

 NHKがこの独自取材を放送した14日、日本共産党の志位和夫委員長は記者会見で、安倍首相の「疑惑はふくらむ一方だ」とのべ、3点の疑惑を指摘しました。

 第1は、「桜を見る会」を安倍後援会が私物化し、国民の血税を使って買収を行っていた疑惑。第2は、1人あたり5000円の会費を取り850人規模で開催した「前夜祭」の収支が、安倍氏の関連政治団体の収支報告書に記載されていない問題。第3は、首相の虚偽答弁の問題――と指摘しました。

 その上で、官邸内の「推薦枠」があったにもかかわらず、また安倍後援会が招待者の取りまとめを行っていたにもかかわらず、「招待者のとりまとめに関与していない」(8日の参院予算委)とのべたのは、明らかな虚偽答弁。

 志位委員長は、「この3つの問題は、どれも安倍首相でなければ答えることのできない問題です。とくに虚偽答弁は深刻な問題です。首相が国会で疑惑をただされたらウソで切り抜けることが堂々とまかり通ったら、まともな国会審議ができなくなる。ですから首相が出席した予算委員会の開催がどうしても必要です」と強調しました。

 さらに志位委員長は、「首相が説明を拒否した場合や説明できなかった場合には辞めていただくしかない。このことを野党で共同して強く求めていきたい」とのべました。

 NHKの放送内容は、志位委員長が指摘した「3点の疑惑」を裏付ける内容になっています。安倍首相は、疑惑を説明する責任があります。説明できなかったら首相を辞める以外にないでしょう。

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安倍政権 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2019/11/15 14:08
コメント
桜を見る会 民主党政権でも議員「推薦枠」 国民・玉木代表明かす
https://www.sankei.com/politics/amp/191113/plt1911130020-a.html
国民民主党の玉木雄一郎代表は13日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」に関し、平成22年4月に鳩山由紀夫政権で開催された際、旧民主党が各議員に「推薦枠」を割り振り、招待者を募っていたことを明らかにした。「各議員4名だったと思うが、推薦枠があり、私自身もお世話になった方々を連れて行った」と語り、自身も支援者を招待したことを明かした。

 当時民主党の当選1回生だった玉木氏は、同党が「党関係招待者検討チーム」を作り、選考基準を示して所属議員から招待者を取りまとめていたと説明。基準は「民間人を優先」「国民から疑惑を持たれないよう配慮」-といった内容で、情報公開請求があればリストを公開する可能性があるとも明記していた。関係者によると、旧民主党全体で2500人の「推薦枠」があったという。
 玉木氏は「公開を前提に名簿の提出を求めていた」と述べ、旧民主党が透明性の確保に配慮していたと強調。さらに「民主党政権時代も含め、選考は基準があいまいなところがあるのも事実だ。しっかりと事実関係を明らかにし、廃止も含めて検討する」と語り、桜を見る会の在り方を見直すべきだとの考えを強調した。
 玉木氏の後に記者会見した菅義偉官房長官は、来年度の桜を見る会を中止すると発表した。



コレはどうする?
もう解散総選挙で良いのでは。今やられたら、野党共闘の調整が間に合わずに褪せるだろうなぁ。

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