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◎「クルマの両輪」で雇用は守れるのでしようか?

 このブログ「トヨタで生きる」では昨日、「IT人材争奪戦 『年収3000万円』!」をアップしました。今日は、その続きです。

 電機大手の富士通、NECがIT人材争奪戦を行っている一方で、NECグループは、約3000人が早期退職で会社を辞め、富士通は2850人がリストラされたことを伝えました。

 こうした電機大企業の組合は、電機連合(労働組合の全国組織・連合に所属)に加盟しています。電機連合は、自動車労連と並ぶ民間大単産で70万人を超えていましたが、現在は56万人に減少しています。大企業のリストラとたたかわない労使協調主義の組合です。

 電機のトップメーカー、日立製作所の中西宏明会長は、日本経団連会長でもあります。その中西会長、「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです」と語り(今年4月22日)、大問題になりました。

 日立は、「営業利益率5%に満たない事業は撤退する」 として、神奈川県の戸塚事業所、HGST小田原事業所を閉鎖。日立関連の日立国際電気の半導体製造装置事業と日立工機の売却を発表しました。

 日立工機は、米投資ファンドに売却されました。黒字でも、営業利益率5%以下なら売却し、労働者をリストラするという“黒字リストラ”を強行してきました。

 中西会長の「終身雇用なんてもう守れない」発言は、こうした実態をのべたものにすぎません。

 中西会長に続いて、日本自動車工業会の会長でもあるトヨタ自動車の豊田章男社長は同工業会の記者会見(5月13日)で、「雇用を維持し、税金を払っている企業にとってもう少しインセンティブが出てこないとなかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきたのではないか」とのべました。

120 トヨタ労組 タイヤの両輪のイラスト
(トヨタ労組の「評議会ニュース」、第86回定期大会の開催結果から)

 日本の製造業のトップが相次いで、終身雇用を否定したのです。トヨタ労組の「評議会ニュース」(10月25日発行)は、同労組の第86回定期大会(10月19日開催)について報告しています。

 この中で、「今期の活動に臨むにあたっての想い」について、「トヨタは『生きるか、死ぬかの状況』。だからこそ、『労使はクルマの両輪』であるということを、見つめなおす必要がある」とのべています。

 そして、2つの車輪の一方を「組合」、もう一方の車輪を「会社」としたイラストを掲載しています。豊田社長が終身雇用を否定するなか、“両輪論”でわたしたちの雇用は守れるのでしょうか?
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職場は今 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/11/06 20:53
コメント
責務を理解し果たしている人の雇用は守られます
しない、できない、権利の主張だけ
なぜか50歳位で定年者主張する

給料に合った働き方ができない人は
覚悟しておけばよい

仕事をするのは あ た り ま え

仕事付加価値 > 個人の色々主張

でない奴は、もう必要ない

ちなみに第2組合思考者
仕事は期間工思考 ≪ 個人主張

=めんどくせ~奴

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