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◎スバルがトヨタグループへ

 トヨタ自動車9月27日、SUBARU(スバル)に追加出資し、出資比率をいまの16・8%から20%に引き上げる、と発表しました。スバルもトヨタに出資します(1%未満)。

 同日、トヨタは、「議決権比率は現状の16.83%から20%以上となり、SUBARUはトヨタの関連会社となる見込みです」と表明しました。スバルが持ち分法適用会社になるからです。

 これにより、スバルの損益は、出資比率に応じてトヨタの連結決算に反映されることになります。スバルは18年3月期で、世界で106万台を販売しています。

 トヨタグループ入りになると、トヨタグループの世界販売は、ダイハツ工業、日野自動車を加え1100万台以上になり、独フォルクスワーゲン、日産・ルノー・三菱自工グループを抜いて1位になる見通しです。

 トヨタとスバルは、これまでにスポーツカーを共同開発し、トヨタは製造をスバルに委託して「86(ハチロク)」の名称で販売し、スバルは「スバルBRZ」の名称で販売してきました。

スバルのBRZ
(スバルのBRZ=2013年の東京モーターショーで)

 さらに今回の出資拡大で、86/BRZの次期モデル共同開発やスバル車へのハイブリッドの搭載拡大、コネクティッド領域での協調、自動運転分野での技術連携などをすすめるとしています。

 スバルは、2017年以降に無資格者による完成車検査や、排ガス・燃費データの改ざんの問題が相次いで明らかになり、企業責任が厳しく問われてきた経過があります。こうした不正の企業風土は根絶されたのでしょうか。

 トヨタは、マツダやスズキともお互いに出資しており、自動運転化など「CASE」と呼ばれる「世界の自動車産業の100年に1度の大変革期」(豊田章男社長)のなかで、国内で巨大なトヨタのグループが形成されることになります。

 国内の自動車産業は、トヨタ、日産、ホンダの3つの巨大グループへと集約されることになり、自動車産業の独占化がすすむことになります。
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決算・経営計画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/09/28 18:29
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