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◎セーラー服から「もんぺ」へ 豊田市で第32回戦争展 (中)

 豊田市で開かれている第32回「平和のための戦争展」(豊田産業文化センター。9月1日まで)では、「子どもたちに伝える平和のための資料展」のコーナーが設けられています。侵略戦争、朝鮮などの植民地化が推し進められるなかで、子どもたちがどんな犠牲を強いられたかを示すものです。

 戦争で、「もっと学びたかった、夢も見たかった」という子どもたちの思いが無残にも押しつぶされていきました。日本は、「世界で1つの神の国」で、「世界に輝く偉い国」だと教えられました。

戦争展2の2 (2)


 コーナーでは、戦時中、どんなスローガンが掲げられたかを示しています。
「ぼくらの心は弾丸だ!」「私たち、銃後を守る勤労戦士」「一億の心を盾に、征け戦士」「進め一億、火の玉だ!」「国を愛し、君に尽くせ」「女性はすべて、良き妻 賢い母に」…。

 「君」とは天皇のことです。「欲しがりません、勝つまでは!」と、窮乏を強いられました。女子は良き妻、賢い母になれとの教育が行われ、セーラー服から「もんぺ」に着替えさせられました。

 徴兵される前の男子は、銃後を守る勤労戦士と位置付けられ、授業をやめて工場で働かされました。制服から足にゲートルを巻くなど兵隊と同じような姿にさせられました。

30 戦争展2の2 (1)


 侵略戦争に負けると、一転します。教科書が黒塗りになるのです。戦時中に使われていた教科書(特に国民学校の第5期国定教科書)から、1部の教材を黒塗りして使いました。

 「世界で1つの神の国」などとは教えられなかったからです。敗戦によって、日本が軍国主義から民主主義へと価値観の転換を象徴するエピソードとしてしばしば取り上げられています。

 黒塗りといっても、削除すべき部分を切り取り、貼り合わせるなどの方法で削除されており、実際に墨を塗るのは、こうした方法で削除できない部分に塗られていることが多いといいます。

12 黒塗り教科書
(黒塗り教科書)

 74年前の日本は、こんな国だったのです。2度と戦争―侵略戦争をしてはならないことを憲法9条に書き込みました。子どもたちを連れて戦争展へ行ってみませんか。



トヨタ施設で火災けが人なし
2019年08月30日 20時43分 時事通信

 30日午後4時40分ごろ、愛知県豊田市トヨタ町のトヨタ自動車本社敷地内にある技術開発施設のビル8階で出火した。同市消防本部が消防車など12台を出動。8階の一室に煙が充満したため、煙を排出して消火に当たり、約2時間半後に消し止めた。県警豊田署によると、けが人はなかった。同署と消防が詳しい状況を調べている。
 トヨタの渉外広報部は「今後の生産に影響はない」と説明している。
 トヨタや消防によると、8階建ての技術開発施設の建屋8階で何らかの原因で火災が起きた。施設内には当時約1300人が勤務しており、全員が外に避難した。
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戦争と平和 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/08/31 10:56
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