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◎社員全員が“トヨタ一家”?

 トヨタ自動車とトヨタ労組が毎月行っている「労使拡大懇談会」。7月度は、7月29日に開かれました。組合の「評議会ニュース」が報告しています。今回は河合満副社長、西野勝義委員長らが参加しました。

 河合副社長は、「社長以下、全員が一枚岩となって、一つの家族のようになり、社員手帳にある『トヨタらしさ』を取り戻すべく、一人ひとりが考え、行動に移そう」との想いをのべました。

 「社員手帳」は、このブログ「トヨタで生きる」でアップ(8月20日)したように、自動車産業の「100年に1度の大変革期」(豊田章男社長)に、同社長がこの間、社員はどうあるべきかと語ったことをまとめたものです。

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 河合副社長は、豊田社長と社員との間には、「まだまだ距離感」があること。「社員手帳には、『トヨタらしさ』への想いが全て書いてある」として、“一つの家族”のように頑張っていこうとのべました。

 西野委員長は、「トヨタが選ばれ続けるために、豊田綱領の精神を全員で再確認し、自ら主体性を持ちやっていこう!」などとのべました。その上で、創意くふう運動が「まだ全員参加になっていない」こと。「労」も「使」もなく取り組んでいこうと語りました。

 「評議会ニュース」では、社長のメッセージ発信に「無関心だったのかもしれない」「生産現場として1秒1円改善に拘って日々活動を行っているが、自分達だけで満足しているのでは?」「トヨタイムズや社員手帳など、なぜこうしたモノが発信されたり、配布されているのか。その背景をしっかり理解し、発信する」――など事技系、技能系の組合員の声を紹介しています。

 社員全員は、“トヨタ一家”? まるで運命共同体のような危機感です。戦前の「産業報国会」を想起させる言葉を盛り込んだ「豊田綱領」の問題点については、このブログ(8月20日アップ)で指摘しています。

夏の花
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職場は今 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/08/23 14:23
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