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◎オリンピックを「選手第一」に変えよう

 韓国で開かれていた平昌冬季五輪が2月25日、終わりました。日本のメダルは金4、銀5、銅4の計13個で過去最多になりました。怪我から復帰して2大会連続金を獲得した羽生結弦など、ドラマは数多くありました。

 一方で、課題も見えてきました。今年は日本でも記録的な積雪量になりましたが、平昌でもマイナス10度以下の酷寒のなかでのオリンピックでした。

 産経新聞は、「競技時間は『マネー第一』運営 朝型?夜型? 日本人選手が苦心」(26日付)の記事を掲載しました。「フィギュアスケートやスピードスケートなど欧米で人気の種目が、昼夜逆転でスケジュールを組まれたためだ」といいます。

 小平奈緒が金メダルをとったスピードスケート女子500メートルは、欧州の昼に当たる午後9時ごろの開始と指摘します。「背景には、巨額の放映権料を払う米NBCユニバーサル(NBCU)の意向があり、『選手第一』ならぬ『マネー第一』の運営は2年後の東京五輪も人ごとではない」とのべています。

 NBCUは、「2014年から32年まで計10大会の米国向け放映権を120億3千万ドル(約1兆3100億円)で獲得。IOCは競技日程の編成でその意向を無視できない」からだと指摘します。

産経新聞の図 選手第一に
(産経新聞、26日付から)

 このブログ「トヨタで生きる」では、「“沙羅ちゃん”の涙、涙」を2月14日にアップしました。銅メダルを獲得した高梨沙羅らのスキー・ジャンプ女子ノーマルヒルは、開始が9時半で、競技が終ったのは日付が変わる直前の午後11時50分頃で、その異常さを指摘しました。

 ところが「共産党が隠したい事実」という名のコメント者は、前回のソチオリンピックと時間は変わらないとした上で、「皆さん、共産党の主張を見るときは『デマ流布』にご注意下さい。オリンピックにつけこんで『貴方の心の隙間』を狙ってきます」などという、なんでも日本共産党に結びつけるあきれたことを書き込んできました。

 朝日新聞のコラム「天声人語」(26日付)も、夜遅い種目は欧州のテレビ中継に合わせ、朝早い競技は北米向けの放送を優先したこと。米NBCの発言力は抜きんでていて、「国際オリンピック委員会(IOC)の収入の4割を1社で支払う上得意」であり、五輪は“NBCファースト”になっていると指摘しています。

 そして、2年後の東京オリンピックでは、「『選手ファースト』に戻せないか。まさかとは思うが、日付をまたぐサッカーや早暁に始まる野球など見るに忍びない」と書いています。

 産経新聞も朝日新聞もオリンピックが商業オリンピックになっていることを指摘しているのです。それを「共産党が隠したい事実」という名のコメント者は、日本共産党の「デマ流布」というのです。コメント者こそがデマを流布しているのではないでしょうか。
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その他 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2018/02/27 12:48
コメント
No title
最近の五輪は商業主義で・・スポンサーの多大なマネーに翻弄されていて特にアメリカは5000億円もの大金をつぎ込み
IOCもそれに従わなければ・・などの契約があるのでしょう。東京五輪はどうか・・夏の暑さ対策が心配です。
共産党が隠したい事実
前回大会や各五輪での開始時刻の比較は党に都合が悪いので普段は参考にもしない産経新聞の情報なども鵜呑みにして張り付けています。

皆さんはデマに騙される前にJOCなどに出ている開催時刻を良く見て判断しましょう。
https://www.joc.or.jp
No title
そもそもの問題「選手第一」であれば東京五輪は暑さ対策のためにも早朝や深夜開催の方が最適であることも「何故か都合良く忘れている。」というのもポイントですね。


夏のTOKYO 暑すぎて選手も観客もヤバイ!
毎日新聞 2017年8月12日 09時00分(最終更新 8月12日 11時15分)
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170812/k00/00m/050/142000c
晴天の場合、マラソンのスタート予定時刻の午前7時半でも6地点の平均が約33度と高く、レース終盤の午前9時半には約37度に達した。一方、午前5時半だと約27度となった。国や都はマラソンの暑さ対策として、舗装の改修などを提案しているが、研究結果からは、スタート時刻を早める方がはるかに効果が高いことが分かったという。

 首都大学東京の熊倉永子助教(都市環境工学)は「スタート時刻は早ければ早いほどいい。日陰のない場所では日射を遮るなどの対策が必要だ」と話す。
No title
新聞赤旗では早朝や夜の開催を強く望んでいます。

赤旗を呼んでアスリートファーストに立ち戻ろう!


2017年7月24日(月)
主張
東京五輪まで3年
誠実で簡素な大会準備に徹し
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-07-24/2017072401_05_1.html
アスリートファースト(競技者が主人公)という点で「暑さ対策」に万全を期す必要があります。今夏の猛暑にみられるように、東京五輪の期間は、最も高温で熱中症が多発する時期です。この問題は「選手への医療と選手の健康に関する対策を奨励し支援する」(オリンピック憲章)上で当初から指摘されてきたことです。

 地球温暖化と異常気象の下で、競技者と観戦者の生命・健康保持は大会準備の重要課題です。大会組織委員会は早朝や夜の競技時間の設定を検討し、都と国は「暑さ対策推進会議」で熱中症予防に「気流創出ファン」「ミスト(霧雨)冷却装置」などの配備を計画しています。暑さ対策は、ゆるがせにできない課題だけに細やかで行き届いた対策を強く望みます。
その他の批判コメントには反論しないの?
あんまり反論すると赤旗に載っていることを批判する反党行為を積み重ねてしまいかねないからね。
No title
 1964年の東京オリンピックは、絶好のスポーツ日和の10月10日から始まりました。2020年は、7月24日からです。問題は、なぜ、酷暑の7月~8月に開かれるのでしょうか? 米NBCUは、「2014年から32年まで計10大会の米国向け放映権を120億3千万ドル(約1兆3100億円)」で獲得しています。
 IOCは、巨額の放映権を収入の柱としており、ナショナルフットボール(レギュラーシーズンは9~12月)など欧米で人気プロスポーツが開かれず、テレビ放送に余裕がある7~8月に五輪の日程を組み込んでいるからです。
 こうしたオリンピックの商業化などの大きな問題に目を向け、簡素で選手ファーストへと改善をはかるのは当然でしょう。しかし、20年東京オリンピックの開催が決まった以上、「しんぶん赤旗」の「主張」で、せめてもの改善策として早朝や夜の競技時間の設定を検討するよう提案するのは当たり前のことです。
 それを、「反党行為」などと言うのはちゃんちゃらおかしいですね。あなたの目が余りも「反共」で曇っているからでしょう。
No title
本文中の紹介

>そして、2年後の東京オリンピックでは、「『選手ファースト』に戻せないか。まさかとは思うが、日付をまたぐサッカーや早暁に始まる野球など見るに忍びない」と書いています

直前のコメント

>せめてもの改善策として早朝や夜の競技時間の設定を検討するよう提案するのは当たり前のことです。

ブレブレ過ぎて凄いですね!
No title
反党行為を示唆されたら清々しいまでに手のひらを返して自分の記事内容を批判してる事からも党の締め付けが良く分かりますね。

赤旗記事をベースに批判や意見貰うと何も反論出来ないか赤旗の肯定しか出来なくなる。
コレだけは終始一貫しているんですね。

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