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◎トヨタ 第1回労使協 会社「極めて優位性のある水準」と牽制

 トヨタ自動車の18春闘の労使交渉――第1回労使協議会が2月21日(水)、開かれました。

 組合の要求は、賃上げは、1万300円(定期昇給に当たる賃金制度維持分は7300円。ベアは3000円=3年連続で3000円)。年間一時金は、6・6カ月(昨年より0・3カ月増)。シニア期間従業員(2年目からの期間従業員)の日給引き上げ150円――です。

 組合の評議会ニュースによると、委員長に就任し、初めての春闘に取り組む西野勝義委員長は、「労使の基本精神である、『徹底した話し合い』が大変重要」とトヨタの労使協調路線を強調しました。

 豊田章男社長も、「『徹底した話し合い』は当社競争力の根幹」と応じ、「2月24日は、トヨタ再出発の日(注、大規模リコールで豊田社長が米公聴会に呼ばれた2010年の同日のこと)であり、労使宣言締結の日、当時の学びを踏まえ、話し合いを重ね、強くなった私たちが、攻めに転じる日にしたい」とのべました。

トヨタ 堤工場労働者
(賃上げ、一時金は切実です。写真は出勤するトヨタ労働者)


 外人取締役として初めてディディエ・ルロワ副社長(ルノーのルマン工場副工場長などを歴任)が出席。世界の自動車メーカーの「『生きるか死ぬかの戦い』を生き抜くために、『体力(収益)』と、市場が前年割れ見込みの中、トヨタは『勢い(プレゼンス)』を確保し、(18年の世界販売計画)対前年2桁増の950万台へチャレンジ」しようとトヨタのいっそうの競争力強化に向けて激を飛ばしました。

 賃上げについて組合側は、「トヨタの動向が世の中の注目を集め、影響を与えている環境下において、我々に期待されている役割・責任をしっかり果たす必要がある」と利益NO1のトヨタと組合の立ち位置を指摘しました。

 これに対し上田達郎専務役員は、トヨタの賃金は「極めて優位性のある水準」と強調した上で、「各社の賃金の絶対水準に着目した賃金引上げこそが重要であり、『大手企業・親会社-α』といった従来の昇給決定の枠組みを打破していかなくてはならない」とのべました。「大手企業・親会社-α」は、組合側がこれまで主張してきたことです。

 その上で、「トヨタの働き方を変革し、オールトヨタ、ひいては日本の競争力強化に資する賃金制度、人事制度も含めたメッセージを発信していきたい」とトヨタの賃金・人事制度が日本の競争力を左右するものであると強調しました。

 一時金について上田専務役員は、「今回の要求水準は極めて高く、そのまま応えることは困難」と早くも組合側を牽制しました。

 第2回労使協は、2月28日(水)に開かれ、3月14日(水)の金属労協(JCM)のいっせい回答日に合わせて回答が示される予定です。
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18春闘 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/02/24 10:58
コメント
No title
知人や親戚から言われるのがトヨタに入って良かったな・・
日本一の給料をもらって羨ましいと。マイホームも20代で叶い・・会社も福利厚生面で積極的に応援してます。
同期は猿投台にトヨタホームを買ったな。その時の値段が確か1500万円・・これからも賃上げは続きますがトヨタは日本の製造業の柱。少し貰いすぎかなと思うのがトヨタマンの本音です!
貰いすぎと思うなら、働きが足らないんだろう。
友人は大学から研究の方に行った奴等が多いが私よりも多いよ
トヨタが貰いすぎと感じる人は周りがブルーが多いのでは?
労働力観点からなら頂の給料
No title
大学出と高卒では給料に体系が違うから・・
高卒は現場の最前線でしかも2交代で働いるから給料がいいのは事実ですが一般の製造業に比べたらかなりの高給です。
大学出は事務系の仕事がほとんど現場の苦労は知らないからな・・裁定労働で・・わいわい騒いでいるがトヨタなんか平社員に関係の無い話。どうでもいいよ!ほんとに

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