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◎トヨタの新研究開発拠点 愛知県が造成地を引き渡す

 トヨタ自動車は、豊田市と岡崎市にまたがる山岳地帯に、テストコースなどの新研究開発拠点をつくりますが2月19日、土地を造成していた愛知県の大村秀章知事からトヨタの寺師茂樹副社長が引き渡しを受けました。

 山岳地帯とはいっても、トヨタ本社から東南へ15kmほどのところです。新東名高速道路や東海環状自動車道が近くを通る交通の要所です。徳川家康の先祖、松平氏が住んだといわれる豊田市松平とは目と鼻の先です。

 愛知県はここに、「豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業」をすすめてきました。開発面積は、650・8㌶(東京ドーム約141個分、皇居約6個分)という広大なもので、愛知万博や中部国際空港島を上回るといいます。

 東工区、中工区、西工区の3つがあり、この日トヨタは、中工区(177㌶)の引き渡しを受けたものです。約3000億円をかけてテストコースや研究開発施設を建設する予定です。

トヨタテストコース 愛知県作成地図
(トヨタの新研究開発拠点の地図=愛知県のホームページから)

70 トヨタテストコース グーグルアース
(トヨタの新研究開発拠点の航空写真=グーグルアースから、2017年2月27日撮影)

 トヨタは、19年から稼働を始め、23年までに稼働を完了させる予定です。ここへの通勤は最終的に3850人にのぼる予定で、車3700台が通うとしています。

 11種類のテストコースが造成される予定。全長5・3kmの山岳コースは高低差が15mあり、多数のカーブとともに、自動車の耐久性や安全性などをテストします。

 トヨタは昨年12月、2030年にはEVとFCV(燃料電車)を合わせて世界で100万台以上の販売をめざす。EVは、2020年以降、中国を皮切りに導入し、加速させる。20年代前半には、日本、インド、米、欧州に順次導入し、世界で10車種以上販売する計画――を発表しました。

 新研究開発拠点は、こうした電動化の研究・開発を担うもので、静岡県の東富士研究所、北海道の士別試験場、愛知県豊田市の本社テクニカルセンターに次ぐ4つ目の拠点になります。

 大規模開発について、環境破壊の恐れが指摘されてきました。日本共産党の大村よしのり豊田市議が昨年12月の市議会で、市当局に環境アセスメントの評価書にもとづき、事業区域内の森林・谷津田(やつだ)の保全対策や周辺道路の渋滞対策などを求めました。

 市側は、▽維持管理する水田は8.8㌶、▽谷津田の維持管理については、土地引き渡し後にもトヨタがとりくんでいく、▽動植物に配慮しながら、水田内の水管理や畦の草刈りを適切に行っていく――などと答弁しています。
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決算・経営計画 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2018/02/22 10:16
コメント
No title
昔はその先の三河湖までドライブで行ったのを
思い出すな・・トヨタマンも通勤で40分ぐらいなら
遠くはないな

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