fc2ブログ

経団連が評価する要求とは?

 トヨタ労組など自動車総連に加盟するメーカー組合が2月16日、春闘の要求をいっせいに会社側に出しました。賃金は、日産自動車労組をのぞいて、「賃金制度維持分」(いわゆる定昇分)だけで、横並びで見送りました。

 一時金は、4~5月+アルファーで、前年の妥結額を上回る要求を出しています。「大手労組 一時金攻防へ」(朝日新聞17日付)と書かれたように、2011春闘は早くも、労組が一時金を満額獲得できるかどうかが焦点になっています。

 日立やパナソニックなど電機連合も、自動車総連と同じように、賃上げ要求を見送りました。日本経団連の労働担当役員である大橋洋治副会長(全日空会長)は、「『組合側が苦悩して出した要求だ』と評価した」(日経新聞17日付)とのべました。

 経団連から“評価”される労組の要求とは―? 3月16日の回答日(予定)まで1カ月。組合員の生活は、会社以上に深刻です。組合員から評価されるような回答を、なんとしても引き出してもらいたいものです。

110211 テクニカルセンター

(トヨタの社員にも早く春が来てほしいものです)
スポンサーサイト



2011春闘 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/02/17 14:30
コメント

管理者のみに表示