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◎平和リレー講座 今年は豊田市高岡地域へ

 毎年開かれている「豊田市平和リレー講座」(豊田市平和委員会や新婦人豊田支部などでつくる実行委員会主催)は、今年で18回目を数えますが4月29日(土、祝日)に、豊田市高岡地域で行います。

 実行委員会は、「1927年(昭和2年)、豊田市南部の高岡地域で、全国から大軍を集めての大軍事演習が行われました。アジア太平洋戦争に向かう中、天皇も参加しての歴史的な大演習でした。侵略戦争の始まりに位置づくそれらの遺跡を訪ねましょう」と呼びかけています。

 見学地は次のようです。

1、陸軍大演習の碑が多数残る高岡地域 (西岡町、駒場町他)
2、戦没者「慰霊碑」のシンボルに鳩  (高岡町)
3、召集された「神馬」(シンメ)  (上丘町)
4、学童疎開5つの寺で受け入れ  (若林西町、前林町他)
5、名鉄電車に機銃掃射で悲劇  (竹町)

 集合時刻・場所は、午前9時45分に高岡コミュニティセンター駐車場です(電車利用の人のために午前9時30分に若林駅からマイクロバスが出ます)。

 参加費は2000円(資料代、バス代、保険料)。昼食は各自持参(途中コンビニに寄ります)。定員は50人で、定員になり次第に締め切るとしています。

 申し込みは、FAXに名前、住所、年齢、生年月日(保険のため)、自宅電話番号、携帯電話番号、集合場所を書いて事務局の柏木義孝さんまで送って下さい。(0565)80-7104

2917平和リレー講座
(昨年は、豊田市南部の上郷地域から岡崎市、安城市に広がっていた岡崎海軍航空隊(第1、第2、第3航空隊があった)の基地跡を訪ねました。写真は、野田味噌商店で学ぶ参加者)
戦争と平和 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/02/18 17:46

◎“領収書は捨てた” 佐川長官へ納税者一揆

 確定申告で、「お宅の佐川長官のように、“領収書は捨てました”。よろしくね」と言いたい――そう考えていたら、なんと確定申告初日の2月16日、東京・霞が関の国税庁を約1500人が包囲しました。

 国有地を8億円も値引きして払い下げた森友学園問題で、「廃棄した」の答弁をくり返した佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官への怒りの行動です。「佐川長官はやめよ」「納税者一揆」「国民の財産をお友達に横流しにするな」「ウソ・ごまかし・ふざけた国会答弁を許さない」などのプラカードを掲げた参加者たち。

佐川長官 辞めよ
(国税庁の前で怒りのデモ行進する納税者たち=ネットから)

 「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」が主催もの。慇懃無礼な高級官僚そのものの顔をして、「資料は廃棄した」などと答弁をくり返した佐川財務省理財局長。安倍晋三首相を守った論功行賞で、長官へと出世しました。

 ところが“廃棄”したはずなのに、財務省が公開した近畿財務局の文書には交渉経緯が記されていました。また佐川氏は、「事前の価格交渉はない」と言い切っていました。

 しかし、財務局の担当者や学園側が金額を挙げてやりとりする音声データを日本共産党の辰巳幸太郎参院議員や宮本岳志衆院議員が入手。安倍首相に、森友学園の小学校の名誉校長に就任していた昭恵夫人の関与について迫りました。

 佐川氏は、長官への就任会見も拒否。日本共産党など野党は、虚偽答弁をした佐川長官を国会に招致するよう求めていますが、自民・公明の与党は頑として応じようとしません。

 これでは、納税者が怒るのは当然です。メディアも追っかけているはずでしょうが、まったく登場しません。どこへ雲隠れしているのでしょうか? そんな人物が国税のトップに座っていては、税金を払いたくなくなるのは当然でしょう。

 「佐川長官、出てきなさい!」
安倍政権 | コメント(7) | トラックバック(0) | 2018/02/17 10:42

◎安倍首相が謝罪 裁量労働制のデータで

 安倍首相が2月14日の国会で謝罪しました。“森友・加計問題”か、と思ったら、裁量労働制のデータ問題でした。

 安倍首相は同日の衆院予算委員会で、今国会で成立をねらう「働き方改革」一括法案に盛り込んだ裁量労働制をめぐり、一般労働者より労働時間が短くなるとしていたことについて、「私の答弁を撤回するとともに、おわび申し上げたい」と陳謝したものです。

 裁量労働制は実際に働いた時間にかかわらず、事前に決めた分だけ働いたとみなす制度。これを導入しているトヨタ自動車のみなし労働時間は9時間で、基準賃金の25%の裁量企画手当を支払っています。企画裁量型で370人、専門業務型で1403人、合わせて1773人が働いています(17年3月時点)。

 問題の安倍首相の答弁は1月29日の予算委でのべたもの。厚労省の「2013年度労働時間等総合実態調査」で、裁量労働制の労働者は1日9時間16分、一般労働者は9時間37分働いていると答弁しました。

 その上で、「裁量労働制で働く方の労働時間は、平均的な方で比べれば一般労働者より短い」とのべ、時短につながると主張。しかし、この調査は労働者全体の平均値ではなく「平均的な者」の労働時間であり、法定時間に時間外労働を加えて一般労働者の労働時間を長く見せかけるなどしていました。

裁量労働 野党6党ヒアリング
(厚労省に対し野党6党は合同ヒアリングを行いました=2月15日)

 このデータは、これまでもくり返し使われており、2017年2月17日の衆院予算委員会、15年7月31日の衆院厚労委員会で、塩崎恭久・前厚労相が、一般労働者の労働時間の平均が「9時間37分」、裁量型は「9時間16分」と答弁していました。

 日本共産党や野党6党は、「働き方」法案の大前提が崩れ、法案提出など許されないとして撤回を求めています。安倍政権は、裁量労働制を日本経団連の要望に応えて営業職にも広げようとしています。

 追い詰められた安倍政権。加藤勝信厚労相は、精査結果を週明けの19日(月)に国会に示すとしています。

 サービス残業の温床の裁量労働制の拡大や残業を月「100時間未満」まで認める上限規制、いくら働いても残業代がゼロの「高度プロフェッショナル制度」など、過労死を増やす安倍政権の「働き方改革」に反対しましょう。
安倍政権 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/02/16 11:44

◎賃上げ要求3000円を会社に提出 トヨタ労組

 トヨタ労組は2月14日、賃上げ要求3000円など18春闘の要求を会社側に提出しました。2月8日の評議会で可決したものです。3000円は、3年連続です。

 要求内容は――。
(1) 技能職、EX級、技能4等級の賃金を37万8480円に引き上げる。1人平均で1万300円の賃金引き上げを要求する。このうち定期昇給に当たる賃金制度維持分は7300円。賃上げ分(ベースアップ=ベア)は3000円。

(2) 年間一時金は、基準内賃金の6・6カ月を要求する(昨年より0・3カ月多い)。夏は3・6カ月、冬は3・0カ月を配分する。

(3) スキルド・パートナー(60歳定年以降で働く組合員)、パートタイマーは、賃上げ、一時金とも一般組合員の交渉結果に連動した要求をする。

(4) シニア期間従業員(2年目からの期間従業員)の日給を150円引き上げるよう要求する。

本社地区 出勤
(出勤するトヨタの労働者ら。右のビルはトヨタ本社)

 評議会では、職場委員長から安倍政権が3%の賃上げを日本経団連に要請していることについて、執行部の受け止め、要求水準との関係についての質問が出ました。

 執行部が提案したベア3000円は、基準内賃金の0・8%であり、賃金制度維持分を加えた1万300円では、2・8%です。安倍政権の3%要請に届いていないからです。

 執行部は、春闘は「『1年の総決算』として労使で議論を尽くす場であり、外部からの圧力でこれまで大切にしてきた労使の真摯な議論が損なわれることがあってはならない」と答弁しました。

 また、一時金要求を昨年より増やしたことについて職場委員長から、「単独の営業損益は通期で1兆1000億円黒字の見通しだが、為替変動による増益分が多く、収益構造が改善されているとは言いにくい」として、「満額が取れるのかという懸念の声もあった」との質問が出ました。

 執行部は、1年間の努力、頑張り、こだわり、思いを会社に訴えていくこと、全組合員が一枚岩となって交渉に臨むことが不可欠などと答弁しました。

 トヨタの春闘は、2月21日(水)に第1回の労使協議会が開かれ、以降毎週水曜日に2回目、3回目が開かれ、3月14日(水)の金属労協(JCM)のいっせい回答日に合わせて会社から回答が示されます。
18春闘 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/02/15 18:39

◎“沙羅ちゃん”の涙、涙

 韓国で開かれている平昌冬季五輪。ノルディックスキー・ジャンプ女子ノーマルヒルで2月12日、高梨沙羅選手(21)が銅メダルを獲得しました。同日午後9時30分から始まったのがNHKの生中継です。

 風が強く、雪が舞い、零下10度以上という悪天候。何度も中断し、2回目のジャンプに進出した30人全員が飛び終わったのが、なんと日付が変わる直前の午後11時50分頃でした。

 高梨選手は、2本とも103・5m。銅メダルでした。金メダル間違いなしと言われながら、表彰台に登れなかった4年前の悔しさを晴らしました。日本選手に迎えられた高梨選手は、涙、涙でした。

 インタビュー時にも涙が止まりません。記者をまっすぐ見つめるようにして語る、あの誠実なスタイル。「まだ自分は金メダルを取る器ではないと思いました。次の4年間で、その器になっていくしかありません」と語ります。

高梨選手
(涙、涙の高梨沙羅選手=テレビ朝日系から)

 金メダルを取ったのは、今季ワールドカップで7勝のノルウエーのレン・ルンビ選手です。4年前の高梨選手のように圧倒的な強さでオリンピックの頂点に立ちました。

 “沙羅ちゃん”といわれた4年前と比較すると、ジャンプ女子の世界は大きく変わっています。高梨選手を上回る選手が出てきたのです。ルンビ選手など大柄な選手は、助走路を、高梨選手を1km以上上回る時速87・5kmで走り降りたといいます。高梨選手は、次の4年間でルンビ選手を上回れるか…。

 それにしても、ノーマルヒルの開始が午後9時半に始まるとは異常です。オリンピックの中継は、アメリカの大手テレビ局が握っており、アメリカでの視聴率を考慮して放送されるといいます。

 日本と開催国の韓国とアメリカの時差は、14~17時間。日本・韓国の午後9時半は、午前7時半(東海岸)から午前4時半(西海岸)です。アメリカでは午前中なのに、日本・韓国では夜遅い時間です。

 選手のコンデション、開催国の盛り上がりを尊重すれば、開始時刻の再検討が求められるのではないでしょうか? 金がかかりすぎるオリンピックのあり方をふくめ課題はたくさんです。
その他 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/02/14 21:51

◎トヨタ本社向けデモに600人 “経団連も内部留保を言うようになった”

 毎年、春闘時に豊田市のトヨタ自動車本社に向けて早朝宣伝や集会、デモ行進し、労働者や下請け、地域住民の要求実現を迫るトヨタ総行動(愛知県労働組合総連合などでつくる実行委員会主催)。今年は、振替休日の2月12日(月)に行われた。

 総行動は1981年に始まり、今年で39回の歴史を刻む。大きな成果をあげてきた1つが過労死の労災認定だ。トヨタやトヨタ系の過労死認定を求めて遺族の内野博子さんや三輪香織さんが集会で訴え、デモ行進の先頭にたってきた。

★18総行動2
(出勤するトヨタの労働者ら=右手の青いビルがトヨタ本社)

 この日、市内の山ノ手公園で開かれた集会には、約600人が参加。よく晴れ渡ったが、風が強く寒かった。そのなかで09年に亡くなった夫=当時40歳=の過労自殺の労災認定を求めて裁判で争う女性(49)が訴えた。

 「プリウスのプロジェクトが大変だと話していました。上司からもパワハラで追い詰められていました。労災認定まで頑張ります」と訴え、参加者から大きな激励の拍手を受けた。

 この日は、“トヨタカレンダー”によってトヨタの労働者は出勤日になる。青いトヨタ本社ビルや本社工場、テクニカルデンターなど約2万人が働いているといわれる本社地区。

★18総行動1
(早朝、トヨタ本社前での訴え)

 愛労連の榑松佐一議長らが本社前や集会で訴えた。「私たちは内部留保の活用を訴え続けてきたが、いまや経団連や安倍政権まで言うようになりました」

 実際、今年18年の経団連の春闘対策方針「経営労働委員会報告」では、内部留保を「『人材への投資』も含めた一層の有効活用が望まれる」などとのべているのだ。

 日本の企業の内部留保は400兆円を超えている。なかでも利益剰余金などをふくめたトヨタの内部留保は、実に20兆円を超え大企業のなかで突出してNo1だ。

★18総行動3
(豊田市の山ノ手公園での集会)

 榑松議長はまた、トヨタの非正規労働者の期間従業員が5年働けば、労働契約法で無期転換を申し込むことができるのに、6カ月のクーリング期間を利用して無期転換逃れをしている、と厳しく批判した。

 集会では、岡崎民主商工会の林浅吉会長が、トヨタの3次下請けで単価を切り下げられたために、廃業に追い込まれたと告発。ばく大な内部留保、利益を下請単価引き上げに使うよう訴えた。

★18総行動4
(デモ行進)

 東京公害患者と家族の会や全労連、日本共産党の本村伸子衆院議員らが連帯のあいさつをした後、トヨタ本社に向けてデモ行進。豊田では数少ないデモだけに、多くの市民が、「大幅賃上げ」や「下請け単価の引き上げ」などのシュプレヒコールをくり返すデモに注目していた。

★18総行動5
(トヨタ本社前を行くデモ行進)
トヨタシンポ・総行動 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/02/13 18:54

◎定時に帰る仕事術 ドイツ在住27年のジャーナリストが書いた

 電通入社1年目の高橋まつりさん(24)の過労自殺につづいて、NHKの佐戸未和さん(31)が月159時間の残業で過労死--。日本の労働者の働きすぎ、過労死が改めて問題になっています。

 そのNHK記者を経験し、現在ではドイツに27年間住みながらフリーのジャーナリストとして多数の著書がある熊谷徹さん(58)。最近の新書本が、『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』(SB新書)です。

 熊谷さんは、NHK神戸支局で働き、夜討ち朝駆けで1日20時間近く働いたことも珍しくなかったといいます。朝日新聞阪神支局で、赤報隊を名乗る極右テロリストが、散弾銃で記者を殺害した事件(1987年)では、「3カ月間は、土日をふくめ1日も休むことができなかった」と著書に記しています。

熊谷徹 5時に帰るドイツ


 それだけに、5時に帰るドイツの労働者の働きぶり、時短は驚愕の事態だったといいます。熊谷さんは著書に、ドイツの年間労働時間は、OECDの調査によると1371時間(2015年)で、日本は1719時間(パート労働者をふくむ)との表をかかげています。

 トヨタの2000年代の総労働時間は、1900時間台で推移していますから、ドイツの労働者より約600時間も長く働いていることになります。トヨタと世界1を争っている独フォルクスワーゲンの資料を探していますが、個別企業の数字は残念ながら見つかりません。しかし、ドイツ最大の企業は当然、1300時間台でしょう。

 では、なぜドイツの労働者は、そんなに短いのか? 熊谷さんの著書から見てみましょう。「ドイツの労働時間の法的規制が日本よりはるかに厳しい」ために、「ほとんどの企業が1日10時間の上限規制を厳守している」といいます。つまり、1日2時間以上の残業はできないのです。

 トヨタの年間残業360時間超えの人数は、2015年度で5446人(そのうち事務・技術職が4528人=83・1%)を数えます。ドイツと比べ、いかに残業が多いかを示しています。

 もう1つが「効率を重視し、無駄を嫌うドイツ人のメンタリティー」と結びついた産業別労働組合と経営者団体との労働協約です。労働協約で、週当たりの所定労働時間を決めていることが時短につながっているのです。

 このため、「金属・電機メーカーでは旧西ドイツ35時間、旧東ドイツ38時間で、法定労働時間(週48時間)を大きく下回っている」のです。朝7時に出社し、午後3時に退社する人もいるといいます。

 ドイツでは、2~3週間の長期休暇をとることができるといいますが、それは日常的に共通ファイルをつくっていること。労働協約で仕事の内容を交わしているために、コピーなども「それは私の仕事ではありません」と拒否されるといいます。

 これは、ドイツの使用者、管理職は社員の健康と安全を守る義務があり、労働契約でも最も重要な義務の1つになっていること。熊谷さんは「過労死を防ぐためにも重要だ」と指摘します。

 さぁ、『5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人』を手にし、5時に帰ることができる日本をつくろうではありませんか。

その他 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/02/12 11:57

◎「廃棄した」文書はあった 佐川虚偽答弁

 財務省が、学校法人「森友学園」(大阪市)に国有地を格安で売却した問題で、佐川宣寿財務省理財局長(当時)の国会答弁が虚偽だったことが改めて明らかになりました。

 財務省が2月9日、学園との交渉内容がわかる新たな20件の文書を国会に提出したのです。

 安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与が疑われている森友学園問題。日本共産党の辰巳孝太郎議員が参院予算委員会(2月1日)で追及した際に、財務省側が存在を認めたもの。参院予算委の理事懇談会と衆院予算委理事会に同省が提出しました。

 現在、国税庁長官に出世した佐川氏の国会答弁をテレビで見るたびに、「慇懃無礼」とは、佐川氏のような高級官僚にぴったりだと思いました。「廃棄した」をくり返した文書が、また、また出てきたのです。

出世した佐川氏
(ネットでは、こんなパロディが出回っています)

 公開されたのは2013年8月から15年4月までに省内で作成された約300ページもの文書です。学園と財務局が、国有地(大阪府豊中市)を小学校用地として10年間定期借地した後に購入する契約を結ぶまでの交渉内容などが記されています。

 自民党は、野党が要求する昭恵氏や佐川氏の国会招致に、これまで頑なに拒否し続けてきました。ところが佐川氏については、自民党の森山裕国会対策委員長は、持ち帰って検討するとのべました。

 確定申告の時期が来て、国民から「領収証は、お宅の佐川長官のように捨てた」と言われることが激増する恐れが出てきました。国税庁長官は、表のように2014年から4代続けて理財局長の天下り先になっています。

 しかも任期は、いずれも1年。佐川氏の任期もあと4カ月余りです。安倍首相を守るために「破棄した」と忖度した佐川氏に責任をすべてかぶせ、トカゲのしっぽ切りする可能性も出てきました。

歴代国税庁長官
(歴代の国税庁長官=ウイキペディアから)

 すべては安倍首相を守るためです。こんな政治を許していいのか。講談社の「現代ビジネス」は、元Google日本法人代表を務めたことがある実業家・辻野晃一郎さんの「自民党支持者の私が安倍政権に抱いた『大きな疑念』」と題する記事を掲載しています。

 辻野氏は、森友、加計問題などをあげ、「権力を盾に国家のトップが平然とルール違反を繰り返す光景は傲慢以外の何物でもないし国民を愚弄する行為だ。最も恐ろしいのは、『魚は頭から腐る』といわれる通り、モラルハザードが国全体に蔓延していくことだ」とのべています。
安倍政権 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2018/02/11 11:27

◎落語家、立川談四楼のツイッターが面白い

 このブログ「トヨタで生きる」は、毎日更新していますが、落語家の立川談四楼さん(66)が、ツイッターを毎日アップしていると知りました。それは、それはと思い、のぞいて見ると――。

30 立川談四楼HP
(立川談四楼さんのホームページから)

立川1
立川2

 社会的話題だけではなく、政治問題も鋭くつぶやいています。こうした感覚が落語のネタに生かされているのでしょう。アメリカでは、俳優や歌手ら芸能人が政治問題で発言するのは当たり前です。

 トランプ大統領の国籍差別にメリル・ストリープさんらが痛烈に批判しました。日本では、政治的発言すると仕事から干されるといいます。それを乗り超えている談四楼さんの鋭い政治批判は、思想・信条を超えた人とのつながりがあるようです。

 談四楼さんの師匠は、自民党の参院議員をしたことがある故・立川談志です。その師匠のつながりで親しくしていたのが先日亡くなった、保守派の論客といわれた西部邁・元東大教授です。

 西部氏についてもツイッターで、「まだ見込みがあると思った西部邁先生は、安倍さんに保守の何たるかの学習会を開き、根気よく手ほどきした。それでも理解が及ばぬのみならず、安倍さんはついに『みっともない憲法』などと言うようになった。故に先生は『彼は保守ではない。米国ベッタリの思想のどこが保守と言えようか』と突き放した」とつぶやきました。

 こうした談四楼さんですが、昨年10月の総選挙では、「突っ走れ共産党!」とツイッターで公然と日本共産党を応援しました。「しんぶん赤旗」にも登場し、紙上独演会(2月8日付)で、こう語りました。

 「選挙後のテレビ番組で、あっちじゃなくて、良い方の小池さん、小池晃書記局長がテレビ番組で野党共闘についてきかれたとき、『損得で動いてはいない。見返りは民主主義だ』ときっぱり答えたんですよ。カッケー! 本当にかっこよかった」

 おあとがよろしいようで。

             ◇

 この記事は、2月10日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
日本共産党 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/02/09 16:58

◎ドイツ金属労組 50万人ストで賃上げ4・3%、週28時間制獲得

 ドイツの金属労組(IGメタル、230万人)が、50万人のストライキで、4・3%の賃上げと週28時間制を獲得する画期的な成果をあげました。国内、海外のメディアが大きく報道しています。それによると――。

 IGメタルの南西地区(バーデン・ビュルテンベルク州)では、フォルクスワーゲン、ポルシェ、メルセデスベンツ、ダイムラー、シーメンス、ティッセンクルップ、タレス、エアバス、ハネウェル、ボンバルディア、アトスなど自動車、電機など80社以上の労働組合が結集しています。

 組合は、①ドイツ経済が好調で、失業率が過去最低水準のなか6%の賃上げを要求、②8歳未満の子どもの世話や老親などの介護で必要な場合、通常の週35時間労働から、最大2年間、週28時間労働を――を掲げました。

 今年1月8日、警告スト(短時間、職場放棄するストライキ)や街頭でデモをくりひろげました。約16万人が参加しました。1月31日~2月2日までは、各地で日替わりの1日ストを決行。約50万人が参加しました。

 その結果、使用者側団体との2月6日の第6回労働協約交渉で、4月から4・3%賃上げする、週28時間労働制を2019年から導入する――で合意したものです。

 これは、他の地区もこれをモデルにして390万人の労働者に適用されるとしています。

70 ガーデアン IGmetal
(イギリスの大手紙「ガーデアン」は、IGメタルのたたかいを大きく伝えています)

 IGメタルは、1984年に週40時間労働を35時間にすることを求めてストライキを決行。12週間のストライキの結果、週40時間労働制を勝ち取りました。

 85年には週38・5時間から週37時間に移行する労働協約、90年には95年10月までに35時間制に移行する労働協約を実現しています。ドイツの年間労働時間は1371時間(OECD資料)で、「時短大国ドイツ」で知られています。

 IGメタルでは、労働者がストライキでたたかうのが当たり前になっています。日本では、電機連合が1970年代前半までは、賃上げ時にストライキでたたかってきました。それ以降は、電機、自動車、鉄鋼、造船・重機など金属大企業労組ではストライキは“死語”になり、会社側との“話し合い”しかありません。

 その結果、トヨタで年間総労働時間が1900時間台で推移するなど労働者の働きすぎが政治・社会問題になっています。過労死・過労自殺で認定される労働者が年間200件ほど続く異常な実態になっています。
その他 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/02/09 11:37
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