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◎ベア2% 連合が20春闘構想案

 労働組合の全国組織、連合は10月24日、中央執行委員会で2020年春闘の基本構想案を確認しました。12月3日に開く中央委員会で正式に決める予定です。

 賃上げ要求は、定期昇給相当分2%、ベースアップ(ベア)を2%程度としました。ベア2%程度は5年連続になります。

 構想案は、社会全体に賃上げを促す「底上げ」、中小企業や非正規雇用の水準を引き上げる「格差是正」、企業内最賃協定の「底支え」の各要求を設定しています。

連合本部
(連合本部=東京都千代田区)

 企業内最低賃金は、時給1100円以上としました。

 非正規雇用の目標水準は、勤続17年相当で時給1700円、月給28万5000円以上と設定。中小企業は最低到達水準と目標水準を設け、30歳でそれぞれ23万5500円と25万6000円としました

 連合集計では、19年春闘の実績は、ベアと定期昇給分をあわせた平均賃上げ率は2・07%でした。

 日本のトップ企業のトヨタ自動車の春闘は、リーマン・ショック後の09年春闘以来、13年春闘までの5年間、ベアゼロ状態が続きました。ようやく14年春闘で4000円要求して2700円の賃上げを獲得しました。

 15年春闘(6000円要求で回答は4000円)、16年春闘(3000円要求して回答は1500円)、17年春闘(3000円要求して回答は1300円)でした。

 ところが18春闘では、組合の3000円要求に、会社側はベア額を非公表とする異例の対応に出ました。19春闘では、組合側がベア要求額を示さない事態になりました。

 20春闘では、日本の春闘の「底上げ」「格差是正」「底支え」のためには、トヨタのベア非公表を打ち破ることが強く求められています。
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20春闘 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/10/25 15:57
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