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◎日曜版スクープ 防衛省がデータ隠し 辺野古70メートル超も軟弱地盤

 このブログ「トヨタで生きる」で報告(「沖縄リポート 19年末」)したように、昨年(2019年)末の沖縄旅行で行った名護市辺野古の青い海。この海を安倍政権は埋め立てて、米軍の新基地を建設しようとしている。海上には多数の作業船などが見えた。

 その青い海の埋め立てを行っている防衛省が、とんでもないデータ隠しをしていたことが「しんぶん赤旗」日曜版(2月9日号)のスクープでわかった。埋め立て地で軟弱地盤は、これまで70mまでとしていたが90mのところにもあったのだ。

25 辺野古 1

20 辺野古 2
(辺野古の青い海を作業船が行き交っていた=2019年12月末)

 安倍政権は70mまでのマヨネーズ状の地盤改良のために、工期は当初の5年から約2倍の9年3カ月に、費用も約3500億円としていたのを、約3倍の約9300億円に膨れ上がると試算していた。

 水深90mの地盤改良工事が可能な作業船は国内にはない。あるのは70mまで。専門家からは、地盤改良工事「施行できない」との声が上がる。知事選、衆参の国政選挙で沖縄県民は、「辺野古の新基地ノー」を安倍政権にくり返し突き付けてきた。

 それでも、県民の民意を踏みにじって埋め立てを強行してきた安倍政権。辺野古での米軍新基地建設は、きっぱりとやめるべきだ。次は、「しんぶん赤旗」(2月9日付)の記事から。

修 日曜版 辺野古スクープ


……
 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、予定地の軟弱地盤にかかわる「不都合」な地盤強度データを防衛省が隠ぺいしていた―。「赤旗」日曜版(2月9日号)のスクープが防衛省や地元・沖縄で衝撃を広げています。

 問題のデータは防衛省が設計の前提とする地盤強度を大きく下回るもの。軟弱地盤の改良工事は可能とする政府の「根拠」が崩れることになります。

 米軍新基地建設で焦点となっている建設予定地の大浦湾側に広がる「マヨネーズ並み」ともいわれる軟弱地盤。日曜版編集部の取材で明らかになったのは、軟弱地盤の最も深い水面下90メートルに達する「B27」地点の地盤強度です。

 実際に採取した土で調べた試験結果。防衛省の国会提出資料で土質調査報告書の巻末資料として英文で掲載されていました。その数値は、防衛省が設定する地盤強度を大きく下回り、3分の1しかない「軟弱」な場所も見つかりました。

 新基地建設予定地に広がる軟弱地盤は、大規模な地盤改良工事が必要です。しかし、90メートルの地盤改良工事が可能な作業船は国内にはありません。あるのは70メートルまで。専門家から、70メートル以深で地盤改良ができないなら、地盤沈下などが想定され新基地建設は困難だとの指摘が出ていました。

防衛省 データ隠し 1
(「しんぶん赤旗」・2月9日付から)

 しかし防衛省は70メートルまでの地盤改良でも新基地建設は可能と主張。その「根拠」としてきたのが、70~90メートルの地盤は「非常に固い」というものでした。防衛省は有識者でつくる「技術検討会」を設置。ここで地盤改良工事のお墨付きを得て、沖縄県に設計の変更申請を行う予定です。

 しかし防衛省は今回判明したデータを技術検討会に示していませんでした。
 元中堅ゼネコンの土木技術者は「この地盤強度では、安定して施工できない。技術検討会の議論の前提となっているデータの数値とまったく違い、これまでの検討は意味がなくなる」と指摘します。

 軟弱地盤の試験データの判明で、防衛省の現在の設計が根本から覆る事態となっています。

防衛省 データ隠し 2
(「しんぶん赤旗」・2月9日付から)

 B27の地盤強度をめぐってはこれまで、国会でたびたび大問題となってきました。岩屋毅防衛相(当時)は試験を「やってない」(2019年3月22日参院予算委員会)と答弁。国会への政府提出資料でも「B-27地点における室内試験を実施する必要はありません」としていました。
……
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沖縄 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2020/02/10 10:22

◎「沖縄リポート 19年末」⑨ 焼失首里城の再建を

 19年末の沖縄旅行も12月28日(土)、最後の日になった。帰りの飛行機が午後なので、午前中に火災に遭った首里城へ行った。県庁前のホテルから国際通りを通って30分ほどで着いた。

 沖縄のシンボルともいえる首里城に、これまで3回来ている。今回で4回目となるが、まさか焼失するとは! 19年10月31日、早朝からのテレビの生中継に、茫然として声も出なかった。

 首里城は戦前、正殿などは国宝に指定されていたが戦争で焼失した。現在の建物は1992年に復元されたもので、2000年に、世界遺産として登録された。基地依存から脱却しようと、観光・沖縄の中心施設を担ってきた。

 最初に首里城を訪れたのは35年前で、まだ再建される前だった。守礼の門が広い原っぱにぽつんとあったという記憶しかない。2回目に来た時は、立派に再建されていた。

 この日は、結構観光客が来ていた。3日前までは中に入れなかったらしい。現在は、正殿の手前まで入れるようになった。焼け落ちた屋根が見えた。係りの人に聞くと再建はいつから始まるかまだ決まっていないとのことだ。

焼失首里城1 IMG_0360
(焼失した首里城)

 首里城の再建について、玉城デニー知事は2日前の26日、正殿の早期復元と段階的公開、火災の原因究明、防火・施設管理体制の強化とともに、琉球文化の復活と国内外への発信など、7つの柱を基本に再建に取り組むことを発表した。

 寄付金は、年末までに全国から県と那覇市に合わせて12億5000万円ほど集まったという。県は、その使い道について、県民にアンケートを実施し、それをもとに条例化するという。

首里城2 IMG_0365
(焼失した首里城)


 沖縄県民の心の拠り所であった首里城が1日も早く再建されることを願う。5回目の訪問では再建された正殿を是非とも、見たいと思う。

 今回の沖縄旅行で、沖縄に大きな変化が起きていることを強く感じた。着々と進められる宮古島のミサイル基地建設、続いて石垣島にも自衛隊基地をつくるという。安倍政権が強行するものの、完全に行き詰まった辺野古への米軍の新基地建設、そして首里城の焼失と再建の動き…。

 2020年は重要な沖縄県議選(6月7日投票)が行われる。解散・総選挙を安倍首相が行う可能性が強い。いずれも、県民が願う米軍普天間基地撤去などの要求実現と「オール沖縄」の団結で、これからの沖縄の未来を切り開いていくチャンスだ。

 辺野古や宮古島などに、ばく大な税金と時間を注ぎ込むことよりも、観光など沖縄の経済基盤を強化することが重要だ。米軍基地の過重負担など、本土から差別され続けてきた沖縄の人たちの生活水準を引き上げることが最も大事ではないかと思った。 

(「沖縄リポート 19年末」は終わります)
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2020/01/18 13:51

◎「沖縄リポート 19年末」⑧ 県庁前デモ

 年末の沖縄旅行の12月27日(金)、少し疲れたので午前中はホテルで休んでいた。午後0時前に県庁と市役所の間にある通りで、金曜日の昼休みデモ待っていた。宣伝カーが来て参加者が集まってきた。

 この日で、1869回目になる。デモの先頭の横断幕に書いてあるように、1984年2月17日に、トマホーク配備反対をかかげて始まった。毎週、毎週、続けてきて35年にもなる計算だ。すごい!その粘り強さに感嘆あるのみだ。

☆沖縄昼デモ1


 私がこの昼デモに参加するのは4回目だ。参加者にあいさつをして仲間に入れてもらった。何人かは私のことを覚えてくれていた。90歳を過ぎた日本共産党の元国会議員の古堅実吉さんも元気で歩いているという。耳は少し遠いというが、その元気さには驚く。

 県庁の周りを1周するデモだ。わずか10分ぐらいで終わる。「辺野古の新基地反対」などのプラスターを掲げ、コールしながら歩く。県庁の前は、国際通りの入り口なので観光客も多い。車の中から手を振って激励してくれる人が多い。

☆沖縄昼デモ2


 県庁、市役所の首長は、「オール沖縄」の推す玉城デニー知事と城間幹子市長だ。自民党県連幹事長を経験した保守の翁長雄志氏が「オール沖縄」の推薦で知事になってから沖縄のたたかいは安倍政権に1歩も引かず、さらに勢いを増した。

 残念ながら翁長さんは18年8月に67歳で亡くなったが、その意志は確実に県民のなかに引き継がれている。知事選、衆院選、参院選で、辺野古の新基地反対の民意を安倍政権に何度も示してきた。

 それを踏みにじり、工事を強行する安倍政権。この日の昼デモも、そんな安倍政権を許さぬ思いでコールして県庁を1周した。豊田市に帰っても、毎月の「3日行動」や「19日行動」で、沖縄県民と連帯してたたかう決意を新たにしよう!

☆沖縄昼デモ3
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2020/01/16 18:37

◎「沖縄リポート 19年末」⑦ 那覇の対馬丸記念館

 那覇の不屈館を訪問した後、車で5分ほどの対馬丸記念館へ行く。戦前の沖縄戦で、激しいたたかいとなった1944年(昭和19年)8月21日、集団疎開する学童1500人近くが対馬丸に乗船し、長崎に向かう途中で、米潜水艦に撃沈されて犠牲になった。

 記念館は、この悲劇を2度と起こさないようにとつくられたものである。記念館の玄関前で、小学生10数人が記念撮影をしていた。入り口へ行くと、今日木曜日は定休日だという。

対馬丸0 IMG_0291


 記念館の中に人がいたので、とりあえず記念館の会費だけは支払おうと思い中へ入った。先程の小学生は、北海道の函館から来た豆記者なので、定休日だが特別に対応したのだと言っていた。

 豆記者のために、当時のことを知る語り部の女性が来ていた。私が愛知県から来たと言うと、とても感激してくれた。この記念館の近くにある「対馬丸犠牲者の慰霊碑 小桜の塔」は愛知県の小学生の1円募金が発端になって出来たことを話してくれた。

 「小桜の塔」は、愛知県のすずしろ子供会が、沖縄に子どものための慰霊碑がないので、自分たちの力でつくりたいと1円募金を始めたという。記念館にもよく来ているが、まったく知らなかった。

 記念館は、退位した平成天皇と皇后が来館したことで知られている。壁一面に展示されている子どもたちの写真。何度見ても、胸が苦しくなる。戦争は2度としない、させない――子どもたちの犠牲の上に憲法9条があるのだ。

対馬丸記念館
(犠牲になった子どもたちの写真=対馬丸記念館)

 ホテルに帰り、久しぶりに近くにある有名な国際通りを歩いてみた。何度も来ているが最近はだいぶ印象が変わってきた。通りの両側に雑多な土産物や、食堂、レストランが並んでいる。大きなホテルが3つつくられ、通りのかなりのスペースを占めている。

 洒落たステーキハウスが増え、途中にあった牧志公設市場も移転した。全体にスマートになった印象だ。昔の雑多で猥雑な雰囲気が好きだったなぁと思う。帰りに沖映通りにあるジュンク堂書店の沖縄関係のコーナーで本を数冊買って帰った。
沖縄 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/01/15 20:50

◎「沖縄リポート 19年末」⑥ 那覇の不屈館

 宮古島から飛行機で那覇へ行く。飛行機の到着が30分遅れたので、レンタカーを借りて走りだしたのは午後2時ごろだった。空港から比較的近くにある不屈館へ行く。

 不屈館とは、那覇市長や沖縄人民党委員長、日本共産党副委員長・衆院議員(7期)を歴任した故・瀬長亀次郎さん(1907~2001年)と民衆のたたかいの資料を集めた記念館だ。

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 毎年の年末の沖縄旅行では、必ず寄るところだ。瀬長亀次郎さんは、沖縄の祖国復帰と米軍基地のない平和な社会をめざして不屈にたたかった。“カメさん”の愛称で親しまれたように、沖縄県民に絶大な人気があった。

 不屈館では、焼失した首里城関係の展示が目立った。沖縄県民にとっては心の拠り所になる首里城の焼失はあまりにも辛いことだろう。年会費とカンパを支払い、館長の内村千尋さんに話を聞いた。内村さんは瀬長さんの二女である。

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 来訪者、特に団体客に対応できないほどのために、もっと広い場所への移転を準備しているという。そのための資金を集めていると語っていた。うれしい悲鳴だ。

 20年6月に行われる沖縄県議選は、とても重要な選挙になること。選挙前になるといろいろな動きが出てくるが、「オール沖縄」に結集する議員を増やさなければと強調する。その通りだと思う。

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 私が沖縄から帰った後だが、俳優の吉永小百合さんの詩の朗読と音楽家の坂本龍一さんの演奏が1月5日に沖縄で行われた(宜野湾市で)。沖縄では初めてだという。このなかで坂本さんは、「見方によっては亀次郎の時代と変わってない気もして嫌ですね」と“カメさん”に触れた。

 アメリカ占領軍と不屈にたたかった“カメさん”。今また、安倍政権の辺野古への新基地建設と不屈にたたかわねばならない沖縄県民。坂本さんは、この2つのたたかいを重ねたのだろうか。

沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2020/01/14 17:15

◎「沖縄リポート 19年末」⑤ 宮古島の地下ダム

 沖縄県宮古島には、サトウキビ畑の中に、珍しい地下ダムがある。地下ダム資料館(宮古島市城辺字福里1645-8)へ行った。参観者は他にはいなかった。係員が詳しく地下ダムについて説明してくれた。

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(宮古島は、平らな島で山や川らしいのがない)

 沖縄は、台風の通過道であり、しばしば被害に遭ってきた。宮古島は、年間降水量も2000mmを超える多雨地帯だが、サンゴ礁が堆積した琉球石灰岩でできている。このため雨は地中に染みこんでしまう。地下にある水脈も、そのままでは海へ流出してしまう。

 干ばつがくり返されてきた。そこで考えられたのが、石灰岩に竪穴を掘り、そこにコンクリートを流し込んで壁を作り、地下貯水池を作るというアイディアだった。飲料水や農業用水として使うという方法だ。

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(宮古島は琉球石灰岩のために雨は海へ流れてしまう=地下ダム資料館の展示から)

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(地下ダムの方式=地下ダム資料館の展示から)

 宮古島は、農業生産額が年間100億円を超えるように、沖縄県の市町村ではトップだ。サトウキビや葉タバコ、肉用牛、野菜、果実などが盛んで、県は「地下ダムを中心とする土地基盤整備が確実に進み、その成果が出ている」という。

 ダムというと水力発電という発想しかなかったので新鮮な驚きだった。この年は、愛知県の明治用水の関係者も活水と言う観点で視察に来たと言っていた。地下ダムは、島の発展に大きな役割を果たしている。

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(宮古島の模型=地下ダム資料館の展示から)
沖縄 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2020/01/13 11:04

◎「沖縄リポート 19年末」④ 宮古島でスタンディング

 年末の沖縄旅行では、宮古島で午後4時30分から行われるスタンディング行動に参加するためにホテルへ戻った。ホテルのすぐ横がスタンディング行動の宮古島市役所前なので歩いて行く。

 数人が横断幕やブラスターを持って集まっていた。隔週の水曜日にやっているという。「ミサイル・弾薬庫建設反対!」の大きな横断幕を持ち、「宮古島を標的の島にさせない!」などのゼッケンなどを付けていた。

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 宮古島市議の上里樹(うえざとたつる)さんに初めて会った。宮古島での自衛隊ミサイル基地反対運動の状況や20年6月に行われる沖縄県議の重要性について聞いた。

 上里さんは、ミサイル基地反対運動や辺野古の新基地反対運動にとっても重要な選挙戦になり、「オール沖縄」の議席を増やさなくてはならないと強調する。

宮古島スタンディング2 IMG_0284


 市役所前を通る車や歩行者も少なく、静かなスタンディングだった。歌を歌おうということになり、私にハンドマイクが渡され、「沖縄を返せ」などを歌ってしまった。

 ♪ 我らは叫ぶ 沖縄よ 我らのものだ 沖縄は

 沖縄は、どれだけ本土の犠牲にされてきたことか。明治時代の琉球国を廃して沖縄県にした琉球処分、戦前の多大な犠牲を強いられた地上戦、米軍統治下に置かれた戦後、そして今なお日本の米軍基地の7割が沖縄に集中する…。

 宮古島でたたかう人たちへの熱い連帯の思いを込めて歌った。同時に、日ごろのストレス解消にもなったスタンディングだった。
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2020/01/12 16:39

◎「沖縄リポート 19年末」③ 宮古島に弾薬庫

 レーダー基地を後にして、宮古島の東端にある保良地区の弾薬庫の建設予定地へ向かった。陸上自衛隊ミサイル部隊の配備計画を進める防衛省は昨年の10月7日、弾薬庫を含む関連施設の工事に着手した。

 海岸沿いに、東平安名埼へ向かって走っていると、小高い丘の上に重機が動いているのが見えた。そばに行くと丘の下は広い盆地のようになっている。かなり広い範囲で整地作業が行われていた。大規模な弾薬ができるのではないか。

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 戦争中、同じ保良地区の集落の中に弾薬庫があり、悲惨な爆発事故があったという。今でもその体験者たちが反対運動している。道路の反対側にはきれいな海が広がっている。こんなところに弾薬庫を作るのか。

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 このブログ、「トヨタで生きる」では、私が沖縄へ行く少し前に、「『i-新聞記者ドキュメント-』を見た」をアップした(2019/12/21)。東京新聞の望月衣塑子記者を主人公にしたドキュメント映画である。
http://toyotaroudousya.blog.fc2.com/blog-entry-3472.html

 望月記者は、安倍政権のスポークスマン、菅義偉官房長官がまともに答えるまで何回も何回も繰り返し質問するなど安倍政権を追及してきた。映画では、大きな荷物をキャリーバックに積み、精力的に沖縄を取材する姿が描かれている。

 望月記者は、うどんを食べた後、宮古島の弾薬庫建設現場に取材に行く。彼女は、現場で私と同じようにスマホで写真を撮っている。彼女の現地ルポ記事が東京新聞に掲載(2019年10月8日朝刊)されている。

……
 沖縄県史や住民の証言によると、太平洋戦争中の一九四四年二月、島南東部の保良地区の木山壕(きやまごう)を利用した旧日本軍の弾薬庫付近で、爆発事故が発生。兵隊四~五人で押していた手押し車から木箱が落ち、中の手りゅう弾が一斉に爆発した。その場にいた兵隊のうち少なくとも二人が死亡した。

 小学四年だった垣花豊順(かきのはなほうじゅん)さん(86)は「首相は戦争の悲惨さを何も知らないから何でもできる。新しい弾薬庫のわずか二百メートルに住宅もある。こんな場所に弾薬庫を置くこと自体間違っている」と語った。
……

弾薬庫2の2
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2020/01/11 16:04

◎「沖縄リポート 19年末」② 宮古島の自衛隊基地

 19年年末の沖縄旅行は、宮古島から始まった。中部国際空港から宮古島へ直行便で行った。去年も宮古島に3日間いたが、すべて雨に降られた。車で島内を走り回っていたので島の全体像はほぼわかっていた。小さな島でどこへ行くにも20分圏内と地元の人が言っていた。

 前日に、日本共産党宮古島市議の上里樹(うえざとたつる)氏に電話した。主要なポイントと夕方4時半から宮古島市役所前でスタンディング行動があると聞いた。

★宮古2 (2)


 まず島の中央部にある自衛隊のミサイル基地へ行った。2010年に策定された防衛計画大綱、中期防衛力整備計画に盛り込まれた。宮古島市上野野原の千代田カントリークラブ跡地で、昨年来た時は雨の中で、工事ゲート前で女性が数人、スタンディングをして、抗議していたところだ。

 基地はすでに完成していた。地対空・地対艦ミサイル部隊の隊員が入居し、ベランダには洗濯物が干してあった。家族で生活している様子だ。この1年の間に、あっという間に基地を完成させたという。市の城辺保良には射撃訓練場や弾薬庫を建設する計画がある。

★宮古2 (1)


 基地のフェンス沿いに、ビニールハウスが並んでいる。作業していた女性に話を聞いた。このあたりでは唯一、基地に反対をしているという。自衛隊のレーダー基地への道順と途中にあるというアリラン碑の場所を教えてもらった。

 フェンス沿いに基地を1周してみた。隊員の宿舎や主要な建物が完成していたが、中の方ではまだ工事が続いていた。
 
★宮古3


 アリラン碑は、なんとか見つかった。わかりにくい場所だった。沖縄戦当時、宮古島には、伊良部島も含めて16カ所の慰安所があったという。慰安所近くの与那覇博敏(当時小5)は、女性たちが井戸に通う姿をよく見ていた。

 彼女たちは、道端に腰を掛けて一休みしていた。戦後、与那覇は、朝鮮から連れてこられた女性たちのことを忘れまいと、休憩場所に大きな岩を置いた。岩は「アリランの碑」になり、「女たちへ」(日本語題字)と題する碑文が12カ国語で刻まれた。

★宮古4

★宮古5


 レーダー基地が目の前に見える。そばで見ると大きなドームが2つあり、そのそばに各種のレーダー施設がある。一帯は公園になっている。説明板を見ると、基地の中に多くの遺跡や旧日本軍の施設跡があるらしい。

 まったく静かで、のどかな風景の中で、とんでもないことが進行している。恐ろしいことだ。
沖縄 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2020/01/09 14:43

◎「沖縄リポート 19年末」① 辺野古の海

 安倍政権が米軍のための新基地を建設している沖縄県名護市辺野古。2019年12月27日(金)、米軍キャンプシュワブゲート前の座り込みが2000日目を迎えた。午前10時から有志で集会を開くと聞いていたので那覇市から車で駆けつけた。

 レンタカーで、米軍基地の間を縫うようにして通る高速道路を走り、辺野古に着いたのが午後0時過ぎだった。すでに集会は終わっていた。いつもたくさんの人が集まっているゲート前のテントは、閑散としていた。

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 残念! 間に合わなかった。2000日といえば5年以上にもなる。その数字には、沖縄県民の不屈の闘いが刻み込まれている。安倍政権がどんなに弾圧しようとも決して負けない。熱い思いになった。

残っていた人に話を聞くと、沖縄防衛局の土砂搬入工事はこの日で終わり、正月休みに入るため、座り込みも一時中断になるという。年明けの6日から再び座り込みを始めるとの事だった。ゲート前には警備会社のガードマン20人ほどが直立不動で警戒していた。

 年末恒例になった沖縄旅行も、今年で12回目になる。この12年間、大きな変化があった。県民をあきらめさせるために強引に土砂投入を行ったのが、1年前の18年12月14日だった。

 そのすぐ後の沖縄旅行で、このブログ「トヨタで生きる」に、私はこう書いた。

……
 私がゲート前に着いた時には、座り込んでいた沖縄の人たちは、若い機動隊員によって1人ずつごぼう抜きにされ、歩道に作られた“檻”に閉じ込められていた。

 ゲートの反対側の歩道からは、20人ぐらいの人々がプラカードやハンドマイクで抗議の声をあげている。民間警備会社大手のアルソックの警備員がゲート前に並んでいる。ダンプが米軍基地内に入って行く。
……

県民のたたかいで、安倍政権も工事の困難さを認めざるを得なくなり、大幅に工事を手直しせざるを得なくなった。

 辺野古と反対側の大浦湾側に、マヨネーズ状の軟弱地盤があり、約8万本もの杭を海底に打ち込まねばならなくなったこと。美謝川の付け替え、大量の土砂をどこから持ってくるのか…など、など、どう考えても無理な話ばかりだ。

工期は、当初の想定の5年から約2倍の約9年3カ月もかかり、新基地の完成は2030年代になると大幅に手直しした。費用も、当初想定の約3500億円から約2・6倍の約9300億円にもなるという。この手直しもあやしい。

 安倍首相は、「世界で最も危険といわれる普天間飛行場の1日も早い返還を実現する」などと擦り切れたレコードのようにくり返すだけで、思考停止状態に陥っている。

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(辺野古漁港のテント村で説明を受ける教職員組合の人たち)

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 一方、辺野古漁港にあるテント村には、この日も2つの教職員の団体が激励に来ていた。テントの前で、安倍政権の新基地建設が行き詰っていることの説明を受けていた。教職員の姿を見て、日本の民主主義と地方自治を守り、発展させようという戦いは全国に広がっていることを感じた。

 こちらのテント村には、「座り込み5731日」と、ゲート前のテント村よりはるかに長いたたかいを刻んでいた。そして、全国の人々を激励するスローガンがあった。

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 「勝つ方法はあきらめないこと」

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沖縄 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2020/01/02 11:20

◎米軍・辺野古新基地 完成は10年先の2030年代へ

 このブログ「トヨタで生きる」では、沖縄県の辺野古に米軍の新基地建設を強行している安倍政権と県民が正面からたたかっていることを、毎年年末にルポしてきました。今年も、沖縄で取材中です。

 そのさなかの12月25日、防衛省沖縄防衛局は専門家による「技術検討会」の第3回会合を防衛省内で開きました。そこで示された変更は驚くべきものでした。

 【工期】 当初想定の5年から約2倍の約9年3カ月、
 【費用】 当初想定の約3500億円から約2・6倍の約9300億円

 新基地の完成は、何と2030年代になるというのです。安倍首相は、「世界で最も危険といわれる普天間飛行場の1日も早い返還を実現する」などとオウムのように繰り返してきましたが、はるか遠くなったのです。

 工期と費用が大幅に狂ったのは、辺野古の大浦湾側にマヨネーズ状の軟弱地盤があることが明らかになったからです。約8万本もの杭を海底に打ち込むなどの大規模な地盤改良をしなければならないといわれています。

 昨年9月の知事選で、新基地反対を訴えて圧勝した沖縄県の玉城デニー知事は、安倍政権の設計変更を認めないと語っており、さらに工期が伸びることは必至です。

 費用についても、沖縄県は2兆5500億円と試算しており、約9300億円以上に膨らむのも目に見えています。兆単位のばく大な税金を使って新基地を建設する大義はまったくありません。

辺野古の青い海
(辺野古の青い海)

 この1年だけでも、知事選での圧勝に続き、今年2月の県民投票、4月の衆院補選、7月の参院選――沖縄県民はすべてで「辺野古ノー」の民意を示してきました。

 そうした民意を完全に無視し、新基地建設に突っ走る安倍政権。さらに10年以上も民意を無視して工事を強行しようというのでしょか。「勝つ方法はあきらめないこと」――県民たちは、この合言葉でたたかい続けるでしょう。
沖縄 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2019/12/26 18:22

◎民意も投げ捨てる安倍政権 辺野古・新基地土砂投入1年

 今年も年末に沖縄旅行へ出かける。2008年から始めた沖縄旅行は12回目になる。安倍政権が民意を投げ捨て、名護市辺野古に米軍の新基地をつくるために土砂を投入して、この14日で1年になった。その現状などを報告したいと思う。

 写真は、今年12月に撮影した土砂投入現場である。土砂投入が行われているのは、辺野古側の埋め立て区域南側の「(2)―1工区」と「(2)工区」である。1年たっても埋め立て工事の進捗率は全体のわずか1%にすぎない。

60 赤旗 辺野古埋め立て1年
(「しんぶん赤旗」、12月14日付から)

辺野古 計画
(「しんぶん赤旗」、12月14日付から)

 しかも、大浦湾側にはマヨネーズ状の軟弱地盤がある。約8万本もの杭を海底に打ち込むなどの大規模な地盤改良をしなければならない。当初、沖縄防衛局の計画では5年で埋め立ては完了するとしていた。このままのペースでは60年かかるという試算もある。

 人口密集地の普天間基地の危険性は、ずっと続くのだ。安倍政権は、埋め立てを強行すれば、沖縄県民はあきらめると思っているがとんでもない。「勝つ方法はあきらめないこと」のスローガンのもと不屈にたたかっている。

 この1年、安倍政権の民意無視はひどいものだった。昨年9月の知事選での玉城デニー知事の圧勝、今年2月の県民投票、4月の衆院補選、7月の参院選――沖縄県民はすべてで「辺野古ノー」の民意を示してきた。安倍政権は一顧だにしない。これが法治国家なのか!

 安倍首相は、口を開けば国政選挙で勝利してきたことを言うが、沖縄県民の思いは完全に切り捨てている。こんな安倍政権に、デニー知事を先頭に県民はたたかいつづけている。

 県民に連帯しようと、国内だけではなく、国際平和ビューローや米労組のアジア・太平洋系アメリカ人労働者連盟(APALA)との交流、ハワイ在住の青年、ロバート・カジワラさんが呼びかけた新基地工事停止を米ホワイトハウスに求める電子署名など世界に広がっている。

 この私もその1人として、年末に辺野古を訪れ、座り込んでいる人たちと交流し、カンパを寄せたい。頑張れ、沖縄県民!
沖縄 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2019/12/16 09:31

◎首里城炎上 玉城知事「必ず復元」

 沖縄県那覇市の首里城が炎上中――10月31日、早朝からのテレビの生中継に声も出ませんでした。茫然としました。4年前の2015年夏に、沖縄へ家族旅行で出かけたところです。

 首里城の中央にある正殿から出火し、木造の正殿やコンクリート造の北殿、南殿など建物と門の計7棟が燃えてしまいました。未明から多くの県民が涙ながらに見つめていたといいます。

修 首里城IMG_0071
(首里城=グーグルアースから)

 4年前、首里城をめざして歩きました。城壁に囲まれた小高い丘を一歩、一歩、守礼門などの門をくぐりぬけ、「御庭」に入ると朱色の正殿が目に入ってきます。人間を圧するような巨大な建物ではなく、ほどよい大きさです。そこに、『写真で見る首里城』の本がありましたので買い求めました。

 首里城の中には、「首里城正殿の鐘」の複製が置かれています(現物は、沖縄県立博物館)。かつて首里城正殿に架かっていたもので、別名「万国津梁(しんりょう)の鐘」と呼ばれています。その鐘に次のような意味の文章が刻まれています。

 「琉球国は南の海の良いところにあり、中国と日本の間にある蓬莱(ほうらい)の島で、船で万国の津梁、いわば架け橋となって貿易を行い、国に宝物が満ちている」

 ウチナーンチュ(沖縄の人)の心を刻んだものです。沖縄の人々が、心のよりどころとしてきたのが首里城でした。沖縄は、日本と中国の間にあって、活発な貿易と独自の文化を築き、15世紀から尚氏王統が支配した独立国でした。

 しかし、江戸時代に薩摩藩が支配し、明治時代の琉球処分、アジア・太平洋戦争での地上戦、米国の支配と軍事基地、今また辺野古への米新基地建設…沖縄の人々は苦難の連続でした。

首里城 写真集
(『写真で見る首里城』の本)

 戦前、正殿などは国宝に指定されていましたが戦争で焼失。現在の建物は1992年に復元されたもので、2000年に、世界遺産として登録されました。基地依存から脱却しようと、観光・沖縄の中心施設を担ってきました。

 玉城デニー知事は同日、「必ず復元します。多くの皆様の力を貸していただきたい。全身全霊で取り組む」と語りました。ネットでは直ちに、「辺野古に基地をつくるより首里城再建を」の声が上がっています。

沖縄 | コメント(7) | トラックバック(0) | 2019/11/01 17:11

◎沖縄の玉城デニー知事が名古屋で訴え

 沖縄県の玉城デニー知事が8月19日、安倍政権が沖縄・辺野古に米軍の新基地を強行建設している問題は、「沖縄だけの問題ではなく日本全体の問題だ」と訴える全国キャラバンの一環が名古屋で行われた。

 「We love Оkinawaデニー知事トークキャラバン」で、約800人が参加。開会前から100人以上が並ぶなど、関心の高さを示した。

デニー知事 名古屋1
(デニー知事を迎えて開かれたトークキャラバンは満員)

 私は毎年、年末に沖縄へ旅行し、辺野古の現場を見てきた。デニー知事の話を直接、聞くことができるとあって出かけた。

 安倍政権は、知事選や衆参の選挙で「オール沖縄」の候補が何度勝っても、民意を無視し、法律をねじ曲げて、強引に新基地建設を進めている。

 デニー知事の訴えのように、沖縄で行われたことは、日本全国どこでも起きる。日本全体の問題と言う訴えが心に響いた。デニー知事が30分講演した後、パネルディスカッションが開かれた。

デニー知事 名古屋2
(語る玉城デニー沖縄県知事)

 デニー知事の訴えは、次のようである(20日付の「しんぶん赤旗」から)。

……
 デニー知事は、政府は工期も費用も示さず、県との事前協議もないまま辺野古の工事を進めていると批判。また、大浦湾側に広がる軟弱地盤の地盤改良のため、名古屋ドーム3・8個分の砂を打ちこまなければならないのに、環境への影響について何ら説明を受けていないと指摘しました。

 県が実施した埋め立て承認の撤回を国土交通相が取り消した裁決にふれ「国が私人になり変わり、方針に従わない地方公共団体の行政処分を覆せば、民主主義も地方自治も存在しないということになる」と批判しました。

 知事は、日米地位協定に関し、日本は主権が大幅に制限されていると指摘。「米軍機の事故、事件があれば、ただちに地位協定がみなさんの行動を制限してしまう」と強調しました。知事は、米軍の公文書などによれば米国は“個別の協定がない限り駐留軍には受け入れ国の国内法の適用が原則”としていると紹介。

 「問題点を明らかにし、国民の生命財産を守るために『国内法を守れ』と米側に申し入れることは可能だ」と訴えました。
……

デニー知事 中日
(デニー知事へのインタビューを大きく扱った中日新聞、20日付)

 中日新聞は、デニー知事へインタビューし、20日付で大きく報道した。今年ももうすぐ9月。年末には12回目の沖縄旅行へ行く予定だ。「勝つ方法はあきらめないこと」。テント村に掲げられた勝利の方程式。安倍政権が辺野古の新基地建設をあきらめるまでたたかおうと思った。

沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/08/22 21:12

◎フジロックに玉城デニー沖縄知事が出演

 毎年夏に開かれる「フジロック」(フジロックフェスティバル)。その聖地と言えば新潟県の苗場スキー場。玉城デニー沖縄知事が7月28日、同スキー場で、アコースティックギターを弾いて熱唱した。

 フジロックの常連で、今年は仕事に関係で行けなかったという知り合いは、「残念、すてきなコンサートになったね。こんな知事が日本中にいるようになってほしい」と語っている。

 デニー知事は、「アトミック・カフェ」で沖縄をテーマにしたトークライブに出演した。トークでは、ジャーナリストの津田大介氏や元山仁士郎氏(辺野古県民投票の会代表)らが、安倍政権が辺野古の海に米軍の新基地を強行建設している沖縄の現状とその不当性を語り合った。

 この後、デニー知事は、ボブ・ディランの「見張り塔からずっと」を歌った。琉球新報は、その動画をアップしている。衆院議員、知事に就任する前にバンド活動をしていただけに、素人離れした演奏に会場は沸いたという。

40 フジロック デニー知事 琉球新報
(琉球新報から)

 琉球新報の動画は、次のアドレスで見ることが出来る。
https://ryukyushimpo.jp/movie/entry-962125.html
沖縄 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2019/07/30 21:09

◎トランプ米大統領 「安保条約の破棄検討」?

 トランプ米大統領が「日米安保条約の破棄を検討している」――米ブルームバーグ通信(電子版)が6月25日、「事情を知る関係者3人」の話として、大統領が側近にこうしたことを語ったと報じました。

 日本のメディアがいっせいに伝えました。5月末に国賓として日本を訪問したトランプ大統領に、日米同盟の強固さを誇示したばかりの安倍首相。それを打ち壊すばかりの発言で、安倍政権は打ち消しに必死です。

 トランプ大統領また、在沖縄米軍基地の移転を「土地の収奪」とみなし、金銭的補償を求める考えも示したといいます。米軍普天間飛行場(宜野湾市)に代わる名護市辺野古の米軍新基地建設などが念頭にあるとみられています。

普天間基地
(沖縄県の米軍・普天間基地)

 普天間基地の土地は、約100億ドル(約1兆700億円)もの価値があると発言したといいます。普天間基地を銃剣とブルドーザーで収奪したのはアメリカであり、トランプ大統領の言い分はまったく通らないものです。

 同大統領は、2016年の大統領選中にも「日米安保条約は不公平」だと発言し、在日米軍駐留経費の全額負担がなければ米軍撤退もありうるとの考えを示したことがあります。

 共同通信は、日本共産党の志位和夫委員長が25日の記者会見で、こう語ったと伝えました。

……
 「本当にやめるなら結構だ。安保条約を廃止するという立場だから、痛痒に感じない」と述べた。同時に「トランプ流の発言ではないか。そういうふうに言って、(日本から)いろいろ取ろうということではないか」と指摘。高い要求を突き付けて譲歩を引き出すトランプ氏独特の手法だとの見方を示した。
……
沖縄 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/06/26 21:44

◎6・23沖縄 辺野古に触れなかった首相

 沖縄県民の4人に1人に当たる20万人以上の命が失われた沖縄戦。それが終わって74年目になる6月23日の糸満市摩文仁の「平和の礎」。厳粛な気持ちになるその場所に刻まれたぼう大な死者の名前…。

 この日の沖縄全戦没者追悼集会。玉城デニー知事は語りました。

 「沖縄県には、戦後74年が経過してもなお、日本の国土面積の約0.6%に、約70.3%の米軍専用施設が集中しています。米軍基地は沖縄の発展可能性をフリーズさせていると言わざるを得ません」

 「今年2月、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票が実施されました。圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対していることが、明確に示されました。にもかかわらず、県民投票の結果を無視して工事を強行する政府の対応は、民意を尊重せず、地方自治をもないがしろにするものです」

平和の礎2


 その近くに安倍首相。そのあいさつは、沖縄県民の心に何も響かないものでした。

 「沖縄の方々には、永きにわたり米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいております。政府として基地負担の軽減に向けて一つ一つ、確実に、結果を出していく決意であります」

 玉城知事の呼びかけに答えず、辺野古についても触れませんでした。これが一国の首相なのでしょうか。「帰れ!」などの怒りの声が飛んだほどでした。救われたのは、沖縄県糸満市立兼城小学校6年生の山内玲奈さんの「本当の幸せ」と題した自作の詩の朗読でした。

……
  青くきれいな海/この海は/どんな景色を見たのだろうか/爆弾が何発も打ちこまれ/ほのおで包まれた町/そんな沖縄を見たのではないだろうか

 緑あふれる大地/この大地は/どんな声を聞いたのだろうか/けたたましい爆音/泣き叫ぶ幼子/兵士の声や銃声が入り乱れた戦場/そんな沖縄を聞いたのだろうか

平和の礎1


 お金持ちになることや/有名になることが/幸せではない/家族と友達と笑い合える毎日こそが/本当の幸せだ/未来に夢を持つことこそが/最高の幸せだ

 「命どぅ宝」/生きているから笑い合える/生きているから未来がある
……

 毎年、追悼集会では沖縄の若者たちがつくった詩が朗読されます。平和な沖縄を求め続ける若者にしっかり根付いています。
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/06/24 14:55

◎地位協定を知っていますか?

 独立国であるはずの日本に米軍の基地があり、危険な低空飛行を繰り返し、犯罪や交通事故でも簡単に逮捕されない。米軍になぜ、そんな特権があるのか? それは、日米地位協定があるからです。

 地位協定とは、そもそも何でしょうか? 米国は第2次世界大戦後、戦勝国として海外に兵力を常駐させる「前方展開戦略」を取り、517もの海外基地を置き、165カ国に米兵を駐留させています。

 そのために米国は、米兵などの要員を保護し、受け入れ国の法律に制約されずに軍事作戦に従事できるようにするための枠組み=地位協定(SOFA)を押し付けています。米国は世界の100カ国以上と地位協定を交わしています。
 
 米軍基地の7割が集中する沖縄県では、女性や幼い子が犠牲になる例が後を絶たないのが現実です。米軍は、一時的に外出禁止令などを出しますが、すぐに犯罪が起きています。

 2017年10月、沖縄県東村の民有牧草地に米軍CH53Eヘリが墜落しました。沖縄県警は現場に規制線を張り、立ち入り禁止に。土地の所有者すら立ち入ることができず、米軍は墜落地点の土壌を勝手に持ち去りました。

 同年年末には、県宜野湾市の普天間第二小学校に米軍ヘリの窓が落下。警察は証拠物品である窓を差し押さえず、米軍に返却しました。こうした日本の主権侵害の背景には、日米地位協定があるのです。

 沖縄県の玉城デニー知事は、米軍駐留を受け入れているヨーロッパ4カ国の地位協定の内容や運用実態などをまとめた「他国地位協定調査報告書(欧州編)」を公表(今年4月12日)しました。

修 朝日新聞 沖縄県がまとめた地位協定の5カ国比較
(朝日新聞=4月13日付から)

 報告書は、これらの国が米軍に自国の法律や規則を適用して自国の主権を確立させていると指摘し、日米地位協定の下で国内法が原則として適用されない日本とは大きな違いがあることを告発しています。

 日米地位協定の見直しは「何よりも、日本の主権についてどう考えるかという極めて国民的な問題」(報告書)であることを浮き彫りにしています。朝日新聞(4月13日付)は、報告書の内容を表にしています。

 実際、ドイツ、イタリア、ベルギー、英国では国内法が適用されていますが、日本は適用されないのです。安倍政権は放置しているのです。こんな日本に主権がありますか? 日本は独立国ですか? 植民地状態ではないですか? 
沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/05/07 18:55

◎辺野古ノー 沖縄3区補選で示した民意

 衆院沖縄3区の補選が4月21日投開票され、名護市辺野古への米軍新基地ノーを訴えた「オール沖縄」の屋良朝博氏が、自民党の島尻安伊子氏=公明党、日本維新の会推薦=を破って当選しました。

 補選は、玉城デニー氏の知事選出馬のための議員辞職に伴うもの。3区には名護市がふくまれています。昨年9月の沖縄知事選、今年2月の県民投票に続いて沖縄の民意は辺野古への新基地建設ノーを改めて示しました。安倍政権が強権を使って土砂を投入し続ける姿勢に、県民が怒りを示しました。

 屋良朝博  7万7156票
 島尻安伊子 5万9428票

nhk 沖縄3区補選
(当選した屋良朝博氏=左=と玉城デニー沖縄県知事=右=、NHKテレビから)

 屋良氏は、沖縄タイムス社会部長などを歴任したジャーナリスト。選挙戦で、新基地建設の断念と同県宜野湾市の米軍普天間基地の早期閉鎖・返還を日米両政府に強く迫ると繰り返し訴えました。

 勝利の後、「辺野古は解決策にならない。そろそろ別のアプローチを考えるのが現実的だ。沖縄の民意がまた示された」と強調しました。

 駆け付けた玉城知事は、屋良氏の勝利は「沖縄の民意を政府にしっかり伝え、対話による解決を続けてほしいとのエールでもある。日米両政府と沖縄の協議で、解決策を探っていくのが一番の解決策だ」と語りました。

 元沖縄北方相の島尻氏は、辺野古新基地建設について、安倍政権の強権を擁護する形で「普天間の早期返還のためにはやむを得ない」と明言していました。軟弱地盤も明らかになり、辺野古への新基地建設を「唯一の解決策」という安倍政権の行き詰まりを示しています。

沖縄 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2019/04/22 11:43

◎沖縄・辺野古新基地 「承認撤回停止は違法」と提訴

 安倍政権の防衛省が国土交通相に申し立て、防衛省のいうがままに判断をする――こんな茶番劇が違法ではないのか? この国に法はあるのか、正義はあるのか?

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設問題で、県が昨年8月に埋め立て承認を撤回したにもかかわらず、埋め立て工事を強行している防衛省沖縄防衛局が、県の撤回効力を停止させる執行停止申し立てを行い、石井啓一国土交通相が同11月に執行停止を決定しました。

 沖縄県は、決定の取り消しを求め、総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出ましたが、今年2月に係争委は県の申し出を却下していました。

辺野古の海 201812
(辺野古の青い海を切り裂いて工事が強行されています=2018年12月)

 このため沖縄県は3月22日、承認撤回効力を停止させた国土交通相の執行停止決定は違法だとして、福岡高裁那覇支部に提訴したものです。提訴状は下記のアドレスで見ることができます。
https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/henoko/documents/190322sojou.pdf


  提訴を前に、玉木デニー知事は、19日に安倍晋三首相と面談し、新たな土砂投入中止と1カ月程度工事を停止して協議期間を設けるよう要請しました。しかし、安倍政権は予定通り25日に土砂投入を行う考えを連絡してきたことから、提訴に踏み切ったものです。

 沖縄県は訴状で、防衛局が「私人には立ち得ない国固有の資格」に基づいて辺野古の埋め立て承認をうけたとし、私人救済を目的とした行政不服審査法に基づく執行停止申し立てを行うことはできないと主張。そのような申し立てに基づいて国交相が行った執行停止決定は国の違法な関与だと指摘しています。

 つまり、私人救済を目的とした行政不服審査法で、国が国に申し立てを行うことは、違法だというものです。本来、ありえない申し立てを行うことは、安倍政権がいかに憲法も法律も無視しているかがわかります。

 玉城知事はこの日、「辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向けて、ぶれることなく、全身全霊で取り組んでいくという私の決意はいささかも変わっておりません」などとするコメントを発表しています。
https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/henoko/documents/190322comment.pdf
沖縄 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2019/03/24 09:15

◎辺野古に基地はできない 小池書記局長が安倍首相に

 沖縄県で選挙で負けても、県民投票で結果が出ても、民意を無視し、思考を停止し、「辺野古が唯一の解決策」と言い続け、工事を強行する安倍首相。日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は3月5日の参院予算委員会で、「直ちに工事を中止せよ」と迫りました。

 沖縄県名護市の辺野古の海を埋め立てて、米軍の新基地を建設しようという安倍政権。小池書記局長は、最初に「今回の県民投票(2月24日)の結果は、辺野古の新基地建設反対ということが示されたもの」として首相の認識を問いました。

 ところが安倍首相は、「県民投票の結果について、政府として評価を加えることは差し控えたい」などとして県民の新基地建設反対の民意を認めようとしませんでした。

 何度も同じ答弁をする首相に議場は騒然となり、審議はくり返し中断しました。NHKのテレビ中継を見ていて、「民意」を絶対に認めない安倍首相に、これが民主主義の国の首相なのかと怒りを抑えられませんでした。

辺野古の青い海
(辺野古の青い海。新基地建設予定地には深さ90mもの軟弱地盤があります)

地図 辺野古の軟弱地盤


 辺野古の海には、深さ90mもの軟弱な地盤があることが明らかになり、最大の焦点になっています。軟弱地盤の改良には砂杭が7万7000本必要です。沖縄県は、安倍政権が改良工事を明らかにしないなかで、工期は13年、基地建設の総費用は当初の10倍の2兆5500億円が必要だという試算を明らかにしています。

 小池書記局長は、「国内では深さ65メートルまでしか工事の実績がない。海面下90メートルまで地盤改良できる作業船が日本には存在しない。技術的にも不可能ではないか」と追及しました。

 岩屋毅防衛相は、70メートルまでの工事で安定的な施工が可能だと強弁したために、防衛省が国土交通省に提出した「地盤に係る設計・施工の検討結果 報告書」に、「現有作業船の能力」では「改良可能な最大深度はCDL(潮位表基準面)マイナス70mとする」と明記されていることをあげました。

 「それに合わせて『70メートルより下の改良工事の必要なし』としたのではないか」とただしました。

 小池書記局長は、海を埋め立てた関西空港(大阪府)では、1万年前の氷河期以前の比較的固いといわれる洪積粘土が堆積しているにもかかわらず、当初予想をはるかに超える4メートルの残留沈下になっていると指摘しました。

 鈴木敦夫整備計画局長は、対策を取るので安全性に問題はないと答えました。これに対し、小池書記局長は、「危険を否定できなかった。辺野古は沈下し続け、使い物にならない基地になる」と強調しました。

 小池書記局長は、民意をふまえ辺野古の埋め立てを直ちに中止するとともに、普天間基地の無条件撤去へアメリカと交渉すべきだと強調しました。

沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/03/07 16:21

◎沖縄・辺野古 軟弱地盤90m 防衛相認める

 「『辺野古』平行線 続く難路 玉城知事、県民投票の結果伝達 首相は工事推進崩さず」――3月2日付の日経新聞は、前日の1日に行われた玉城―安倍会談の様子を大きく扱っていました。

 玉城デニー知事は、沖縄県の県民投票(2月24日)で、72%の県民が「辺野古の埋め立てノー」の民意を示したことを安倍首相に伝えました。以下は日経の記事です。

……
 玉城氏は会談で反対票が7割を超えたと説明し「民意が初めて明確にされたことは重要な意義がある」と述べた。「民意は尊重されなければならず、工事は直ちにとめてほしい」と訴えた。

 首相は「結果は真摯に受け止める」としながらも「普天間の危険な状況を置き去りにできない」と指摘。「(辺野古移設を)これ以上先送りできない」と応じ、双方の主張は平行線で終わった。
……

修 日経 玉城×安倍
(日経新聞3月2日付から。玉城知事=左=と安倍首相)

 日経は、安倍政権にとって「もう1つの火だね」が軟弱地盤への対応として、次のように指摘しました。

……
 県は18年11月、地盤改良によって政府計画の10倍にあたる2兆5500億円の費用が必要だとの試算を公表。2月には政府が公表していない段階で、政府が砂のくい約7万7千本を用いて、最大で海面から90メートルまで打ち込む工事を計画していると明らかにした。

 これに岩屋毅防衛相は(2月)28日、くいは水深70メートルの地点までで済むと説明。「(改良工事の面積の)全体の約7割は水面下40メートル未満の工事だ」と反論した。県は環境保全の観点などから設計変更を認めない構えだ。
……

 この岩屋防衛相の説明は、日本共産党の赤嶺政賢議員(衆院沖縄1区選出)の衆院予算委員会での質問に対してのものです。軟弱地盤が最深90mにおよぶことを、岩屋防衛相が公式に初めて認めた答弁でした。

 防衛省は、1月18日に国土交通省に提出した「地盤に係る設計・施工の検討結果報告書」で明記していました。赤嶺議員の追及にやっと認めましたが、行政不服審査請求の最中であることを理由に「全貌を明らかにすることは控えたい」と拒否しました。

 72%の県民が「辺野古の埋め立てノー」の民意を示したにもかかわらず、埋め立てを継続し、軟弱地盤を把握しながらデータの全貌を公表しないという姿勢です。

 岩屋防衛相は、砂杭で打ち込める最大の深さは70mと答弁しました。残りの20mに対しては、「必ずしも固く安定した土層に達する深度まで施工しなくても、安定性は確保できる」とのべました。

 赤嶺議員は、地盤工学の専門家・日本大学理工学部の鎌尾彰司准教授が「改良深度が20mほど足りない分、未改良の軟弱地盤が下層に残り、長期間にわたる地盤沈下が発生するだろう」とのべていると指摘。「沈み続ける基地をつくるということだ」と批判しました。

 安倍首相は、玉城知事との会談でも民意を無視し、「辺野古が唯一の選択」という姿勢を取り続けています。専門家から見ても無謀な地盤改良工事なのに、あくまで辺野古にしがみつこうとしています。
沖縄 | コメント(9) | トラックバック(0) | 2019/03/02 14:17

◎沖縄県民投票 辺野古埋め立て反対 7割超

 沖縄県名護市の辺野古の海を埋め立てて、米軍の新基地を建設することの是非を問う県民投票(「普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋め立て」)が2月24日、投票され、「反対」が43万4273票で、72・15%に上りました。

 安倍政権が強権を使ってごり押ししていることに、沖縄県民は圧倒的多数で「ノー」を突き付けました。この県民の選択に思い起こしたのが辺野古のテント村に掲げられたボードでした。

 「勝つ方法はあきらめないこと」

勝つ方法は


 そうです。沖縄県民は決してあきらめず、安倍政権の脅しに屈しなかったのです。投票率は、過半数を超え52・48%。自民党、公明党が運動を盛り上げさせないようにするなかで国政選挙並みの投票率を確保しました。

 「賛成」は、11万4933票の19・10%、「どちらでもない」は、5万2682票の8・75%でした。

 投票を前に明らかになったのが辺野古の海の軟弱地盤問題です。安倍政権が隠し続けていた問題で、東京新聞や「しんぶん赤旗」などが報道。地盤改良のためには、砂の杭を約7万7000本も打ち込まざるを得なくなったことです。最深90メートル(海底まで30メートル、地盤の厚さ60メートル)で、これまで経験したことがないような深さです。

 安倍政権は、新基地建設の総事業費を2405憶円としていましたが、沖縄県の試算では、地盤改良工事費1500憶円を含めて2兆5500億円というばく大な費用がかかること。工事も大幅に遅れることは必至です。危険な普天間基地は、いつまでも使われ続けることになります。

 日米両政府が普天間返還で最初に合意したのは23年前の1996年4月。ところが返還期限は、「2001年」→「14年」→「22年度」とずれこみ、今や工期も返還時期も明示できない状態になっています。

 日本共産党の志位和夫委員長は同日、「安倍政権に対して、辺野古新基地建設のための埋め立てをただちに中止することを強く求めます。普天間基地は、『辺野古移設』という『条件付き』では、永久に返ってきません。無条件での撤去を求め、米国と交渉することを強く求めます」などとの談話を発表しました。

             ◇

 この記事は、2月26日にアップする予定でしたが、前日にアップしました。

沖縄 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/02/25 18:37

◎沖縄・辺野古の軟弱地盤 「報道は推測の域を出ない」と防衛相

 このブログ「トヨタで生きる」では、「杭6万本も打ち込む? 沖縄・辺野古新基地」をアップ(2月4日)しましたが、5日の衆院予算委員会で日本共産党の赤嶺政賢議員がこの問題を取り上げました。

 ブログでは、東京新聞や「しんぶん赤旗」などの報道で、辺野古の大浦湾側の海底には、マヨネーズ状といわれる軟弱な層が40mもあるといわれていること。県の埋め立て承認撤回に対して沖縄防衛局が効力停止を求めて執行停止の申し立てと審査請求をした際に、国土交通相に提出した資料に6万本の杭を打つことが記載されていた――と伝えました。

 以下は、「しんぶん赤旗」(6日付)からです。

……
 赤嶺 160ヘクタールとされる埋め立て面積のうち、地盤改良が必要なのはどのくらいか。
 防衛相 検討中であり、詳細は答えられない。

 赤嶺 報道では埋め立て面積の3分の1に上るとされる。しかも、海面から70メートルの深さまで打ち込む必要があるとしている。
 防衛相 報道は推測の域を出ない。埋め立て承認撤回への不服審査請求の最中のため、詳細は公開しない。
……

 岩屋防衛相は、「報道は推測の域を出ない」と否定し、「詳細は公表しない」というのです。昨年9月の知事選で辺野古への新基地反対を掲げた玉城デニー氏が圧勝。民意は明確なのに、あくまで隠して新基地建設を強行しようという姿勢です。

 新聞が報道するにあたって、“裏取り”(事実の確認)をするのは取材のイロハです。政権側は、都合が悪いと“推測”と言って全否定するのも常識です。“推測”と言うのは事実を認めていることにほかなりません。

20 辺野古 写真地図 平和委員会
(日本平和委員会の資料から)

……
 赤嶺議員は質問のなかで、2016年3月の防衛省沖縄防衛局のボーリング調査報告書に軟弱地盤の存在が明記されており、「3年前から分かっていた」と指摘しました。

 赤嶺 軟弱地盤の問題は新基地建設の根幹に関わる。政府はその存在を隠し続け、工事を強行した。
 岩屋毅防衛相 隠していたわけではない。追加調査をしていた。
 赤嶺 報告書には“当初想定されていなかった軟弱地盤がある”と書いてある。しかし、政府は軟弱地盤の存在さえないかのように言い続けてきた。
……

 その上で赤嶺氏は「軟弱地盤の存在を認めたのなら、工事を停止し、玉城デニー知事と協議するべきだ」と指摘しました。追い詰められた安倍政権。それでも、民意を踏みにじり、新基地建設を強行しようというのでしょうか。

沖縄 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2019/02/06 20:47

◎杭6万本も打ち込む? 沖縄・辺野古新基地

 安倍政権が沖縄県名護市辺野古で、県民の民意をふみにじって強行している米軍の新基地建設で、軟弱地盤などに杭6万本も打ち込む計画であることを「しんぶん赤旗」(2月3日付)や東京新聞(同2日付)などが相次いで伝えています。

 「環境を悪化させる」(「赤旗」)、「工事費の高騰必死」(東京新聞)など、大問題になるとしています。軟弱地盤などを理由に沖縄県は埋め立て承認を撤回していますが、安倍政権はこれに従うべきです。

 このブログ「トヨタで生きる」では、埋め立て地の東側の大浦湾側からのリポートを掲載(今年1月4日アップ)しました。

……
 広い大浦湾側は、漁港側とは違い、大型船が多数、海上にいた。慌ただしく動いている。クレーンのついた大型船。ピラミッドのように土砂を積んだ船があった。大浦湾側の一番端っこのK9護岸と呼ばれる仮設道路で、ダンプカーに土砂を積み替えて工事用ゲートへ向かって走っている。
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 この大浦湾側の海底には、マヨネーズ状といわれる軟弱な層が40mもあるといわれています。県の埋め立て承認撤回に対して沖縄防衛局が効力停止を求めて執行停止の申し立てと審査請求をした際に、国土交通相に提出した資料に6万本の杭を打つことが記載されていたというのです。

赤旗 杭6万本 地図
(「しんぶん赤旗」、2月3日付から)

 「赤旗」は、杭打ち範囲は軟弱地盤が指摘されている部分をはるかに超え、埋め立て区域の大浦湾側のほぼ全域。杭を打つ深さは海面から最大70m(水深30m+地中40m)と指摘。

 工法は2種類で、護岸部分では強く締め固めた砂杭を地中に造成する「サンドコンパクションパイル」工法、埋め立て部分には砂杭を打ち込んで水をぬく「サンドドレーン」工法を用いるとしています。

 沖縄県は、地盤改良を行った場合は、工期は13年、総工費は2・5兆円かかると試算しています。辺野古に新基地をつくることがいかに無謀なものであることかが改めて明らかになってきました。

修 杭6万本 東京新聞
(東京新聞、2月2日付)
沖縄 | コメント(12) | トラックバック(0) | 2019/02/04 10:40

◎沖縄・辺野古 大浦湾側でも新たに護岸造成工事に着手

 安倍政権が1月28日、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地のために、まだ埋め立てに着手していない大浦湾側でも新たに護岸の造成工事に入りました。

 安倍政権が新基地予定地の南側に当たる辺野古の海へ土砂を投入し始めたのが昨年12月14日。新基地の是非を問う沖縄県民投票(2月24日)が全市町村で実施される見通しになったなかでの暴挙であり、県民をあきらめさせることをねらっています。

12 大浦湾側
(大浦湾側からの青い海)

 大浦湾側については、このブログ「トヨタで生きる」(1月4日アップ)で現地ルポし、マヨネーズ状の軟弱地盤があることやジュゴンが生息し、サンゴが群生している青い海であることを伝えました。

 新基地には、殴り込み部隊の米海兵隊の強襲揚陸艦が接岸できる271・8mもの長い護岸が造られる予定であること。クレーンのついた大型船やピラミッドのように土砂を積んだ船が見えたこと――などを報告しました。

 その大浦湾側でも新たに護岸の造成工事に入ったというのです。大浦湾側には、移植対象として約4万群体のサンゴがあり、防衛省の移植申請について、沖縄県の玉木デニー知事は、埋め立て承認は撤回したとして認めていません。

 ところが沖縄防衛局は、サンゴには影響がないとして工事を強行したのです。また、2つの活断層が走り、海底にはマヨネーズ状といわれる軟弱な層が40mもあり、地盤を改良しなければ地盤沈下するといわれています。新基地反対を掲げた玉木知事が設計変更を認めないのは当然です。

60 辺野古地図 毎日20190121
(米軍新基地建設計画=毎日新聞、1月21日付から)

 安倍首相は1月6日のNHKの「日曜討論」で、「土砂投入にあたり、あそこのサンゴは移している」と発言をしました。実際に移植したのは区域外のごく一部なのに、あたかも環境保全に尽くしているかのように語ったのです。

 政権のトップがでたらめな発言をし、それを受けて沖縄防衛局がなりふりかまわず辺野古の海に土砂を投入。さらに軟弱地盤がある大浦湾側でも新たに護岸の造成工事に入りました。

 辺野古の海に投入したのは、土砂だけではなく、憲法も法律も地方自治も民意も投げ捨てたと言われて当然です。
沖縄 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2019/01/28 16:20

◎沖縄・辺野古 土砂投入から1カ月

 安倍政権が、沖縄県名護市に米軍の新基地建設ために、辺野古の海に土砂を投入してから1月14日で、1カ月になった。憲法も法律も、民意も、民主主義も、地方自治も、すべてを踏みにじって――。

 メディアが撮影した現場の写真は、サンゴとジュゴンが棲息する青い、青い辺野古の海のそこだけが赤土色に染まり、痛々しい。なぜ、強権を使ってここまで、無残なことをするのか。安倍首相の言う「沖縄県民に寄り添う」とは、このことか?

 年末の沖縄旅行で、遠くからだが辺野古の海に、クレーンのついた大型船が行きかう様子を見た。ピラミッドのように大量の土砂を積んだ船。ダンプカーに土砂を積み替えて工事用ゲートへ向かって走っていた。

10 辺野古 土砂運搬船
(土砂運搬船)

 米軍キャンプシュワブゲート前では、これに抗議する沖縄県民と本土からの支援の人たち。理不尽な安倍政権に、「STOP」「土砂投入阻止」などのボードを掲げて立ち向かう姿に感動した。

 最初に土砂が投入された「②1工区」の面積は6・3㌶で、全埋め立て面積(160㌶)の約4%だという。まだ、全埋立土量の0・7%にすぎず、原状回復は難しくないともいう。

 新基地建設に反対して昨年9月に当選した沖縄県の玉城デニー知事は、安倍政権との話し合いを求めている。土砂に赤土が含まれていることから1月11日、「土砂の性状に重大な疑義が生じている」と沖縄防衛局に土砂投入の中止と立ち入り調査を求めている。

14 辺野古 大浦湾
(辺野古の青い海)

 「新基地建設の埋め立て工事を2月24日の沖縄県民投票まで停止するように」と呼びかけたトランプ大統領に求める電子署名が、20万筆を超え、さらに増え続けている。

 辺野古でのたたかいは、沖縄県民の孤立したものではなく、世界へと広がっている。安倍政権が凶暴になればなるほど、県民は団結する。県民投票は、「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例」にもとづくもので、投票まで1カ月余。県民は安倍政権にきっぱりと審判を下すだろう。
沖縄 | コメント(8) | トラックバック(0) | 2019/01/14 10:25

◎「沖縄 18年末」⑦ 世界に広がる新基地建設反対の声

 18年年末の沖縄旅行は、最終日の12月28日。この日は金曜日なので、毎週金曜日に行われている那覇市の沖縄県庁周りを1周する昼休みデモに行くことにした。

 小雨の中、県庁と市役所の間の道路で待っていると、午後零時10分ごろに宣伝カーが近づいてきた。デモは、今回で1817回目というから驚く。1984年2月17日に、トマホーク配備反対をかかげて始まった。毎週、毎週、続けてきて約34年にもなる計算だ。

 このデモに、私が参加するのは3回目だ。いつも参加している日本共産党の元衆院議員の古堅実吉さん(89)は、体調不良で欠席だった。この日の参加は10人だった。

 辺野古への新基地建設反対などをコールし、ブラスターを掲げたわずか20分足らずの行動だが、国際通りの信号の所では、通行人の大きな注目を浴びた。声援を送って、励ましてくれる人もいた。また来年も参加したいと思う。

沖縄 昼デモ
(沖縄県庁周りを1周する昼休みデモ)

 こんな小さなデモだが、毎週欠かさず続けてきた粘り強い運動が、2019年の年頭になって大きく広がっていく手ごたえを感じている。

 安倍政権は、昨年12月14日、辺野古の海を埋め立てる土砂投入開始を強行した。憲法も法律も、民意も、民主主義も、地方自治も、すべてを踏みにじった暴挙だ。

 それは沖縄県民の怒りにとどまらず、日本全国に、世界に広がっている。世論調査では、土砂投入に「反対」が、「朝日」、「毎日」、「共同」、「読売」とそろって約5割~6割に達し、多数となっている。

 ハワイ在住のロブ・カジワラさんが、「新基地建設の埋め立て工事を2月24日の沖縄県民投票まで停止するように」と呼びかけたトランプ大統領に求める電子署名が、1月8日、20万筆を突破した。

 署名は、12月8日から始めたもので、30日以内に10万筆集まれば、ホワイトハウスが請願の内容を検討し、回答するという制度だ。もちろん、私も投票した。

 タレントのローラさんや伝説的な英ロックバンド「クイーン」のギタリストで天文学者のブライアン・メイ氏(71)ら著名人も署名した。辺野古への新基地建設反対の声が、世界へと広がったのだ。

14 辺野古の青い海
(辺野古の青い海。向こうは米軍キャンプシュワブ基地)

 沖縄と連帯するたたかいは、ここまで広がった。辺野古のテント村に掲げてあったスローガン「勝つ方法はあきらめないこと」を思い起こす。安倍強権政権が、どんな卑劣な手段に出ようとも、「あきらめないぞ!」。
 (このシリーズは終わり)
沖縄 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2019/01/10 07:46

◎「沖縄 18年末」⑥ 不屈館、対馬丸記念館

 18年年末の沖縄旅行は、最終日の12月28日、那覇市の不屈館と対馬丸記念館へ行った。県庁前のホテルからはどちらも車で10分ぐらいのところにある。

 不屈館とは、那覇市長や沖縄人民党委員長、日本共産党副委員長・衆院議員(7期)を歴任した故・瀬長亀次郎さん(1907~2001年)と民衆のたたかいの資料を集めた記念館だ。

 沖縄の祖国復帰と米軍基地のない平和な社会をめざし、“カメさん”の愛称で親しまれた。沖縄県民の絶大な人気があった。館長は、瀬長さんの二女の内村千尋さんが務めている。

不屈館
(右端の写真が瀬長亀次郎さん=不屈館で)

 不屈館の「会」の会費とカンパを支払うと、「毎年、この時期に来てくれますね」と私のことを覚えていてくれた。午前中なので、館内には誰もいなかった。内村さんに聞くと、28日から休館予定だったが、今日、明日は団体の予約があるので会館しているとの事だった。

 瀬長亀次郎は、17年夏から映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」が全国各地で上映された。監督は、TBSの元アナウンサーの佐古忠彦氏が務めたこともあって反響を呼んだ。

 安倍政権が、名護市辺野古へ米軍の新基地を、県民の反対を押し切って造ろうとしている時だけに、米軍と不屈にたたかった“カメジロー”が、映画で再評価された。

 “カメジロー”の大きな写真やビデオ、数々の展示を見ていると京都の団体のグループが着いて、館内はにぎやかになった。「カメさん、絶対に新基地は造らせない」との思いを抱いて館を後にした。

 すぐ近くの対馬丸記念館に向かう。沖縄戦が激しかった1944年(昭和19年)8月21日、集団疎開する学童1500人近くが対馬丸に乗船し、長崎に向かう途中、米潜水艦に撃沈されて犠牲になった。

対馬丸記念館1
(対馬丸記念館)

 当時、厳しい箝口令がしかれていたために、現在でも正確な数字は不明な部分が多いという。館内には犠牲者の遺影や遺品が展示されていた。2014年6月に、平成天皇と皇后が来館した。

 戦後70年となる15年新年に天皇は、長崎の被曝の歌を、皇后は対馬丸について歌った。皇后の歌は、「我もまた近き齢(よはひ)にありしかば沁(し)みて悲しく対馬丸思ふ」という。

対馬丸記念館2
(犠牲になった子どもたちの写真=対馬丸記念館)

 天皇、皇后は昨年・18年3月、沖縄へ訪れた。日本の最西端で国境の島・与那国島まで訪れている。在位中に、沖縄へ11回訪れたというが、偶然だが、私の沖縄旅行も11回目である。

 壁一面に展示されている子どもたちの写真を見ていると、戦争さえなければ幸せな人生をおくれただろうと思うと胸が苦しくなってくる。戦争は2度としない、させない――それが戦後、憲法9条に刻まれたのだ。
沖縄 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/01/09 14:56

◎「沖縄 18末」⑤ 人頭税の宮古島(下)

 宮古島で、ホテルへ帰る途中、道路沿いに人頭税石(じんとうぜいせき)を見つけた。宮古島市役所の近くの平良字荷川取にある。見過ごしてしまうような場所だった。高さ143cmほどの石だった。この石よりも身長が高いと、課税されるという。

 戦国時代も終わった江戸時代はじめの1609年、薩摩藩は琉球王国を支配し、重税を強いた。困窮した琉球王国は、宮古島など先島諸島へ人頭税を課したという。

 大正時代に宮古島を訪れた民俗学者の柳田国男が著書で紹介し、人頭税の存在が広く知られるようになったといわれる。人頭税の研究は、まだ諸説がある段階だという。

人頭税石
(人頭税石)

人頭税石の説明

 宮古島を含む沖縄は、明治に入ると約400年の薩摩藩の支配から、日本への支配へと変わる――いわゆる「琉球処分」だ。戦後も、1972年までの27年間、アメリカ占領軍によって支配された。

 現在も、日本のアメリカ軍基地の74%が沖縄に集中している。その上に、名護市辺野古に、安倍政権は米軍の新基地を造ることを強行している。2本の滑走路と強襲揚陸艦が停泊できる岸壁などを備え、耐用年数200年の近代的基地だ。

 平成天皇が12月の誕生に語った言葉を再度、引用したい。

「沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」

 沖縄の「長い苦難の歴史」に、「心を寄せていく」ことは、日本人としては当然ではないだろうか。沖縄の人々は、「ヤマトンチュー」(日本本土の人々)、「ウチナンチュー」(沖縄の人々)と区別して語る時がある。

 沖縄の「長い苦難の歴史」を、「ヤマトンチュー」にはわからないだろう、という意味が込められている。沖縄知事選で、新基地ノーを2度にわたって突き付けて沖縄の人々。それに連帯することが、「長い苦難の歴史」に心を寄せ、それを終わらせることにつながるのではないだろうか…。

宮古島への橋
(宮古島と周辺の島を結ぶ橋)

 人頭税の石を見ながら、こんなことを考えた。しかも現在は、身長にかかわりなく、金持ちも貧しい人も、すべての人が買い物をすれば税金が取られる消費税がある。しかも、安倍政権は今年10月からは8%から10%に増税しようとしている。

 宮古島を回りながら、新基地の建設を許さず、逆進性が強い消費税の増税を、安倍政権にきっぱりやめさせなければならない、と強く思った。

沖縄 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/01/07 14:36
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