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◎レクサス初のEV・「UX300e」を世界初公開 広州モーターショー

 トヨタ自動車は11月22日から始まった中国の広州モーターショー(12月1日まで)で、レクサス初のEV・「UX300e」を世界初公開しました。20年春に中国、夏に欧州、21年前半に日本で発売するとしています。

 トヨタの高級車で、いよいよEVが動き出します。価格は未定です。トヨタの発表によると、リチウムイオンバッテリーで、日常の移動が可能な航続距離400㎞を実現したとしています。

 コネクティッド技術を使い、スマートフォンで、バッテリー残量や走行可能距離を表示し、充電の必要があるかどうかを確認できるといいます。また、充電完了までの時間を把握し、出発時刻に合わせて充電が完了するようタイマーを設定することも可能です。さらにエアコンやシートヒーターなどを車外から動かせるといいます。

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 「UX300e」は、クロスオーバーで、「すっきりと奥深い走り」と優れた静粛性を追求しましたと、その特徴をアピールしています。

 トヨタは、東京モーターショーでレクサスの電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表。今年11月にレクサス初のEVを発表すると予告していました。

 日経新聞(11月24日付)によると、世界最大の車市場である中国は、今年1~10月の新車販売台数は1662万台で、前年同期比-8・3%。しかし、高級車は180万台で10・8%増といいます。

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 昨年来日した中国の李克強首相は5月11日、安倍首相とともに北海道苫小牧市のトヨタの関連部品工場を視察。トヨタの豊田章男社長がEVなどの先端技術について説明しました。

 一方、豊田社長は今年訪中し、4月21日には習近平国家主席の出身の清華大学で、「清華大学―トヨタ連合研究院」を設立することで合意し、今後5年間にわたり共同研究を実施すると発表。同社長が清華大学で講演し、学生たちの質疑に答えました。

 トヨタは、フォルクスワーゲンなどに比べて出遅れた中国市場の取り込みに懸命です。米中貿易摩擦で新車販売が落ち込む中ですが、トヨタがレクサス初のEVを、まず中国に投入するのは、増え続ける富裕層をねらったものです。

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トヨタ車 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2019/11/24 10:07

◎5ナンバーのSUV、トヨタの「RAIZE(ライズ)」

 5ナンバーサイズのSUV、「RAIZE(ライズ)」が発売されました(11月5日)。トヨタの子会社であるダイハツも「ロッキー」を発売。両車は、基本部分が共通で、兄弟車になります。

 開発はダイハツが行い、生産もダイハツが行います。エンジンは1000㏄のターボで、ボディは意外に大きく見えます。全体のデザインが四角いせいでしょうか。

 クルマの背が高く、運転席が高くて運転がしやすいというSUVの人気は世界的な流れで、中高年はセダンという定式化も見直されるでしょう。

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 17インチという大きなタイヤを使いながら最小回転半径は4・9~5・0㍍で狭い道でも小回りが利くといいます。荷物容量も369lと若い家族が遠出できるよう設計されています。

 安全装置もこれまでのコンパクトカーに比べ充実しています。ステレオカメラで検知し、車や人への衝突する可能性がある場合、ブザー音やメーター内表示で警告。さらに衝突が高まったとシステムが判断した場合は、弱いブレーキ(事前ブレーキ)をかけるといいます。

 事前ブレーキがかかっている状態で、ドライバーがブレーキペタルを踏み込むと、ブレーキアシストが作動。衝突が避けられないとシステムが判断すると強いブレーキで減速し、衝突回避や被害の軽減をサポートするといいます。

 また、高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違い事故が多発している現在、急発進を抑制する機能もあります。

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 スマホ時代を反映して、ディスプレイにアプリを表示し、操作できるようにするなどスマホとの連携機能を付けています。

 車両価格は、2WDの最安値で167万9000円。もっとも高いのが4WDの228万2200円です。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/11/18 11:38

◎“CASE”を見たかったが… 東京モーターショー

 第46回東京モーターショー(11月4日まで)へ行った。

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 東京モーターショーは、若者の自動車離れもあって年々、入場者が減っている。主催者の自動車工業界は、前回の入場者数77万人を大きく上回る100万人を必達目標に設定している。

 トヨタ自動車は、現在の自動車工業会の会長が豊田章男社長とあってか、社員に交通費を支給するなどして、これまでになく入場を呼びかける力の入れようだ。

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(超小型の2人乗りEV)

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(4人乗りのEVコンセプトカー「LQ」)

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(レクサスのEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」)

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(レクサスのEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」)

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(“動く応接間”と言われるGRANACE)

 トヨタのブースでは、近く発売されるといわれる超小型の2人乗りEVや、 4人乗りのEVコンセプトカー「LQ」、レクサスのEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」、それにトヨタ車体のブースだが“動く応接間”と言われるGRANACE(6~8人乗りで全長5・3mのロングボディ)などが目に付いた。

 世界の自動車産業は、自動運転化やEV化、シェア化、コネクテッド化など“CASE”と呼ばれる「100年に一度の大変革期」(豊田社長)の中だけに、われわれのクルマづくりはどう変わるのか、自分たちの生活はどうなるのか、どのようなメリットがあるのか…などを知りたかった。

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 しかし、そうした説明や解説はほとんどなかった。展示方法は先進的で華やかであった。キラキラピカピカとしたものが目に飛び込んでくる。それはまるで絵本をみているよう。そんなキラキラの展示は、やはり絵本のように詳しく説明はされない。

 この先、クルマはどのように人々に関わってくるのであろうか?

 「100年に一度の大変革期」に開催されるモーターショー。期待外れの感が残った。

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(ベンツ)
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/11/02 17:36

◎レクサスEVコンセプト「LF-30 Electrified」を初公開 東京モーターショー

 トヨタ自動車は、開会中の東京モーターショー(11月4日まで)で、これからのレクサスの電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表し、それを象徴するEVのコンセプトカー「LF-30 Electrified」を初公開しました。

 今年は、レクサスブランドが創業(1989年)されて30年目。「Lexus Electrified」は、2030年までの今後の30年間を見据えたビジョンとしています。「LF-30」の30は、その30を意味しています。

 ビジョンの具体化として、今年11月にレクサス初のEVの発表を予定しています。また、2020年代前半にPHVやEV専用モデルを投入する計画といいます。

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 「LF-30 Electrified」は、「デザインにおいては、EVに期待される先進イメージを、アーティスティックな質感まで昇華した未来的な造形や、自動運転を初めとする新技術を積極的に織り込んだインテリアにより、レクサス独自の世界観確立をめざしました」と意気込みを示しています。

 その特徴として、インホイールモーター(駆動輪のすぐ近くにモーターを配置し、タイヤを直接駆動する方式)を動力とするEVならではの新しいデザインにしたというように、大胆なデザインになっています。

 また、ボンネットがないことをいかし、前から後ろまで一続きになるような流線形、窓からの視野を広くとって景観を楽しめるなど、これまでにないデザインの自由度を高めています。

 運転席は、手綱1本で馬を走らせることにヒントを得た「Tazuna」コックピットを設計したといいます。運転に集中するとともに、ナビゲーションやオーディオを制御できるなど自由な空間を実現しているとしています。

 アイフォンが発売されたのは2007年。それからわずか10年ほどでスマホは世界を席巻しました。日本で走る量産EVは、日産のリーフだけですが、“CASE”と呼ばれる時代の中で、EVは自動車の主流になるのでしょうか。
トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/10/26 21:12

◎超小型EVを出展 トヨタが東京モーターショーに

 トヨタ自動車は、10月24日に始まった東京モーターショー(11月4日まで)に超小型EVを出展しました。EVで出遅れたといわれるトヨタがいよいよ量産EVを発売します。2020年冬ごろに発売する予定といいます。

 定員は2人。全長は2m49㎝、全幅は1m29㎝、全高は1m55㎝。最高速度は60㌔㍍。1充電での走行距離は約100㎞。充電時間は約5時間(200V)です。

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 高齢者や免許を取りたての人などが、日常の買い物など近距離の移動を想定して開発したといいます。企業が毎日、顧客回りするような場合も想定しているといいます。

 価格は、まだ明らかにしていませんが、軽自動車程度で購入できれば需要は多いでしょう。高齢者がブレーキとアクセルの踏み間違い事故が多発しているなかで、これを制御するシステムは装備されているのでしょうか?

 今回の発表では、それに触れていませんが、「踏み間違い加速抑制システム」がすでに後付けできるだけに是非とも標準装備して欲しいところです。そうすれば、高齢者の事故も減るでしょう。

トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/10/24 17:43

◎トヨタ 新型車「ヤリス」を販売 ヴィッツの名が消える

 欧州では、「ヤリス」という名前で知られているトヨタ自動車の小型自動車ヴィッツ。トヨタは10月16日、日本名のヴィッツをやめ、ヤリス名に統合して2020年2月に新型車を発売すると発表しました。

 しかも、低速時の事故予防をサポートする「低速時加速抑制」機能、高度駐車支援システム「Advanced Park」、交差点右折時の対向直進車・右左折後の横断歩行者も検知対象とした最新の「Toyota Safety Sense」、だれもが楽に乗り降りできる「ターンチルトシート」…など小型車にトヨタ初の新機能が満載されています。

 また、アクセサリーコンセント(1,500W)をハイブリッド車にオプション設定。家庭用と同じコンセントを通じて、電化製品を使用できるほか、停電などの非常時には発電機として使用できるといいます。

 日本では、台風による大規模な自然災害が毎年のように起きているだけに、こうした「外部給電機能」は注目されるでしょう。

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(ヤリスのプラットホーム)

 ハイブリッド車とガソリン車があります。プリウスを先頭に導入されている部品などを統一してコストを下げる設計思想である「TNGA」のプラットホームを採用しています。

 知人はガソリン車のヴィッツに乗っていますが、「少し後にハイブリッドのアクアが販売されてしまったと思った」と語っています。ハイブリッド車は人気で、小型車はトヨタのなかでも競合が激しくなっています。

 新機能を一杯盛り込んで、欧州で成功したヤリスを、世界の小型車の戦略車にしようというのでしょうか。価格は12月中旬に発表するとしています。盛りだくさんの新機能に、これまで同様の低価格となれば、競争力を発揮するでしょう。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/10/19 21:48

◎新型「ミライ」 東京モーターショーで公開

 トヨタ自動車は、燃料電池車(FCV)・「ミライ」の新型のコンセプトカーを10月24日から開幕する東京モーターショーで公開します。ミライは、量産車のFCVとして2014年12月に世界で先駆けて販売しました。

 これまでに約1万台を販売しましたが、トヨタに続くメーカーが現われず、しかも次世代車が電気自動車にシフトするなかで、苦戦を強いられています。

 新型ミライは、2020年末から日本や北米、欧州などで販売する予定です。FCVは、水素を空気中の酸素と化学反応させて発電した電気で走るもので、水しか排出せず、究極のエコカーといわれます。

 トヨタは、「FCシステムを全て一新し、性能を大幅に向上させるとともに、水素搭載量拡大などにより、航続距離を従来型比で約30%延長することを目標に開発を進めています」といいます。

 また、TNGAプラットフォームを採用し、低重心で伸びやかなプロポーションを実現したとしています。これまでは4人乗りでしたが、5人乗りになります。

15 新型ミライ
(新型「ミライ」のコンセプトカー)

 このブログ「トヨタで生きる」(2015/02/26アップ)では、FCV普及のためにトヨタは特許を全面公開したことから、生産現場も公開したことを書きました。

……
 動画は、生産ライン概要、トリム工程、シャシー工程、ファイナル工程、検査工程から成っています。ハイビジョン映像で、鮮明な画像で撮影されています。

 他の車のようにベルトコンベアーラインはなく、労働者がシャシーを台車で運んでいます。狭い車内で、かがみ込むように部品を取り付ける労働者…1台、1台、手作りで、慎重に、ていねいにつくっています。
……

 新型ミライは、これまで同様に元町工場で、他の車といっしょにラインで生産されます。ミライは、電動化などCASEと呼ばれる自動車産業の「100年に1度の大変革期」(豊田章男社長)のなかで、未来を切り開くクルマになれるのでしょうか。

トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2019/10/18 20:48

◎ハイブリッド車、電気自動車の出番 千葉県での停電

 台風15号によって送電線や電柱が倒れたことによる千葉県内での停電は9月16日で、1週間になりました。この日の朝のNHKニュースでは、ハイブリッド車、電気自動車の電気を使ってしのいでいることが紹介されました。

 NHK首都圏ニュースは、日産自動車と三菱自動車が、市役所や公民館、老人ホームなどで非常用の電源として提供していることを伝えました。

 自動車評論家の国沢光宏氏はネットで、リーフやプリウスなどは、エアコンや冷蔵庫などに使えると紹介しています。「実際、何度も使ってみた。500Wの掃除機と1000Wの調理器具を同時に使ったけれど問題無し。プリウスならエンジン掛かったり止まったりしながら、満タンで何日か使えます」といいます。

堤工場のプリウス
(プリウスを生産しているトヨタの堤工場では、門前にプリウスを展示しています)

 NHKは、昨年9月に最大震度7によって「ブラックアウト」が起きた北海道地震で、「暗闇の街 救った車」(18年9月21日放送)を放送。ハイブリッド車を買った人が、「食料が確保しづらかった中、冷蔵庫の中の食材でしのぐことができた。災害を意識して車を買ったわけではなかったが、本当に助かった」と語っていることを紹介しています。

 また、JAFがガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車は、災害でどれくらい使えるかの実験をしたことを伝えました。実験では、スマートフォンの充電や電球、食事用のホットプレートなど7種類の家電製品を使いました。

 その結果についてJAFの担当者は、「ガソリン車では長時間使うことは難しい」という一方で、ハイブリッド車や電気自動車は――。

 「消費電力の高い電気ストーブやホットプレートも使うことができました。特に電気自動車は心強く、1、2リットル電気ポットで何回お湯を沸かせるかという実験では、エンジンを切った状態でハイブリッド車が1回だったのに対し、電気自動車では30回沸かしてもまだ3分の2近いバッテリーが残っていた」

 首都直下型地震が心配される東京都の練馬区では、「災害時 電力を供給できる車を募集しています」という呼びかけをしていることを紹介。電気自動車では、避難所1カ所で3日間はしのげるとしています。

 地震、台風など「想定外」の自然災害が毎年起きるほどになった日本。ハイブリッド車や電気自動車の新たな使い道が注目されています。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/09/16 09:58

◎マット・ストームグレーメタリックのスープラ

 名古屋駅前のミッドランドスクエア内にあるトヨタショールームを訪ねた。まず1階のレクサス車を見た。2階のトヨタ車のなかにあったスポーツカーのスープラに目を奪われた。その異様ともいえる塗装に。

 新型スープラは、トヨタが2013年に提携した独BMWと共同開発したもので、今年5月17日に発表したものだ。排ガス規制に対応できなかったために2002年に生産を終了し、17年ぶりに復活させた。1978年の初代から数えて5代目になる。

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 艶を消して、灰色のようなスープラは堂々としていた。これは目立つな、と思った。係員に質問すると、マット・ストームグレーメタリックだという。

 ネットで調べると、「マット塗装(艶消し)は、一般的に光沢を出す塗装とは違い、表面に細かな凹凸をつける塗料を使用する。細かな凹凸が光を拡散させ、艶を消したような独特の重量感を持つ塗装表面を作り出す」などとある。

 しかし、汚れの付きやすさ・落としにくさがあり、細かなホコリや汚れも塗装面に入り込んでしまい、磨くとツヤが出てしまい、シミになるというやっかいな塗装だという。

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(マット・ストームグレーメタリックの表面)

 そのため、こまめな水洗いが必要だという。よほどの“愛車”心がないと、こうした車には乗れないということだ。水洗いもせずに、たまにガソリンスタンドの自動洗浄機で洗う自分のような人間には、とても乗れない。

 しかも、このスープラ、「限定24車」で、それも抽選販売で、すでに終了してもう販売していないという。たったの24台? 2つの県で1台しかないとは恐れ入る。

 この塗装は、オプション価格(消費税込みで32万円)で、合計で本体価格と合わせ722万円になるという。

 スープラとは、ラテン語で「至上かつ最高」という意味があるという。700円程度のラーメンのスープを吸っている自分には、とても、とても。

トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/08/25 15:07

◎トヨタ 17年ぶりに新型スープラ

 トヨタ自動車は5月17日、2013年に提携した独BMWと共同開発した新型スープラを発表しました。排ガス規制に対応できなかったために2002年に生産を終了し、17年ぶりの復活になります。1978年の初代から数えて5代目になります。

 トヨタが企画とデザイン、BMWが設計と開発を分担しました。BMWのスポーツ車カー「Z4」とプラットホームを共通化した兄弟車で、コストを抑えたといいます。

 生産はカナダの自動車部品大手「マグナ・インターナショナル」のオーストリアの子会社工場で行われ、日本の元町工場へ運ばれ、最終検査をします。

8 新型スープラ


 排気量3リットルの直列6気筒エンジンを搭載した「RZ」、2リットルの4気筒エンジンを搭載した「SZ」などがあり、価格は490万円から。

 豊田章男社長がみずからテストドライバーとして開発に関わったことから、トヨタのホームページでは、新型スープラの宣伝に力を入れています。

……
それは、走るアンチテーゼ。
一台の美意識。
ピュアスポーツ最後の官能。

トレンドよりアイデンティティを。
両立より一点突破を。
効率よりエモーションを。

すべてに満点は求めない。
目指したのは究極の“走る愉しさ”。
ただそこに純粋に向かって。

受け継がれてきたフィロソフィー、
最先端のテクノロジーを両輪に。
これまでも、ここからも。
Supraは、自分の道を走ってゆく。
……

トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/05/18 09:24

◎トヨタが中国でEVを発表 

 トヨタ自動車は、4月16日に開幕した中国の上海モーターショー2019で、電気自動車(EV)の「C-HR」と、その兄弟車の「IZOA」(イゾア)を初公開しました。

 出遅れたといわれてきたトヨタのEV車が具体的な形になってきましたが、1回の充電でどれだけ走行できるかなど、車両スペックや価格は公開されていません。

トヨタのEV
(トヨタが上海モーターショーで発表したEV2車種)

 2020年に中国市場で販売されますが、日本での販売は明らかではありません。「C-HR」は、若者を中心に人気があるハイブリッド車(HV)のSUV(スポーツ用多目的車)として、日本でよく見かけるようになりました。

 トヨタが中国市場でEVを先行して販売するのは、中国政府が2019年から始めた新エネルギー車(NEV)規制に対応を迫られているからです。NEV規制は、自動車メーカー各社にEVやプラグインハイブリッド(PHV)、燃料電池車(FCV)などの一定量の発売義務を負わせるものの、トヨタが最も得意とするHVは含まれていないからです。

 中国も、日本やドイツ、アメリカなどの自動車メーカーとガソリン車と対抗するのではなく、一気にEVで力をつけ、世界最大の市場となった中国での覇権を握る思惑があります。

 トヨタはこの日、次のようなコメントを発表しています。

……
 中国で初披露した「C-HR」「IZOA」のEV2車種を皮切りに、2020年代前半には、グローバルで10車種以上のEVの展開を予定しており、2030年『グロー バル電動車販売550万台以上』の目標に向け、着実に電動車普及を進めています。
……
トヨタ車 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2019/04/18 17:33

◎注目すべきニュースは「東京モーターショー」 豊田社長

 日本経団連など財界(経済3団体)は1月7日、新年祝賀会を東京のホテルで開きました。東京テレビの番組「WBS」(ワールドビジネスサテライト)が、毎年恒例の社長インタビューをしました。

 今年は、同テレビが選んだ「米中貿易摩擦」や「為替株価の動向」「新天皇即位 改元」などから、2019年の「注目のニュースは?」と問うものでした。トヨタ自動車の豊田章男社長が選んだのは?

 豊田社長 「東京モーターショーです」
 大江麻理子ャスター 「ハ、ハ、ハ、ここにないですね」

 豊田 「ここに上がってこないことが我々の努力不足ですがね」
 大江 「今年のモーターショーはどういうところに1番注目されますか?」

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 豊田 「デトロイトモーターショーではなく、CES(家電・技術見本市)の方へ、未来のモビリティは移ってきています。モーターショーのあり方が、世界的に問われています。既存の自動車メーカーが未来のモビリティに選ばれる存在になっていくことが必要でしょう」

 キャスターは、豊田社長の選択に戸惑っている感じでした。世界のトヨタの社長なら、もっと大きな問題を選んでくれると思ったからでしょう。ところが、身内のモーターショーの話だったからです。

 そのモーターショー、東京では2年に1度開かれており、このブログでもその様子を伝えています。しかし、2017年の東京モーターショーの入場者数は、前回の2年前の81万2500人に対し、94・9%の77万1200人で、縮小傾向は脱することができませんでした。

 若者の自動車離れとともに入場者数は減り続け、モーターショーの魅力を発信できないでいます。17年のモーターショーも、電動化(EV化)、自動運転化、ネットでつながるコネクテッド化、ライドシェア(相乗り)という「100年に1度の大変革の時期」(豊田章男社長)という割には…。

 豊田社長の語るように、未来のモビリティはCESの方へ移っています。日本自動車工業会会長も務める豊田社長、モーターショーのカイゼンをどのように図るのでしょうか?
トヨタ車 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2019/01/11 18:28

◎レクサスと旅のコラボ

 秋も深まり、家族で紅葉狩りのドライブに行こう――そんな思いでいたら、大阪市で発行している季刊雑誌『CLasism』(ゆめディア発行)を見つけました。

 同誌は、全面カラーのグラフ誌で、関西地方での旅や食文化、インテリア、焼き物などを掲載しています。そのなかに、レクサスと旅のコラボ企画がありました。

 「ちょっとレクサスな女たち」のタイトルです。2018年の夏号は「京の奥座敷、亀岡」で、京都府亀岡市へレクサスのRX450hで旅するという企画です。

 この10ページにわたる企画では、出雲大神宮などを訪ね、料亭で昼食、戦国時代の武将、明智光秀らが癒したという湯の花温泉に宿泊…を美しい写真たっぷりで紹介しています。

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(季刊雑誌『CLasism』に掲載されたレクサスRX450h=左下)

 ちなみに2020年放送のNHK大河ドラマは、長谷川博己が主役で光秀を演じるといいます。光秀は、亀岡城から本能寺へ向かい、織田信長を殺す「本能寺の変」を起こします。

 こうした歴史があるのが亀岡です。企画には、旅の要所、要所にレクサスを取り込んだ写真があり、さらにRX450hは743万6000円とさりげなく宣伝しています。

 秋号では、和歌山県の紀州沿岸をドライブし、安珍、清姫の恋物語で知られる道成寺などを訪ねたり、老舗の宿で新鮮なハモしゃぶに舌鼓を打つ…を企画しています。

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(レクサスLC500)

 こちらはレクサスのLC500の“Lpackage”。何と1300万円もします! しかもボディカラーは、ネープルスイエローコントラストレイヤリングというもの。

 LC500のド派手な黄色いクーペで乗り付けられたら、惹かれるというより、思わず引きたくなる?――と考えてしまいました。

 道を走っていると、レクサスは珍しくないほど多くなりました。日本社会で定着してきた感がありますが、しかし庶民にとっては、しょせんは高嶺の花。格差社会のなかで、「いつかはレクサス」とはいかないかも…。
トヨタ車 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2018/10/28 12:28

◎サイドミラーの進化

 トヨタ自働車がサイドミラーをカメラにしたことが話題になっています。「デジタルアウターミラー」というもので、レクサス「ES」の新型車に搭載することを9月12日、発表しました。車の進化を示すものです。

 13日のテレビのワードショーで、さっそく話題になっていました。「ミラーレス」という驚きと同時に、「クルマの初心者は、ミラーをこすることが多いから、いっそのことあの飛び出しがなくならないの?」など、など。

 サイドミラーは、左右、後方の安全を確認するためには、なくてはならないものです。車線変更や追い越しでは、緊張しながらサイドミラーを見ます。しかし、夜間時は、後方の自動車の照明だけでは、どうしても位置感覚がわからない場合があります。

 トヨタのホームページでは、動画や写真で、カメラ搭載車の方が、死角をなくして、いかに安全かをアピールしています。雨の時、夜間の時など、確かに鮮明な画像で左右、後方を確認することができます。

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(雨天時=上=も、夜間時=下=もカメラで鮮明な映像が得られます=トヨタ自動車のホームページから)

 これまでとあまり違和感のないように、カメラで写した映像は、運転席全面の両側に置いた5インチのディスプレイに表示されます。カメラには、雨天時に水滴が付かないような形にし、ヒーターを内蔵しています。

 「ES」の上級車にオプションで搭載するといいます。量産車に採用するのは、世界で初めて。大衆車への普及は、これからになります。AI(人工知能)を使う自動運転車の実用化も目の前に近づいています。自動車は、どこまで進化するのでしょうか?
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/09/13 17:50

◎レクサスLS 11年ぶりのモデルチェンジ

 レクサスのフラッグシップ、LSが11年ぶりにモデルチェンジ(10月19日)した。最近、ショールームで実物を見た。横から見ると5235mmの全長は、さすがに大きい。

 クラウンの全長(4970mm)よりも265mmも長い。今回のモデルチェンジで5代目というが、3代目まではセルシオの名前だった。ガソリン車のLS500とハイブリッド車のLS500hの2モデルがある。

 価格は? と見ると、1802万円。クラウンよりも1000万円ほど高い。かつて、「いつかはクラウン」とのキャッチコピーで、頑張れば手が届くともいわれた。LSは本当の富裕層しか買えなくなった。

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 たまたま4代目LSシリーズのLS600h、600hLのカタログが手元にある。レクサス店へ行って5代目のカタログをと請求するには勇気が必要だ。じろっと見つめられそうな気がする。

 書店で「レクサスLSのすべて」を買った。おもしろかったのは、このなかに、「レクサス先進安全技術体験レポート」があったことだ。高級車になればなるほど、安全技術は満載されている。

 体験レポートでは、65kmで走っていると、前方に後姿の歩行者のダミーが立っているのが見えるという設定だ。まず、ヘッドアップディスプレイが、歩行者の位置を光の矢印で表示し、注意を喚起する。

 次に、回避操作がされないとブザーの警報が鳴る。さらに、急ブレーキが掛けられないと、自動ブレーキの出番だ。「あぁ、もうぶつかる! と観念した刹那、ガツンと強めのブレーキを掛け、急減速を始めたLS」

 「しかし、ブレーキだけでは止まり切れないと判断するや、軽く手を添えていた手の中でステアリングがクイッと45度ほど回り、左ドアミラーが歩行者をかすめるようなぎりぎりの距離で回避しながら、反対車線にはみ出すこともなく無事停止した」

 迫力ある描写で、LSの安全技術を伝えている。LSにはほかにも安全技術がたくさんあり、世界で最もすすんだ「自動運転レベル2」と評価している。

 クルマの先進技術は、まず高級車から始まる。それが中級車から軽自動車へと広がっていく。6年ほど前は、エアバックもなく、バックする時には後方を写すディスプレイなどもなかったクルマに乗っていた。

 3代目プリウスに買い替えると、当たり前のように装備されている。LSの安全技術も、普通のクルマに搭載されるようになれば、クルマの安全性は飛躍的に高まってくるだろう。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/12/28 16:10

◎マット塗装のレクサスの存在感

 名古屋駅前のトヨタ自動車のショールームで、マット塗装と呼ばれるレクサスが展示してあった。艶のない、真っ黒なボディは、圧倒的な存在感、重量感がある。

 レクサスGSFとRCFの2台だ。街中を走っていたら目立つだろう。クルマも個性をアピールする時代だ。カローラ的、プリウス的なありふれたクルマではあきたらないのだ。

 調べてみると、通常の塗装はメタリック塗装と呼ばれるもので、クルマのボディの表面は平のために光沢があるように見える。マット塗装は、大粒の顔料が含まれた艶消し塗料を使い、ボディにわずかな凹凸をつける。その凹凸が乱反射し、光沢が無いように見えるのだという。

 しかし、ワックスは使用できず、クルマの手入れは大変だという。よっぽどクルマが好きでないと乗れないのだ。クルマの洗車は、石油スタンドの自動洗車という人間には乗れないのだ。

マット塗装 レクサス


 ダメージ塗装をしたクルマもある。廃車寸前のクルマかと思わせるほど、ボディを汚れた塗装にするものだ。塗装専門店で、新車にわざわざ塗ってもらうものだ。マット塗装もダメージ塗装も個性をアピールするクルマだ。

 そうしたクルマは、「悪役感があるので、好きではない」という人もいる。人それぞれだが、クルマの世界も多様性が広がっている。個性、多様性は、今の時代の反映なのだろう。
トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/11/26 11:17

◎EV化、自動運転というが…東京モーターショーへ行った(下)

 2017年の東京モーターショーは11月5日、閉会した。入場者数は、前回の2年前の81万2500人に対し、94・9%の77万1200人で、縮小傾向は脱することができなかった。

 前回と大きく違うのは、VR(仮想現実)のコーナーが拡充されていたことだ。ゴーグルに表示される映像により、バーチャルリアリティ=仮想現実に飛び込むことができる。

DSCN9858.jpg
(VR=仮想現実=のコーナー)

 トヨタの燃料電池自動車のコンセプトカー、「Fine―Comfort Ride」は、VRのプレゼンを行なっており、ゴーグルを付けてシートに座ると、コンセプトカーに乗っているような体験ができるという。

 海外のメーカーでは、トヨタを抜いて販売世界1になったドイツのフォルクスワーゲン(VW)がEV化に力を入れていた。バッテリー容量を増やした「eゴルフ」や2022年に市販する「ワーゲンバス」が注目された。

今年に導入予定のeゴルフ
(VWの「eゴルフ」

2022年生産開始のワーゲンバス
(VWの「ワーゲンバス」)

 世界最大の市場、中国で販売トップがVWだ。中国政府は、北京などの大気汚染の深刻化でEVへ急速にシフトさせようとしている。VWが力を入れるのも当然だ。

 部品関連会社の集まるブースでは、ピストンリング、クランクシフトエンジン部品の会社の係員に話を聞いた。一様に、EV化の与える影響について、将来に対する漠然とした不安を語っていた。

 エンジンがなくなることで、3万点といわれる自動車の部品の4割近くが減るという経産省の試算がある。部品・下請け会社にとって、EV化の影響は計り知れないだろう。

 トヨタのような完成車メーカーから部品・下請け、販売店、ガソリンスタンドなど自動車関連で働く労働者は500万人を超える。営業、雇用問題をはらみながらEV化、自動運転化はすすむ。

 日本最大の産業、自動車産業はどうなるのか? 大きな変化が目に見えるようになるのは、次回の2019年の東京モーターショーに現れるのではないかと感じた。

 週刊経済誌「ダイヤモンド」のオンラインでは、「トヨタも見捨てた!? 東京モーターショー『地盤沈下』の深刻実態」という記事をアップしていた。「アメリカ、イタリア、イギリス勢が不参加となった。今や世界5大モーターショーの地位は中国でのモーターショーに奪われている」というのだ。

 しかも、メディア向けの説明会(10月25日)に、豊田章男社長が登壇するものと思っていたところ、フランス人のディディエ・ルロワ副社長があいさつした。

 「ダイヤモンド」は、「トヨタの母国市場で行われる東京モーターショーで社長が出ないという事態。まさに『異例中の異例』であり、言い換えれば、『あり得ない事実』として受け取られた」と激しく書いている。

 日産自動車でも、カルロス・ゴーン会長でもなく、ダニエレ・スキラッチ副社長が登壇した。何があったというのだろうか?

トヨタ ハイブリッド スポーツカーコンセプト
(トヨタのハイブリッド スポーツカーコンセプト)

 EV化、自動運転化でトヨタの技術者たちは、世界の自動車メーカーだけではなく、グーグルなど米IT企業と激しい国際競争のなかに突き落とされる。トヨタでは、“裁量労働的”な働き方といわれる「FTL(I)」が12月から導入される。

 「Free Time & Location for Innovation」の略。時間と場所にとらわれない革新的な働きかたという意味で、トヨタは、「賃金は掛けた時間の対価であるという考え方を払しょく」するものという。

 安倍政権は、「働き方改革」などといって、過労死ラインである「月100時間未満」までの残業を認めようとしている。過労死、働きすぎが大問題になっている日本で、技術者たちがまきこまれないことを強く願う。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/11/06 09:01

◎EV化、自動運転というが…東京モーターショーへ行った(上)

 今年2017年も「東京モーターショー」へ行った。2年に1回の開催で、今回で45回目。モーターショーへは4回連続である。この日、10月31日(水)は台風が過ぎて久しぶりにさわやかな秋空になった。

 今年は、電動化(EV化)、自動運転化、ネットでつながるコネクテッド化、ライドシェア(相乗り)というガソリン自動車130年の大激動の年になった。それだけに、どんなコンセプトの展示になるのか…興味津々だった。

 午後1時ごろ東京ビックサイトの会場に着いた。平日のせいか会場に向かう人は少ないように感じた。150万人ほどが詰めかけた90年代中ごろに比べ、前回は81万2500人に縮小しており、どれだけ盛り返せるか?

 トヨタのブースへ行った。前回は、4代目のプリウスが目玉だったが、今回はコンセプトカーの「愛i」「愛iRIDE」が目玉か? パンフレットも、「愛i」を前面に押し出している。

10 「愛i」
(コンセプトカーの「愛i」)

 ホワイトが基調で、卵のように丸い、かわいいデザイン。パンフレットには、「クルマが人を愛するようになるって本当ですか」「限りなく優しいクルマは、愛しいものになる」とある。

 インパネ中央部の丸い部分に人工知能(AI)があり、たとえばドラーバーが汗をかいていると、クーラーが自動的に入るという。クルマとドライバーが会話することで、愛を育てるという…。

 トヨタはレクサスGSで、高速道路での自動運転の実走試験をしてきたが、モーターショーでは自動運転がどこまで進んでいるのか、EVにどれだけ力を入れているかはよく分らなかった。

10 トヨタ GSF
(レクサスGSF)

 日産自動車は、9月に2代目としてモデルチェンジしたばかりのEVカー、リーフが目玉だ。こちらは現実に日本で走っているから、迫力はある。ゴーンCEOは、EVでトヨタを追い越すと豪語している。

 先日、旧型のリーフを今年7月に買った人の話を聞いた。「1回の充電で280km走るといわれたが、実際には120kmくらい。走っていてストップしないかとひやひやです。充電も家庭では19時間もかかる」と言っていた。

 新型リーフは400km走るというが、あくまでカタログ値だ。EV化へ一気に突き進むのかと思うが、走行距離と充電時間がまだまだ難点だ。これが大幅に改善されないとそんなに普及するのかと考えてしまう。

日産 リーフ
(日産リーフ)

 トヨタのブースでは、レクサスやスポーツタイプのGRシリーズ、箱型のJPNタクシー、センチュリーなどが目立ったが、EV化、自動運転化などと騒ぐ割にはよく分からなかったというのが正直な気持ちだ。

 係員にEVについて質問すると、「詳しいことは、お客様相談室相談センターへ問い合わせてください」と電話番号が書いたカードが渡された。「えっ?」という感じだった。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/11/05 18:10

◎自動運転はどこまで 「トヨタ・テクニカル・レビュー」を読む

 「挑戦・新技術開発」を特集した「トヨタ・テクニカル・レビュー」(Vol・63、2017年5月発行)に目を通しました。巻頭言は、伊勢清貴専務役員の「『革新』無くして『創造』無し」です。

 伊勢専務は、自動車産業は3つの大きな環境変化があると指摘しています。

 1つ目は、自動運転です。「この技術はIT業界の参入により競争が激化しています」と指摘しています。昔は「産業の米」といわれたのが鉄とか半導体でした。今やAI・ビックデータが技術の基盤をなすものに変わってきたといいます。

 実際、自動運転で先頭を走るグーグルやアップル、マイクロソフト、アマゾンなど米5大IT企業がトヨタの競争相手になっています。

 2つ目は、「電動化の波」と指摘します。「エンジンのみを搭載するクルマの販売は大幅に減少して行くでしょう」と危機感をあらわにし、「FCVやEVなどに力を入れて行かなければなりません」と強調します。

 EVで出遅れたとメディアから指摘されるトヨタ。FCV(燃料電池車)では世界トップに立ったトヨタですが、現在開かれている東京モーターショーでは、EV化の波に乗ったのでしょうか?

 3つ目は、「クルマを所有せずに、必要な時にだけ利用するライドシェアリング、カーシェアリングの拡大」と指摘します。伊勢専務は、「クルマは走っている時より、停まっている時の方が多い」といいます。確かにわが家のプリウスも圧倒的に停まっています。

10 トヨタ・テクニカル・レビュー


 この3つの大きな環境変化に、どう対応するのか? 「トヨタ・テクニカル・レビュー」の本文で興味をひかれたのが「自動車専用道路を対象とした自動運転システムの研究」です。

 最初にトヨタの自動運転技術の考え方を示しています。「ドライバ―が運転したいときに運転を楽しめない車はつくらない」など4つをあげています。ここには、“モリゾウ”の名で今も運転をする豊田章男社長のクルマ哲学が反映しており、すべてを自動運転にまかせる考え方とは一線を画しています。

 自動運転システムの設計では、レクサスGSをモデル車にし、カメラ、ミリ波レーダーなどを使用したハードウエア、障害物認識や制御目標値演算など、「認知」「判断」「操作」のソフトウエアなどを紹介しています。

 実際に走行した首都高速道路での問題点にふれています。車の位置を推定するGPSは、誤差が50m程度あること、このため横幅5m以下のレーンで走行するには、自動運転に必要な精度を確保できないことなどをあげています。

 このため、フロントに設置したカメラで蓄積した路面画像や地図でつくった疑似路面画像を照合するなどして高精度の位置を推定したことを明らかにしています。

 これによって、横方向は0・1m、縦方向0・5mの誤差になったとしています。日本版GPS衛星「みちびき」の4号機が10月10日に打ち上げられ、18年度から運用がはじまります。これによって、誤差は1m以下になるといわれています。自動運転技術は飛躍するでしょう。

 トヨタは、2015年10月に首都高で、メディアに向けたデモンストレーションを行いました。「驚くほどスムーズ」「想像以上の安定感」などの評価を得たといいます。

 それから2年、自動運転技術はどこまで進化したのでしょうか?
トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/11/04 18:01

◎トヨタHPに「プリウス誕生秘話」

 今年2017年は、ハイブリッド車、プリウスが発売されて20年になります。トヨタ自動車のホームページに「プリウス誕生秘話 by GAZOO」の4回連載があります。
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/prius20th/

 なかでも4回目には、プリウスというと必ず出てくる広告のキャッチコピー「21世紀に間にあった!」についてふれています。ハイブリッド車の開発は、ホンダが先行していましたが、奥田碩社長(当時)の号令で、開発を急ぎ、追い越したといわれています。

 当時、開発にかかわった技術者は、「実際にはまだ燃費は28kmに届いていなくて、あのタイミングでは“大丈夫”とは言えませんでした。1997年12月発売というスケジュールはいったん決めていましたが、とても計画通りに進んでいるとは思えなかったので、それについても“目指します”と言っていたんです」と語ります。

 しかし、発売日には、燃費は“同等のガソリン車の2倍”の28kmを達成。215万円という車両価格は、97年3月の時点での予想よりむしろ低かった、といいます。

 215万円というのは、ライバルのホンダの価格よりも低く下げたともいわれました。燃費はいい、モーターで走るときはプリウスが近づいても人は気づかない…一気に次世代の環境車といわれ爆発的に売れるようになりました。

 所有しているだけでステイタスがあるともいわれました。トヨタは、プリウスで大成功し、21世紀の初頭の2008年には米GMを抜いて世界1の自動車メーカーになりました。

4代目プリウス


 プリウスもすでに4代目。燃費は、40・8kmにも伸び、プラグインのプリウスの電気走行は68・2kmにも伸びています。ハイブリッドの車種は増え続け、2016年2月には、世界の累計販売台数が1000万台を超えました。

 しかし日本では、ハイブリッド車が圧倒していますが、世界では少数派にとどまっています。

 トヨタがハイブリッドの技術を磨いているなかで、ひたひたと迫ってきたのが電気自動車(EV)です。蓄電池の研究開発が飛躍的に進み、EVの走行距離がガソリン車の背中が見えるようになったのです。

 AI(人工知能)を搭載した自動運転、ガソリン車からEVへと世界の自動車産業は一気に動き始めました。グーグルやアマゾンなど異業種のIT企業がライバル企業になる時代へ突入したのです。

 ハイブリッドでの成功体験をしたトヨタが、EVでは“出遅れた”とメディアからいわれています。電機などのIT技術者の引き抜きや中途採用など、トヨタはEVシフトを強めています。

 ハイブリッド車や燃料電池車の「ミライ」で次世代車の開発の先頭を切ってきたトヨタ。EV開発の大動乱の時代になりそうな21世紀前半のトップランナーになれるかどうか? 正念場を迎えています。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/09/06 07:56

◎盗まれやすい車 プリウス3年連続トップ

 プリウスは盗まれやすい車で、3年連続でトップになりました。「積み替え」という新たな手口で盗まれていることを、朝日新聞(8月1日デジタル版)が伝えています。

 日本損害保険協会は、盗難事故実態調査を毎年続けています。2016年11月に保険金を支払った件数(車両本体盗難300件、車上ねらい・部品盗難455件)を対象に調査(今年で18回目)。その結果を今年3月末に発表しました。

 1位がプリウスで70件、2位がハイエースで40件、3位がランドクルーザーで39件…で上位10位内にトヨタ車が7車を占めています。プリウスは、全体の18%を占め、しかも3年連続1位です。プリウスは、ねらわれやすい車といいます。

priusu[1]


 「積み替え」とは、プリウスに搭載されている電子制御装置を抜き取り、別の制御装置と交換する方法です。制御装置は、電子キーを操作することでドアの鍵を開けたり、エンジンをかけたりします。電子キーには登録番号があるために一致しなければ車を運転できません。

 このため、プリウスを盗むために「積み替え」をするというのです。朝日新聞は、警察からの取材でコインパークや住宅街で盗まれた例をあげ、窃盗団が「積み替え」の制御装置を使いまわしているのではないかといいます。

 車が盗まれないようにするためにはどうしたらいいのか――日本損害保険協会は、▽イモビライザー(電子式盗難防止装置)の装着、▽バー式ハンドルロック、警報装置、盗難防止ネジ等の盗難防止機器の活用、▽防犯設備が充実した駐車場の利用、▽ドアロックを徹底し、鍵を車室内に放置しない、▽貴重品等は車内放置しない――などをあげています。

 それにしても、プリウスがねらわれるのは、車も部品も高く売れるからだともいいます。以前、豊田市のマンションでプリウスのカーナビが盗まれたことを聞きました。盗まれやすい車No1、プリウス人気は、こんなところにもあったのか…。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/08/03 14:46

◎新型カムリは「BEAUTIFUL MONSTER」

 トヨタは7月10日、新型カムリを発売しました。カタログには、大きく「BEAUTIFUL MONSTER」と銘打っています。日本ではあまり見かけませんが、トヨタの最大の市場、アメリカでは15年連続で最も販売している車です。

 サイズは、全長が35mm長くなり4885mm、全幅は15mm広がり1840mmです。クラウンが全長4970mm、全幅1800mmですから、これまで同様にクラウンより全幅が広く、大男のアメリカ人仕様になっています。

 デザインはスポーティーな印象となっています。排気量は2487ℓ。日本向けはハイブリッドのみで、燃費は1ℓ当たり28・4~33・4km(JC08モード)です。

新型カムリ1


 安全技術として、「Toyota Safety Sense P」を標準装備しています。①ミリ波レーダーと単眼カメラで、前方の歩行者を検知し、衝突を回避する、②車線の逸脱をドラーバーに知らせる、③ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者の早期発見、④先行車との車間距離を保って追従走行する――などの技術が盛り込まれています。

 税込み価格は、329万4000円~419万5800円で、月販目標は2400台としています。

 これまでの販売は、トヨタカローラ店でしたが、トヨペット店、ネッツ店(東京地区は東京トヨタでも販売)にも広げ、プリウスと同様に顧客を掘り起こそうというものです。

 カムリは、トヨタが、「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」という、これまでの車種ごとの開発を改め、ユニットごとに開発して共通化し、原価低減などをめざす手法で開発された車です。プリウス、「C-HR」に次ぐ3弾目です。

 原油安でSUV人気が高まるなか、セダンのカムリがどこまで販売を伸ばせるかが注目されます。日本での生産工場は、プリウスを生産している堤工場(豊田市)です。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/08/02 16:58

◎リニューアルしたトヨタ会館 (下)

 トヨタ会館のトヨタ車の展示場は、これまでと変わっていないが、様変わりしたのが車の生産の様子や車を様々な視点で見せる展示場の方だ。今年4月からリニューアルしたという。

 工場で車を生産する様子を紹介しているのは、これまで通りだが、映像や模型がよりビジュアルになった。小学生たちがたくさん見学にくるところだから、身近に車を体験してもらいたいからだろう。なんといっても、将来の顧客だから。

 まず目につくのがロボット。溶接ラインで火花を飛ばして激しく動くロボットのことだ。ガラス越しに、ロボットが軽快に、正確に動く様子を間近で見ることができる。迫力がある。

12 伸縮自由ライン


 ロボットの後ろには、「モノづくりは人づくり」という標語があった。トヨタは、自動車ではなく、人をつくっているとまでいわれるほどだ。実際、展示場には、横断歩道と両足跡を描いた「指差呼称」の場所まであったのには驚いた。

 社員は、工場をはじめ、本社の敷地の横断歩道などで、「右ヨシ!」「左ヨシ!」をやって交通安全ルールを守ることが義務付けられている。モノづくりの前に、まず人づくり、ということの1例だ。

 「伸縮自在な組立ライン」について、イラストでわかりやすく説明していた。

 ★生産量が増えたら→ラインを延長して、生産能力を増やして、早くつくる。
 ★生産量が減ったら→ラインを短縮し、1人分の作業量がない工程をまとめ、ムダをなくす。

 トヨタ生産方式の説明であり、なぜトヨタが日本1の利益を稼ぐまでにいたったかを簡潔に示している。

10 明日のスタンダード DSC_9290


 「明日のスタンダードになろう」と書かれたコーナーには、プリウスのPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)車が展示してある。今年2月に発売になった2代目で、家庭で充電し、初代の26・4kmの倍以上の68・2kmまで電気だけで走ることが可能になった。

 確かに、通勤など日常生活ではガソリンを使う必要がなくなった。トヨタは、PHV車を「明日のスタンダードになろう」と力を入れている。ガソリン車に次ぐ次世代車は、電気自動車か、燃料電池車か…と世界の自動車メーカーは、激しい競争をしている。

 トヨタは、すでに水素で走る燃料電池車の「ミライ」を発売しているが、まずPHV車を「明日のスタンダード」に位置付けているのか? トヨタの経営戦略の一端が見えるような気がした。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/07/05 08:35

◎リニューアルしたトヨタ会館 (上)

 先日、トヨタ会館を久しぶりに訪ねた。豊田市のトヨタ自動車本社の東側にあり、まずバイオリンを弾くロボットが迎えてくれる。トヨタ車がズラリと並ぶ展示場に入る。

 左手の一番目立つところにあるのがレクサス車のコーナーだ。あった、あった。3月に発売になったレクサスLC500h。2ドアーの赤いクーペは、1450万円もするだけに、ため息がでるような豪華な車だ。皮張の運転席も赤で統一されている。

 同じように展示してあるレクサスの最上級、LS600hLは1595万円する。LCは、それに匹敵するほどの値段だ。豊田章男社長は、みずからハンドルを握り、「運転する喜び」を語るが、LSなら当然だろうと思った。

トヨタ会館 レクサスLC
(レクサスLCとトヨタ車=トヨタ会館で)

 人気のスポーツカー「86」も展示してあったが、フル装備のLCには及ばないと感じた。トヨタ会館には、アクアやプリウスをはじめ、トヨタ車の主要な車が展示してある。

 東京・池袋にあったアムラックスは、13年12月に閉鎖された。お台場のMEGA・WEBは、かつてはレクサス車が展示してあったが、現在は展示していない。

 大阪にもアムラックスのようなイタリア調の展示施設があったが、なくなって久しい。現在、トヨタ会館に並ぶ展示施設は、名古屋駅前のミッドランドスクエアの1、2階にあるショールームくらいだろう。

 結構にぎわっていたアムラックスがなぜ、閉鎖になったのか? コスト削減なのか? トヨタ車のショールームも、トヨタの経営戦略に沿って変化しているようだ。

ミニチュア C-HR


 帰りにミュージアムショップで、「C-HR」のミニチュアを買った。孫が喜ぶだろう。将来の顧客になるかな?

                ◇

 この記事は、7月3日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/07/02 16:10

◎贅沢の限り レクサスLC

 レクサス店で、3月16日に発売されたレクサスLCを見た。ドアが2つのクーペで、贅沢の限りを尽くしたLCに、すごいというしかない。最高価格で1450万円もする。

 V型8気筒5リットルのエンジンのガソリン車とV型6気筒3・5リットルのハイブリッド車の2種類。大きさは、4770(全長)×1920(全幅)×1345(全高)mm。

 ピッカ、ピッカのボディ、革張りの内装、傷を付けたら大変…。

レクサスLC1


 発売1カ月で、約1800台の受注があったという。月販目標が50台というから好調なのだ。トヨタの元町工場で生産している。

 雑誌『モーターファン』の別冊「LCのすべて」に、LC専用ラインが15年9月につくられたと書いている。

 床、壁、天井までが白のペイントで塗られ、ゴミや汚れを目立つようにして、清潔な環境にしているという。さらに、工具やホースなど吊り物をなくし、ボディを傷つけないようにするためだという。

レクサスLC2


 一つの作業が終わるごとに、「〇〇締め付けヨシ!」「〇〇結合ヨシ!」などの大きな声がラインに響く。一般の組立ラインではないという風景だ。十分に作業の練習をし、習熟度を上げないと、工程には入れないという厳しさだ。

 クルマの専門誌の記者は、ルポの最後にこう書く。

 「選りすぐりの社員によって完成されたLCは、まさに“珠玉の作品”。作業員のプライドを載せ、また1台、ラインから旅立っていった」

 レクサスをつくる労働者も、クルマに劣らずすごい!

                ◇

 この記事は、6月17日にアップする予定でしたが、都合により15日にアップしました。
トヨタ車 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2017/06/15 17:07

◎人工知能が名人に勝つ衝撃

 将棋の佐藤天彦名人が人工知能(AI)のPONANZA(ポナンザ)に敗れるというニュースを5月21日の新聞で読み、AI技術はここまできたのか、と複雑な思いになりました。

 佐藤名人は、天才といわれた羽生善治3冠を2年前に破って名人になっています。対戦前にポナンザを借りて、「150局以上、対戦したが、ほとんど勝っていない」といいますから、完敗でしょう。

 へぼ将棋程度はやります。プロ棋士はよくアマチュア数人を相手に一度に指すといいますから、プロの頂点に立つ名人のすごさはわかります。それが敗れるとは、信じられない…。

 「日経トレンディ」(6月号)が「あなたの明日を変える革命商品 買える!役立つ! 人工知能&IOT」の特集を組んでいます。AI技術は、ディープラーニング、コンピューターの高性能化、ビックデータの出現によって本物になってきたといいます。

日経トレンディ


 その先頭を走っているのは、グーグル、アップル、アマゾン、マイクロソフトなどアメリカのIT企業ばかりで、日本の電機メーカーなどの存在は薄いといいます。「未来は米企業が掌握?」なんてことも書かれています。

 特集では、AI技術を使ったクルマの「自動運転」について、「『レベル2』がついにお手頃価格に。いよいよ登場する“セレナの次”」を書いています。

 日産自動車のセレナは、高速道路での「先行車追従」「レーンキープ」などレベル2の自動運転技術搭載車を、オプションとしてプラス24万円で売り出しており、多数の顧客がこちらを買っているといいます。

 世界の自動車メーカーは、自動運転技術で激しい争いをしています。特集ではグーグルから独立したウエイモ、日産、ロバート・ボッシュ、ダイムラー、BMWなどが先行しているとデータをあげて指摘しています。

 特集には、トヨタ自動車の名前はなし。「先行車追従」「レーンキープ」などは、4代目プリウスにもあります。うーん、自動運転ではトヨタの影はまだ薄いということでしょうか?
トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/05/21 11:30

◎トヨタ 新型カムリの生産開始

 8代目となる新型カムリが1月9日に始まったアメリカ・デトロイトのモーターショーで初披露された。横幅は1840mmもあり、クラウン(1800mm)より幅が広い。日本ではあまり見かけないが、体の大きい米国民の人気車種だ。

 カムリは1982年に日本で発売された。今では、世界10カ所所の工場で生産、100以上の国・地域で販売されている。累計販売台数は1800万台を超える。

 アメリカでは、車種別では15年連続で最量販車になった。ケンタッキー州の工場で、年間40万台近くを生産している。

60 新型カムリ(8代目)
(新型カムリ=トヨタのホームページから)

 トランプ米大統領は就任前、トヨタがメキシコでつくる新工場に対しツイッターで、「とんでもない! 米国内で生産するか、高い関税を支払うかだ」と批判した。

 これに対し豊田章男社長は、米国内で5年間に1・1兆円を投資する計画を明らかにした。豊田社長は、トランプ大統領と10日から初の公式会談をする安倍首相と2月3日に東京のホテルで会った。

 東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急の日本料理店「水簾」で、食事しながらトランプ大統領との対応を話し合ったという。

 カムリの生産は、日本ではプリウスを生産している豊田市の堤工場で2月から始まった。労働者に、ご苦労さんの意味でドラ焼き2個が配られた。また2月は、販売が増える期末を前にして土曜日出勤がある。チョコレートが配布された。

ドラ焼き
(ドラ焼き)
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/02/10 11:33

◎”退屈なクルマ”を返上か? 「C-HR」発売

◎退屈なクルマを返上か? 「C-HR」発売

 トヨタは、満を持して小型SUV「C-HR」を12月14日、4チャンネルの販売店でいっせいに発売した。カローラに代表されるように、圧倒的に売れて万人受けする一方で、一部から“退屈なクルマ”と称されてきたトヨタ車。これを返上できるのか?

 あえてC-HRという英語名にしたことも、これまでのクルマとは違うということか? 「compact high rider」の略だという。最大の特徴はデザインだ。

 「これがトヨタ車?」というほど、とがったデザインに仕上げてある。大きなタイヤ、小さめの流線型の窓、彫刻したような彫りの深いゴツゴツ感…確かにこれまでのトヨタ車にない個性をアピールしている。

 4代目プリウスに続く「TNGA」(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)の第2弾になる。プリウスとプラットホームを共通にするなど、これまでの車種ごとの開発を改め、ユニットごとに開発して共通化し、原価低減などをめざす手法で開発された車だ。

30 プラットフォーム c-hr
(「C-HR」のプラットホーム)

 価格は251万6400円からで、約243万円からのプリウスより高い設定だ。1・2リットルターボエンジンと1・8リットルのハイブリッドがある。ハイブリッドの燃費は1ℓあたり30・2km。

 トヨタの子会社のトヨタ自動車東日本の岩手工場とトルコの工場で生産される。販売目標は、月6000台。発売前から予約を受け付けており、2万9000台あったという。世界100カ国で販売する世界戦略車と位置付けている。

 書店には、早くも『新型C-HR』の本が並んでいる。ハリアー、RAV4、レクサスRXなどトヨタの歴代SUVの紹介などをしている。

 各社が若者をターゲットにSUVに力を入れるなか、C-HRはどんな存在感を発揮するのか?

                ◇

 この記事は、12月16日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/12/15 18:13

◎原寸大のポスター 「C-HR」

 昨日、このブログ「トヨタで生きる」で吉村昭の超短編小説「鰭紙」を紹介したが、トヨタと何の関係がある? との疑問が出たかもしれないが、大ありである。

 12月にトヨタ自動車が発売する小型SUV「C-HR」。デーラーで先行商談予約をしているという。先日、デーラーで現在乗っている車の点検を受けた際、聞いてみた。営業マンはにこにこ顔だった。

 「ところで『C-HR』って、なんの略ですか?」と聞くと、「compact high rider」だという。こうした車を運転するドライバーをくすぐろうというのか?

 確かに、これまでのトヨタにはない、とがった鋭角的なデザインだ。数日前、名鉄名古屋駅の構内に原寸大と銘打った「C-HR」のでかいポスターが貼ってあったのには驚いた。

c-hr ポスター


 4代目プリウスの売れ行きが落ちているから、「C-HR」にかける意気込みを感じさせる。ネットでも「トヨタ新型SUV『C-HR』市販モデル全最新情報!発売日と価格、燃費予想も!」という文字が踊っている。
http://car-moby.jp/15548

 価格予想は、上記の「MOBY」によると、ガソリン車で240万円からで、ハイブリッド車は270万円からになるという。

 営業マンに聞くと、SUVは原油安になってアメリカで好調なことや日本でも若者だけでなく中高年にも人気だという。若いころにはスポーツ車に手が届かなかった世代が興味を持ち始めているという。

 確かにハリアーなどの大型SUVに比べれば、「C-HR」はコンパクトで中高年にも扱いやすそうだ。昨年秋の東京モーターショーで、実車が展示してあり、デザインに感心したことを覚えている。

 プリウスの販売が減少しているなか、「C-HR」は救世主となれるのか? もうすぐデーラーに展示される。一度、この手でとがったデザインに触れてみたいものだ。

 ところで、この「C-HR」は、コンパクトカー専門のトヨタ東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産される。金ケ崎町は、江戸時代の南部藩が治めた、現在の盛岡市や花巻市、奥州市などの範囲だ。「鰭紙」の飢饉の舞台になったのは、この当たりかも知れない。

トヨタ車 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2016/11/27 19:59

◎4代目プリウスに乗った

 3代目プリウスに乗っていた知人が、4代目に乗り換えた。発売(2015年12月)前から、予約して買い換えたというから熱烈なプリウス・ファンである。「まったく違ったクルマになったよ」と絶賛する。

 何とフル・オプションで、約400万円もしたという。新しい装備を1つずつ説明してくれる。片側2車線道路を走る。走行車線から追い越し車線へ。サイドミラーがオレンジ色に点滅する。追い越し車線に車がいる。点滅で死角をなくすねらいだ。

 前を走る車との車間距離を保って走るモードに切り替える。高速道路を走ると威力を発揮するという。長時間運転に疲れた時にはいい。うっかり追突もなくなる。いやぁ、便利だ。

 運転席の前のフロントガラスに、ナビ情報が映るのには驚いた。視線をナビに変えることなく走ることができるから安全に運転できる。ここまで技術が前進したのか、とビックリだ。

プリウス 後ろ


 縦列駐車も自動でやってくれるという。コンビニの駐車場で実験してくれた。いや、はや。縦列駐車は苦手だから、こんなのがあったらいい! 3代目も室内は静かだったが、風切り音やエンジンノイズをさらに減らして、いっそう静かになった。

 モニターには様々な情報が表示される。毎日走った距離、平均燃費…。これも便利だ。「リッター25kmは走るよ」と知人。3代目は21km程度だったから燃費はいっそう良くなっている。

 シートは表皮だから車内は華やかだ。低重心にスマートになったボディー。真っ赤なプリウスがよく似合う。家に戻って、自分の3代目に乗った。3代目がみすぼらしく見えた。3代目の発売(2009年5月)から4代目まで6年余。技術革新・進歩には驚くばかりだ。
トヨタ車 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/10/20 07:20
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