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◎“サラサラ女王”とは何だったのか?

 小池百合子東京都知事(65)が11月14日、突然、希望の党の代表を辞任した。衆院選解散の直前の9月25日に結成してから、わずか50日ほど。「投げ出した」という厳しい批判があがっている。

 民進党の前原誠司代表が、同党を解党し、希望への合流を図った。小池代表が安保法制(戦争法)を認めること、憲法9条の改定の2条件を“踏み絵”にし、これを踏まなければ民進党議員を「全員、受け入れることはサラサラありません」「排除します」と発言。希望の党は衆院選で大敗した。

 小池氏(サラサラ女王)の希望の立ち上げとは何だったのか? 昨年夏の参院選では、日本共産党や民進党、自由党、社民党の4野党と安保法制に反対する学者や学生、ママらの市民との「野党と市民の共闘」で、11の1人区で勝利した。

 安倍政権を退陣に追い込むチャンスだった衆院選で、希望は、「野党と市民の共闘」に分断を持ち込み、安倍政権の延命に手を貸すことだった。その希望に、国民は厳しい審判を下したのだ。

 小池氏は、「おごりがあったと反省している」とのべ、今回、希望の代表を辞任した。政治評論家の森田実氏は、「議席を失った人たちに“おわび行脚”するとともに政界から引退すべきだ」(スポーツ報知)とのべ、手厳しく批判する。

50 小池百合子代表 排除発言
(排除発言をする小池百合子氏=ネットから)

 その通りだ。都知事に専念するというが、都政の最大の問題になっている「築地市場・豊洲新市場」問題について、これまでの石原知事らと同様の愚行をくり返そうとしている。

 有害物質で汚染された豊洲新市場の「食の安全・安心」の約束を反故にし、豊洲への移転を来年10月にも強行しようとしている。築地市場を解体し、20年の東京オリンピックに向けて、高級ホテルやマンションなどつくる構想がある。

 自公政権の防衛相を経験するなど、小池氏は安保法制推進、9条改憲、原発再稼働、核武装の検討など安倍首相と変わらないウルトラ右翼の政治家である。

 “サラサラ女王”の役割は、「野党と市民の共闘」を分断し、安倍政権を延命させた以外のなにものでもなかったのだ。
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17年衆院選 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2017/11/15 21:07

◎小選挙区制のマジック

 TBS系の報道番組「サンデーモーニング」(10月29日放送)で、総選挙の結果が議論になりました。このなかで岸井成格(しげただ)毎日新聞特別編集委員が小選挙区制の問題点を指摘したのは、正論でした。

 岸井氏は、自民党員も勝ったと言う実感をもっていないとのべた上で、「1番の問題だと思うのは小選挙区制マジック」だと強調しました。「3割の得票で7割の議席が取れる。そういうことが起きる制度です。20年近くやってきて、抜本的に見直す時期です」と主張しました。

 今回の衆院選の定数は、定数1の小選挙区が289(62%)で、比例が176(38%)です。比例は、政党の実力がもっとも正確に表れる制度です。以下は、比例の各党の得票数と得票率です(万票以下、%以下はいずれも四捨五入)。

 自民 1856万票 33%
 立憲 1109   20
 希望  968   17
 公明  698   13
 共産  440    8
 維新  339    6
 社民   94    2

 自民党の実力は、33%と3分の1にすぎません。ところが獲得した議席は過半数(233議席)を大きく上回る281議席です。実に6割の議席を得たことになります。

 小選挙区だけで言えば、得票率48%で議席の75%を得ています。岸井氏が指摘するように、「3割の得票で7割の議席が取れる」というマジックの選挙制度です。

豊田駅前
(豊田駅前)

 日本では、「政治改革」と称して中選挙区制に代わって1996年以降の衆院選に導入されました。20年以上たちます。民主党政権に代わった2009年の選挙を除き、8回の衆院選のうち7回で自民党がこのマジックで多数の議席を得てきました。

 岸井氏が指摘するように、「抜本的に見直す時期」です。なぜなら、この20年間、社会は大きく進歩し、多様性を受け入れ、少数に配慮することが当たり前の社会になってきたからです。

 たとえばダイバーシティです。性別、人種、年齢、学歴、価値観などの違いを乗り越え、多様な人材を広く受け入れることは、トヨタ自動車をはじめ企業で当たり前のことになってきています。

 LGBT(性的少数者の総称)に対する差別解消政策をかかげるのは、当然になってきています。社会が多様性を受け入れ、少数に配慮しようとしているのに、日本の政治は真逆になっています。

 岸井氏が主張するように、選挙制度を抜本的に見直す機運を広げようではありませんか。
17年衆院選 | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/10/30 11:13

◎3分の2 3分の1

 総選挙(10月22日投票)は、自公政権が議席の3分の2を得たために、「圧勝」とか、「憲法改正にはずみ」などといわれています。果たして、安倍政権は国民から支持されたのでしょうか?

 政党の力をもっとも表すのが、比例代表制の部分です。自民党の得票率は33・3%です。投票した有権者の3分の1しか投票していません。前回、2014年の総選挙の33・1%と同水準で、支持を増やしたわけではありません。

 公明党の12・5%を加えても45・8%で、過半数を割っています。それがなぜ、3分の2もの議席を得るのか? 小選挙区制のマジックがあるための「虚構の多数に過ぎない」(日本共産党)のです。

 実際、日経新聞(24日付)は、自民党は小選挙区制では、「得票率48%」で、議席は「75%占有」したと分析しています。小選挙区の「制度特質際立つ」と指摘し、「死票」は、48%にものぼるとしています。

 定数が1の小選挙区は、1票でも多ければ勝利できるもので、大きな政党には圧倒的に有利な選挙制度です。日経が指摘するように、48%も死票になったのです。

 これでは多様な民主主義の受け皿にならないでしょう。実際、メディアの世論調査が、そのことを示しています。共同通信の出口調査よると、安倍首相を「信頼している」は、44・1%で、「信頼していない」が51・1%でした。

 毎日新聞の特別世論調査(13~15日実施)では、安倍首相の続投について、「よいと思う」が37%で、「よいと思わない」が47%でした。安倍内閣退陣の世論が小選挙区制の下で届いていないのです。

 安倍首相は衆院選で、「国難」だと言って北朝鮮問題を煽りましたが、実際は“森友・加計疑惑隠し”解散だったことは明瞭です。そんな安倍政権を支える、自民党の比例代表の支持率が有権者の3分の1しかなかったことは当然です。

 安倍政権を退陣に追い込むには、野党が共闘して候補者を1本化すべきでした。ところが、衆院選公示直前に民進党の前原誠司代表が、希望の党へ同党を解党・吸収させました。

 それまでの民進党は、昨年夏の参院選挙のように日本共産党や自由党、社民党の4党と「市民連合」による「市民と野党」の共闘を続けてきました。

 前原氏は希望の党の小池百合子代表と共に、共闘を分断したのです。前原氏が開票直後に、「最大の理由は共産党との共闘に対する反対だった」とのべていることが、それを証明しています。

 日本共産党は、野党共闘のために、全国67の小選挙区で候補者を降ろしました。候補者をたてなかった小選挙区をふくめ、83小選挙区のうち32選挙区で共闘する立憲民主党、社民党、無所属の候補が勝利しました。また、22小選挙区では比例復活で当選しました。

 北海道(12選挙区)では、3野党と市民が共闘。5選挙区で勝利し、「選挙区すべてで実施した共産党との共闘が奏功」(毎日新聞北海道版、23日付)と伝えました。

新潟1区 西村候補
(新潟1区で勝利した立憲民主党の西村智奈美氏。日本共産党は候補者を立てず、自民党候補に1万5000票差で勝ちました。写真は、同氏のホームページから)

 参院選、知事選と相次ぐ野党共闘で勝利してきた新潟県(6選挙区)では、5選挙区で候補者を1本化。3選挙区で勝利しました。特に3区では、無所属候補がわずか50票差で自民党候補に競り勝ちました。

 地元紙は、「野党共闘 1強に風穴」「野党共闘の効果証明」(新潟日報、23日付)と書きました。全国で、北海道や新潟県のような野党共闘ができておれば、選挙結果がもっと違ったものになった可能性があります。

 野党共闘が分断されたおかげで漁夫の利を得た自民党からは、「小池さまさま、前原さまさま」の声が出ているといわれています。今回の衆院選は、安倍政権を退陣に追い込むには、「市民と野党」の共闘にこそ大道があったことを示したでしょう。
17年衆院選 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2017/10/24 15:51

◎共闘勢力が議席増になったのは大きな喜び

 衆院選は10月22日、投開票され、日本共産党は21議席から12議席へと後退しました。残念な結果ですが、一方で、日本共産党、立憲民主党、社民党の野党3党と「市民連合」(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)の共闘勢力が議席を伸ばしたことについて、「大きな喜び」(日本共産党の志位和夫委員長)です。

 野党3党と「市民連合」は、「7項目の政策合意」(注)をして選挙戦をたたかってきました。安倍政権が3分の2を超える議席を確保するもとで、憲法9条の改悪を許さないなど、あらたなたたかいが始まります。

 志位委員長は、開票作業がすすむ22日深夜、党本部で記者会見し、次のように選挙戦について語りました。

……
 開票の途中ですが、現在までのところ、まず沖縄1区で赤嶺政賢さんの当選を得ることができました。これは「オール沖縄」のみなさんの力を総結集していただいた結果だと思っております。大変大きな勝利だと考えています。

 比例代表のほうは、いま開票の途中でありますが、現有の確保は難しい情勢だと考えております。大変残念です。多くの支持者、後援会員、党員のみなさんが大奮闘していただきました。心からお礼を申し上げたいと思います。

 「比例は共産党」という激励もたくさんいただきました。それらを結果に結びつけることができなかったことは、私たちの力不足だと考えております。力をつけて捲土(けんど)重来を期したいと考えております。

 同時に、今度の選挙で私たちは、市民と野党の共闘で選挙をたたかうということをやってきました。三つの野党=共産、立憲、社民の3野党と市民連合のみなさんと7項目の政策合意を結んで協力して選挙をたたかってまいりました。そういうなかで立憲民主党が大きく躍進して、共闘勢力全体としては、議席を大きく増やすことができたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

 共産党としては、候補者の一本化のために、全国67の小選挙区で候補者を降ろすという決断をいたしました。この決断がこういう結果をつくる上で一つの貢献になったと考えております。こういう決断をしたことはよかったというふうに考えているところです。

 私は、選挙戦を振り返って、三つの野党プラス市民連合と連携してたたかうなかで、全国どこでも、いたるところで「共闘の絆」、「連帯の絆」がたくさんつくられたということを実感しております。

 他の野党の方々とも一緒に宣伝カーの上で訴える、あるいは市民連合のみなさんとも一緒に訴える、そういうなかで、たくさんの絆がつくられ、たくさんの新しい友人を得た思いです。

 この絆と新しい友人が、私は今度の選挙で得た最大の財産だと考えております。これは必ず、今後のたたかいに生きると考えておりますし、私たち共産党としては、市民と野党の共闘のこういう財産も大事にしながら、さらに本格的に発展するために力をつくしたいと考えております。

 選挙戦全体を振り返ってみて、突発的な総選挙でしたけれども、日本共産党として、それに臨んだ政治方針、あるいは訴えた政策は全体として私は、国民の願いにかなったものであり、正確なたたかいをやったと考えております。その点では、本当に私たちの持てる知恵と力を使って、そして正確なたたかいがやれたと考えております。

 新しい国会で公約実現のために全力をあげてがんばる決意を申し上げたいと思います。それから、新しい国会で野党共闘もさらに発展させていくつもりでがんばっていきたいと思います。
……

30 金山駅訴え
(1日夜明けた23日、名古屋市の金山駅前で訴える比例代表で当選した本村伸子衆院議員=左から3人目=ら、ネットから)

 (注)「7項目の政策合意」

・「憲法第9条(戦争の放棄規定)の改正反対」
・「特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法など安倍政権が行った立憲主義に反する諸法律の白紙撤回」

・「東京電力福島第一原発事故の検証がないままの原発再稼働は認めず、新しい日本のエネルギー政策の確立と地域社会再生により、原発ゼロ実現を目指すこと」

・「森友学園・加計学園及び南スーダン日報隠蔽の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立すること」
・「すべての子ども、若者が、健やかに育ち、学び、働くことを可能にするための保育、教育、雇用に関する政策を飛躍的に拡充すること」

・「8時間働けば暮らせる働くルールを実現し、生活を底上げする経済、社会保障政策を確立すること」
・「LGBTに対する差別解消施策をはじめ、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、選択的夫婦別姓や議員男女同数化を実現すること」
17年衆院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/10/23 19:22

◎豊田市で市田副委員長と訴え もとむら、本多の両候補

 衆院選(22日投票)が最終盤に入った10月20日(金)の午後1時、豊田市駅前のロータリーで、日本共産党は市田忠義副委員長・参院議員とともに、比例代表東海ブロックのもとむら(本村)伸子候補、小選挙区愛知11区の本多のぶひろ候補の街頭演説を行った。

 秋雨前線の影響で連日のように雨が続いているが、この日は曇り空の中、時々小雨がパラつく天気だった。参号館前の広場には150人の聴衆が集まった。

 もとむら候補は、「平和憲法を守り抜く歴史的使命を果たしたい。被爆2世として人生をかけて頑張り抜きます」と訴えた。本多候補も、消費税の10%への増税を中止することなど党の政策を訴えた。

市田1


 市田副委員長は、「ブレない党、筋を通す党、95年間反戦平和を一筋に貫いてきた党、市民と野党の共闘を何よりも大事にする党です。東海ブロックで現有2議席を絶対確保し、3議席以上へ。比例では日本共産党への声を広げ抜き、新聞の議席予想は間違いだったという結果をごいっしょにつくりましょう」と呼びかけた。

 もとむら候補が「平和憲法を守り抜く」と訴えたように、憲法9条を守るのは衆院選の大きな争点だ。

 安倍首相は、9条に自衛隊を明記し、20年に施行することを表明している。9条2項(戦力不保持・交戦権の否認)を残したとしても、2項が空文化=死文化される。集団的自衛権の行使を認めた安保法制によって、無制限の海外での武力行使が可能になってしまう。

市田2
(右から、もとむら、市田、本多の各氏=10月20日、豊田駅前)

 小選挙区11区の古本伸一郎候補は、毎日新聞のアンケートで、憲法の改正に「賛成」と答え、「自衛隊の役割や限界を明記すべきだ」と主張している。「希望の党」の候補として、同党の小池百合子代表の“踏み絵”を踏み、9条改憲、安保法制(戦争法)を容認している。

 もとむら、本多の両候補を国会へ送ること、比例では日本共産党の声を広げることこそ、日本の平和を守る道だ。
17年衆院選 | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/10/21 11:36

◎「ため込みすぎ」の内部留保 活用する道は?

 日経新聞(10月18日付)が、「内部留保 活用探る 金融庁、説明責任など指針策定へ」の記事を掲載しています。「『ため込みすぎ』との批判がくすぶるなか、政界からは内部留保への課税論が浮上している」からだといいます。

 財務省の法人企業統計によると、16年度末の金融などをのぞく全産業の内部留保(利益剰余金)は、406兆円に達しました。11年度からの5年間で4割も増えるというすさまじいため込みです。

 企業が設備投資に使っているかというと、20年前とほぼ同じ水準。企業は、ひたすらため込んでいるだけです。これでは、賃上げして購買力を上げ、消費を活発にして日本経済を発展させる道につながらないでしょう。

 トヨタの内部留保は、17年3月末決算で、実に17兆6010億円にもなっています。日本の企業でダントツの1位です。1社で、全産業の約4%も占めるほどのため込みです。12年3月期決算では、11兆9170億円でした。実に5年間で4割8分も増やしたことになります。

修 日経 内部留保の活用の図
(日経、10月18日付から)

 希望の党は、衆院選で、内部留保に課税する公約を掲げましたが、日本経団連から2重課税といわれ、撤回しました。

 日本共産党は衆院政策で、「人間らしく働ける雇用のルールをつくり、大企業の内部留保を活用して賃上げをすすめます」と主張しています。課税ではなく、大企業が賃上げに回したり、非正規の正規化、最低賃金の引き上げなどに使うよう求めるものです。

 安倍首相も、内需が冷えて困っているために日本経団連に賃上げの要請を行っているではありませんか。安倍政権をはじめ歴代自民党政府は、派遣労働の改悪で非正規を激増させてきました。こんな雇用破壊のルールを国会で変えれば、ため込んだ内部留保が社会に還流するでしょう。次は、日本共産党の衆院政策です。

……
 「残業代ゼロ法案」に反対し、残業規制の法制化、残業割増賃金の引き上げ、ブラック企業への規制強化、労働者派遣法を抜本改正して派遣労働は臨時的・一時的業務に限定するなど、雇用のルールを改めます。400兆円を突破して、 労働者1人あたり3960万円(12年度)から4785万円(16年度)にも増えた大企業の内部留保を、賃上げに活用するよう求めます。最低賃金をいますぐ、どこでも時給1000円に引き上 げ、さらに1500円をめざします。
……
17年衆院選 | コメント(11) | トラックバック(0) | 2017/10/20 15:28

◎日本共産党に期待の声 豊田市

 衆院選(22日投票)は、自民・公明とその補完勢力(希望・維新)、「市民と野党」(共産、立憲民主、社民)の共闘の2極対決のなかで終盤に入りましたが、豊田市ではこれまでになく日本共産党への期待が寄せられています。

 ある党後援会員は、上郷地区に住むトヨタの労働者の妻と対話しました。「夫は、どこへ入れよとは言っていません。投票には行きますが、まだ決めていません」とのことでした。

 後援会員は、日本共産党は安倍政権を退場に追い込むために「市民と野党」の共闘をすすめていることなどを話すと、日本共産党への支持を約束してくれました。

 トヨタの職場では、民進党から希望へ移った小選挙区候補者の後援会員に家族をふくめて入会させ、組合が期日前投票へ行くことや投票済証を提出するよう求めていますが、必ずしもしめつけがきいていないようです。

本村 比例は日本共産党
(豊田市で訴える日本共産党比例代表東海ブロック候補のもとむら=本村=伸子候補)

 また、「小選挙区は入れられないが、比例は共産党に入れます。がんばってください」と女性から党事務所に電話が入りました。日本共産党が街頭で政策を訴えていると、レクサスに乗った女性が窓を開け、激励していきました。

 10月15日(日)には、日本共産党の本多のぶひろ11区候補の事務所に、「トヨタ本社につとめています。以前から内心では共産党を応援していました。今回は入れます」との電話がありました。

 休日に、わざわざ日本共産党の事務所に電話をかけてくるように、日本共産党への期待が広がっていることを示しています。

 またあるトヨタ労働者は、候補者に質問してみたいと言って事務所を訪ねてきました。その労働者は、演説会で熱心にもとむら(本村)伸子・比例代表東海ブロック候補や本多候補の訴えを熱心に聞いていました。

 日本共産党の大村義則市議は、「トヨタの企業城下町の豊田市には、トヨタや関連会社の労働者がたくさん住んでいます。これまで連合労組のしめつけで、『民進党へ入れてきた』という人たちが『希望』への合流で変化している。すごいことだ」と語っています。

17年衆院選 | コメント(11) | トラックバック(0) | 2017/10/18 10:29

◎もとむら、本多の両候補が地元・豊田で個人演説会

 日本共産党のもとむら(本村)伸子・衆院比例代表東海ブロック候補と本多のぶひろ・衆院小選挙区愛知11区候補の個人演説会が10月14日(土)、豊田市の豊田産業文化ホールで行われ、170人の参加があった。

 この日は昼間、ころも祭の山車が街を練り歩いた日だった。248号線の歩道にはたくさんの紙ふぶきが残っていた。

 演説会では、名古屋大学名誉教授で、被爆者でもある沢田昭二氏が、自らの被爆体験を紹介しながら、国連での核兵器禁止条約の成立について、その意義を語った。

 日本の政党では、日本共産党の志位和夫委員長が国連で演説を行うなど条約の成立にあたって果たした役割が大きかったことを紹介。一方で、安倍自公政権は、唯一の戦争被爆国の日本でありながら条約の批准に背を向けていると批判。核廃絶のためにも総選挙の比例代表では、日本共産党に支持をと訴えた。

個人演説会1


 本多候補は、消費税の10%への増税をきっぱり中止すること、トヨタなど大企業と富裕層に応分の負担を求め、格差と貧困をただす経済政策に転換することなど、5つの公約をていねいに訴えた。

 もとむら候補は、前回総選挙で国会へ送ってもらってからの2年9カ月で72回の国会質問をしたこと。リニア新幹線の建設予定地に何度も足を運び、環境破壊のリニア新幹線の問題点などを安倍政権に迫ってきたことなど、ユーモアをまじえながら訴えた。

個人演説会2


 その上で、総選挙は、安倍自公政権とその補完勢力、「市民と野党の共闘」の対決であることを強調。比例代表で日本共産党を大きく躍進させてほしいと呼びかけた。

 豊田市では、総選挙の最終盤の20日(金)の午後1時から豊田市駅ロータリーで、市田忠義副委員長を迎えて街頭演説会が行われる。もともら、本多の両候補とも豊田市出身、在住の候補だ。必ず国会へ送ろう。

個人演説会3
17年衆院選 | コメント(10) | トラックバック(0) | 2017/10/17 13:15

◎選挙公報をじっくり読んで投票したいね

【トヨタ労働者談義】

 A 突然の総選挙(10月22日投票)になったが、安倍首相の”森友・加計疑惑隠し“という、ひどい総選挙になったね。
 B その通りだが、逆に安倍首相を退陣に追い込むチャンスだよ。トヨタでは、いつもの通り、組合が期日前投票と投票済証の提出を迫っているね。

 A 組合推薦候補は、民進党から「希望の党」へ移ったんだろ。小池百合子代表が、民進党から「全員受け入れるつもりは、さらさらありません」と言ったんだね。ビックリだよ。
 B 憲法違反の集団的自衛権を盛り込んだ安保法制(戦争法)と戦争を2度としないと誓った憲法9条を変えることについて、認めるか、認めないのか、と“踏み絵”を踏ましたんだ。

 A 上から目線のやり方に、「希望」への期待感は、一気にしぼんだというよ。当然だ。“踏み絵”を踏まなかった民進党の候補が、「立憲民主党」をつくり、日本共産党などと「市民と野党の共闘」に加わった。
 B こっちの共闘にこそ、日本のこれからの政治の“希望”があるよね。

 A 組合の候補は、ポスターに小さく党名を入れていたが、実際は“トヨタ党”だよ。選挙公報はまだ届いていなので、スマホで愛知選管にアクセスしたら広報が掲載してあった。自動車諸税の恒久減税をすすめたとか高速道路の料金を引き下げる、などとあるよ。
 B どれどれ、こっちは「希望」の選挙公報? 「憲法9条をふくめ憲法改正論議をすすめます」とあるじゃないか。東京オリンピックの20年までに9条を変えるという安倍首相と同じだよ。

17年 投票済証
(豊田市選管が発行している衆院選の「投票済証」)

 A 「希望」の衆院議員を増やしたら、自民党と同じような政策になるということだね。組合は、期日前投票の「推奨日」として14(土)、15(日)を指定している。
 B 同居する家族をふくめて、いつ期日前投票に行くのかを職場委員が1人ひとりに詰めている。16日(月)に、投票済証を職場委員に提出して欲しい、と言うんだ。

 A 自宅に配布される選挙公報は、まだ届いていないだろう。ネットで見る人ばかりじゃないよ。じっくり各党の政策を比較して投票するのが、民主的な選挙のあり方だと思う。
 B 選挙公報も配布されないうちに期日前投票を事実上、強制するのは行き過ぎだと思う。豊田市では、無効票が多いと言われているが、組合員の無言の抵抗のあらわれだよね。
17年衆院選 | コメント(19) | トラックバック(0) | 2017/10/16 13:32

◎社会保障・教育の財源? 消費税でなくても

 10月14日付の日経新聞を読んでたまげました。希望の党の小池百合子代表が「衆院選公約に掲げた内部留保の活用について『課税にこだわらない』と明言した」というのです。

 内部留保課税を公約で主張していたのを、選挙も終わらないうちに、あっさりと引込めたのです。公約で、消費税増税を凍結し、代替財源として「大企業の内部留保への課税を検討する」と明記していました。

 日本経団連など経済界からは「二重課税に当たる」との批判が出ていたために、引っ込めたというのです。こんな程度の公約なのか?

 これに対し日本共産党は、「社会保障・教育の財源は、消費税にたよらずに確保できる――日本共産党の財源提案」を明らかにしています。新聞1ページ分の詳細な財源提案です。その冒頭で、こう主張します。

……
 安倍首相は、消費税の10%増税分の一部を、「教育・子育ての財源に回す」と言い出しました。国民の切実な願いを人質にして、今度こそ10%増税を強行しようというのです。

 消費税を増税すれば、必ず「増税不況」が起きます。暮らしと経済に重大な打撃を与える消費税の増税は、きっぱり中止すべきです。

 消費税は、低所得者ほど負担の重い、不公平な税金です。財源を消費税にたよれば、格差をますます拡大することになります。

 安倍政権のもとで、消費税増税で8.2兆円、年金削減や医療・介護の負担増など社会保障改悪で6.5兆円が国民に押しつけられ、国の教育予算も最近3年連続のマイナスです。その一方で、大企業には4兆円もの減税が行われ、軍事費は政権発足以来5年連続の増加となっています。

 こうした税のあり方、予算のあり方を変えれば、社会保障や教育を拡充するための財源は、消費税にたよらずに確保することができます。
……

税制改革 財源見込み額


 財源提案の柱だけを見てみると――

(1)富裕層や大企業への優遇をあらため、「能力に応じた負担」の原則をつらぬく税制改革や、歳出の浪費をなくす改革をすすめます

「所得税では、所得が1億円を超えると逆に負担率が下がる」「法人税も、実質負担率が中小企業は19%前後、大企業は12%」――こうした富裕層・大企業優遇の不公平税制をあらため、「能力に応じた負担」に立って税制を改革すれば、歳出の浪費をなくすこととあわせて当面17兆円、将来的には23兆円の財源を確保できます。

大企業への優遇税制をあらためます

法人減税のバラマキを中止し、安倍政権以前の税率に戻します

大株主などの富裕層に、せめて欧米並みの負担を求めます

所得税の最高税率を引き下げ前の水準に戻します

「富裕税」の創設など資産課税を改革します

タックスヘイブンを利用した「税逃れ」をやめさせます

被用者保険の保険料上限を見直します

為替取引税を創設します

環境税を強化します

軍事費を大幅に削減します

大型開発中心の公共事業を生活密着・安全対策優先に切り替えます

将来は「応能負担」の所得税改革をすすめます

〈2〉国民の所得を増やす経済改革で税収を増やします
人間らしく働ける雇用のルールをつくり、大企業の内部留保を活用して賃上げをすすめます

確保した財源を活用して、社会保障や教育の拡充をはかります

国民の所得を増やす経済改革で、安定的な成長を実現し、税収増を実現します

くらしの充実と財政危機打開の両立をはかります

 詳細は、次のアドレスで読むことができます。
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2017/10/2017zaigen.html
17年衆院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/10/14 18:19

◎総選挙 安倍支持率低いのに、批判票分散

 日経新聞(10月13日付)は、衆院選で同紙が行った序盤情勢で、安倍内閣の支持率は37%で、不支持率が48%になっているものの、与党(自公)が優位なのは、「野党競合で批判票分散」しているからだと分析しています。

 日経が9月に行った内閣支持率は50%でしたから13ポイントも下落したことになります。一方で不支持率は5ポイント上昇して48%にもなったのです。臨時国会冒頭での“森友・加計疑惑隠し”解散で、支持率が一挙に下落したのでしよう。

 NHKの世論調査でも、内閣支持率は37%で、不支持率は43%と不支持が上回っています。ここには、5年続いた安倍政権はもう結構、退場を願いたいという国民の思いが込められているのではないでしょうか。

 野党が共闘しておれば安倍政権を過半数割れに追い込み、退場させることは十分可能のはずです。日経が「野党競合で批判票分散」と指摘する最大の原因は、「希望の党」です。

 日本共産党の志位和夫委員長は12日の名古屋での街頭演説で、「『希望の党』が野党共闘に分断と逆流をもたらした結果、自公が“漁夫の利”を一時的に得ているだけで自公が強いわけではありません」と指摘しています。

 実際、前回総選挙(14年12月)で、自民党が比例代表で得票したのは33%にすぎません。野党が共闘すれば安倍政権を追い詰められたのに、民進党の前原誠司代表が、民進党を「希望の党」へ事実上、解党・合併させて、それまでの4野党共闘に分断を持ち込みました。

 「希望の党」の小池百合子代表は、民進党からの候補者に、安保法制(戦争法)を認めることと憲法9条の改悪の“踏み絵”を踏ませました。「全員受け入れるつもりは、さらさらありません」と、露骨な排除の論理を振りかざしました。

 その上から目線の“さらさらない女王”ぶりに、国民にあったある種の“期待感”は、一気にしぼんだといわれています。小池代表が党首討論で、受動喫煙以外は、自民党と変わらないことを告白。安倍政権の補完勢力ぶりをあらわにしました。

豊田駅で 本村、本多候補
(豊田駅前で訴える、もとむら伸子比例代表東海ブロック候補=中央=と本多のぶひろ小選挙区愛知11区候補=その左)

 逆に期待感が広がったのは、「市民と野党の共闘」をすすめる日本共産党や立憲民主党、社民党の野党3党です。日本共産党は、安倍政権が強行した15年の安保法制以来、「市民と野党の共闘」を大事に育ててきました。

 その力になったのが前回総選挙(14年12月)で、8議席から21議席へと大きく躍進したことです(比例代表の得票率11%、得票数606万票)。今回の総選挙でも、67小選挙区で党の候補者を取り下げ、立憲民主党や社民党、無所属の候補との候補者1本化に努力してきました。

 日本共産党は、比例代表選挙で得票率15%、850万票の目標をかかげ、21議席を上回る躍進をめざしています。安倍政権を退場させ、日本の政治を変えるには、こぞって日本共産党へ支持を寄せることではないでしょうか。
17年衆院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2017/10/13 14:46

◎「さよなら安倍政治選挙」 志位委員長

総選挙が公示された10月10日、午後7時のNHKニュースで各党党首が、インタビューに答えました。生中継でした。日本共産党の志位和夫委員長は、ボードに「さよなら安倍政治選挙」と書いて掲げました。

 今回の安倍首相の臨時国会での冒頭解散は、安倍首相の“森友・加計疑惑隠し解散”というのが国民の常識です。安倍首相は10日の福島の第1声でも森友・加計学園問題に触れようとしませんでした。

 一方、志位委員長は東京・新宿での第1声で、5年間の安倍政権を総括。森友・加計学園問題に触れながら、「憲法破壊、民意踏みつけ、国政私物化の安倍政権に退場の審判を下そう」と訴えました。その冒頭部分を紹介します。

……
 この総選挙の最大の焦点は、どこにあるでしょうか。ズバリ安倍暴走政治をこのまま続けさせていいのか。ここにあります。安倍自公政権がこの5年間にやってきたことは何だったのか。

 憲法をこれだけないがしろにしてきた政権はかつてありません。安保法制=戦争法、秘密保護法、共謀罪――憲法違反の法律を次々と「数の暴力」で押し通してきました。権力が憲法を無視して暴走を始めています。

NHK 10月10日 志位ボード


 ならば国民の手でこの暴走を止めようじゃありませんか。憲法違反の三つの法律を、そろって廃止し、憲法を守るまっとうな政治を取り戻そうではありませんか。

 国民の民意をこれほど乱暴に踏みつけにしてきた政権はかつてありません。いろいろな問題がありますが、その最悪のあらわれが沖縄に対する強権政治ではないでしょうか。

 沖縄県民のみなさんが選挙で繰り返し「辺野古の新基地は許さない」と圧倒的審判を下しても、それに耳を傾けず、強権につぐ強権で、新基地建設をごり押ししようとしています。

 こんなことは民主主義の国で許されるものではありません。沖縄の問題は日本国民みんなの問題です。沖縄県民のたたかいと連帯し、新基地建設はきっぱり中止――この審判を下そうではありませんか。

 そして暴走政治の行き着くはてが「森友・加計疑惑」です。こんな異常な国政私物化疑惑にまみれた政権も戦後かつてありません。安倍首相夫妻のお友達なら、国有地が特別に値引きされる。獣医学部新設で特別な便宜が図られる。こんなことが許されたら、日本は法治国家でなくなってしまいます。絶対にあいまいにできません。

 昨日夜のTBSの党首討論で、私は安倍首相に聞きました。「安倍さんは解散表明のさいに、選挙戦のなかでも疑惑について丁寧に説明すると約束した。だったら明日の第一声でちゃんと『森友・加計』についても説明すべきです」。

 安倍首相の答えは、「第1声は15分しか時間がない。他に大事な問題があって、『森友・加計』について話す時間はありません」。あくまでだんまりで押し通そうとしている。

 ならばみなさん、新しい国会でやろうではありませんか。新しい国会に、安倍昭恵さんに出てきてもらおうではありませんか。加計孝太郎さんにも出てきてもらおうではありませんか。日本共産党は、新しい国会で、疑惑の徹底究明の先頭に立つことをお約束したいと思います。
……
17年衆院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2017/10/11 17:36

◎総選挙 本村、本多の両候補が豊田市で出発式

 安倍政権を退陣させる絶好のチャンスと、総選挙が公示された10月10日、日本共産党は全国で比例代表を先頭に第1声をあげた。豊田市では、午前11時から豊田市駅前ロータリーで出発式が行われた。

 夏に戻ったような暑い日になった。豊田市出身の比例代表東海ブロック候補、もとむら(本村)伸子・前衆院議員と小選挙区愛知11区の本多のぶひろ候補が第1声をあげた。

 大村よしのり、根本みはるの両豊田市議、牧田みつお・みよし市議らが応援演説した。

出発式1
(中央が、もとむら伸子比例代表候補。その左は小選挙区11区の本多のぶひろ候補=豊田駅前)



 もとむら、本多の両候補は、今回の総選挙は、安倍首相の“森友・加計疑惑隠し”解散であり、「安倍自民・公明」とその補完勢力の「希望・維新」、「野党と市民」との2極の政治対決であることが鮮明になったと強調した。

 安倍首相が強行した違憲の集団的自衛権を盛り込んだ安保法制(戦争法)や同首相が憲法9条の改悪をねらっていることについて、希望の小池百合子代表が、安倍首相とは「違いはございません」などとのべたこと。

 また、北朝鮮との対話を拒否する安倍首相の姿勢を批判。北朝鮮の核・ミサイル開発は当然、許されないものであり、圧力だけでは偶発的な戦争にまきこまれる恐れがあるとして、経済的制裁と合わせて対話で解決することを訴えた。

出発式2
(もとむら伸子比例代表候補=右)

 消費税の10%への増税は中止すべきであり、大企業への優遇税制をあらため、富裕層に応分の負担を求めれば増税分は十分にまかなえる――などと日本共産党の政策を、力を込めて訴えた。

 11区の選対責任者でもある大村市議は、この間、11区内ではもとむら候補を国会に送り出し、市会議員は2人から3人に増えるという上げ潮のなかで総選挙を迎えたと強調。もとむら、本多の両候補を国会へ送ろうと訴えた。

出発式3
(本多のぶひろ候補)

 出発式の後、豊田市内を車で走ると、午後になってもトヨタ労組の推薦する「希望の党」の古本伸一郎候補のポスターが貼っていない掲示板をいくつも見かけた。同候補のポスターの隅に小さく政党名があった。

 愛知県内では、もとむら候補らが訴えたように日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党と市民の共闘がすすんでいる。立憲民主党が立候補する小選挙区の1区、3区、5区では、日本共産党が候補を降ろした。

 野党3党と「市民連合」との政策合意で、▽安倍政権による9条改憲に反対、▽安保法制・秘密保護法・共謀罪という憲法違反の3つの法律の廃止、▽福島原発事故の検証のないままの原発再稼働は認めない―など7項目の共通政策を確認している。

 さぁ、安倍政権を退陣に追い込もう!

17年衆院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/10/10 18:09

◎衆院選 3極でなく2極対決

 衆院選は、明日10月10日に告示(22日投票)されますが、メディアは政治対決の構図を、盛んに「3極構図」と描いています。しかし、7~8日に開かれた党首討論では、「2極構図」が鮮明になっています。

 たとえば朝日新聞(10月4日付)は、自民党・公明党の与党と「希望の党」・日本維新の会、日本共産党・立憲民主党・社民党の「3極構図」としています。

朝日 3極図
(朝日新聞=10月4日付=から)

 今回の総選挙の大きな争点は、違憲の集団的自衛権を盛り込み15年に安倍政権が強行した安保法制(戦争法)を続けさせるのか、それとも廃案にするのか、安倍首相が20年に施行するとした憲法9条をふくむ改憲の是非です。

 一連の党首討論で、日本共産党の志位和夫委員長は、安倍首相がねらう、憲法9条に自衛隊を明記する改憲について、戦力不保持を定めた9条2項を空文化させ、無制限の海外での武力行使に道を開くものだと指摘しました。

 安倍首相は「2項の制限はかかる」とごまかしましたが、志位委員長は、「2項とは別の項目で自衛隊が明記され、この項目に即して法律をつくれば、自衛隊が何でもできるようになり、2項は空文化=死文化することになる」と批判しました。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、「違憲の安保法制を追認するものだ」と反対を表明しました。

 「希望の党」の小池百合子代表(東京都知事)は、安倍政権とは「外交そして安全保障、そういった点で違いはございません」と明言しました。自民党と「希望」による大連立の可能性を問われると、「(選挙の)結果としての判断ということになる」と否定しませんでした。

 志位委員長は、「3極と言われているけれど違う」と指摘。「希望の党」が安保法制容認、9条を含む改憲推進など、「根幹のところでは安倍政権と同じだ。今回の衆院選の対決構図は、『自公とその補完勢力』対『市民と野党の共闘』だ」と強調しました。

 実際、「希望」は大阪府では、維新に配慮して候補者を立てず、公明の太田昭宏・前議員が立候補する東京12区など公明党が立候補する選挙区には、候補者を擁立しない方向です。「希望」が何をめざしているかわかります。

 一方、日本共産党、社民党、立憲民主党は、「市民連合」との政策合意で、▽安倍政権による9条改憲に反対、▽安保法制・秘密保護法・共謀罪という憲法違反の3つの法律の廃止、▽福島原発事故の検証のないままの原発再稼働は認めない―など7項目の共通政策を確認しています。

 政策を考えると、3極でなく2極対決だということは明らかでしょう。
17年衆院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/10/09 15:14

◎安倍首相と小池代表の共通点

 総選挙の告示(10月10日)を前に、7~8日にかけて3回続けて党首討論が開かれました。7日夜のインターネット動画サイト「ニコニコ動画」では、外交・安全保障、憲法問題などのテーマで論戦を交わしました。

 このなかで日本共産党の志位和夫委員長は北朝鮮の核・ミサイル開発について、安倍首相が「全ての選択肢はテーブルの上にある、という米国の立場を一貫して支持する」と繰り返していることについて取り上げました。

 志位委員長は、「選択肢」の中には「軍事的選択肢」―「先制的な軍事力行使」が含まれると指摘。「北朝鮮の軍事挑発は断じて許されないが、それに対して軍事オプションで対応するということになると、深刻な戦争の危険が生まれてくる。軍事的オプションはとるべきではないとはっきり米国に迫るべきだ」と求めました。

 ところが安倍首相は、明言をさけました。

 志位委員長が言う「深刻な戦争の危機」とは、核戦争をふくめるものです。志位委員長は、これまでも米朝の緊張が高まる中で、偶発的な戦争が起きる可能性をくり返し指摘しており、安倍首相の北朝鮮との対話否定論は有害無益のものです。

党首討論


 討論ではまた、志位委員長が「希望の党」の小池百合子代表に、「安保法制、9条を含む改憲で、自民と『希望』に違いはないではありませんか。安倍さんも理念は共通していると言っている」と指摘しました。

 小池代表は反論できず、「受動喫煙については違う」とびっくりするような言い訳をしました。それしか違いがないことは、希望が自民・公明政権の補完勢力であることを自ら認めたものです。

17年衆院選 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2017/10/08 14:47

◎いざ総選挙へ アベ政治を許さない、全国決起集会

 総選挙の告示(10月10日)まであと1週間となった10月3日。安倍暴走政治を退場に追い詰める絶好のチャンスと、2つのことがあった。

            ◇

 1つは作家の沢地久枝さんが呼びかけた毎月3日の「アベ政治を許さない」という「3日行動」だ。全国に呼応して豊田市では、豊田駅前のべデストリアンデッキで行われた。

 「安倍自公の独裁政治を変えるチャンス!」と自作のパネルを持って参加した女性がいた。

3日行動 20171003


 ビラを入れたテッシュを配りながら、リレートークし、「総選挙はアベ政治を変えるチャンス」と駅に来たり、駅から降りたりする市民に訴えた。

            ◇

 もう1つは、午後1時から始まった日本共産党の第2回中央委員会・総選挙必勝全国いっせい決起集会だ。東京の日本共産党本部で志位和夫委員長が報告し、ネットで全国に中継された。豊田市では、豊田市委員会の事務所で後援会員らが視聴した。

 志位委員長は、今回の総選挙の構図は、「自公政権とその補完勢力」×「野党・市民の共闘」との政治対決であると強調。「希望の党」(小池百合子代表・都知事)は、「どこから見ても自公の補完勢力」と指摘した。

 その創立メンバーは、自民党の中枢にいた人、野党共闘に反対して民進党から出ていった人、ウルトラ右翼の党首などで、小池氏自身も自公政権の防衛相を務め、違憲の安保法制(戦争法)を推進したとのべた。

 政策の基本は、安保法制容認、9条をふくむ改憲であり、安倍首相が「基本理念は同じ」というほどで、安倍首相の最大の脅威であった野党共闘を破壊する最大の援軍であると批判した。

決起 20171003


 9月25日の「希望」の発足からわずか1週間余。日替わりの目まぐるしい動きだったが、「希望」は自公の補完勢力にすぎないことがよくわかった。国民に希望を与えるどころか、安倍暴走を手助けする絶望の党だ。

 最後に、ネット中継に合わせて、「がんばろう」を三唱をした。全国が1つになって、日本共産党の躍進と「野党と市民の共闘」で、安倍政権を退場に追い込むためにがんばるぞ!

              ◇

 この記事は、10月4日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
17年衆院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/10/03 18:59

◎枝野氏が「立憲民主党」を立ち上げ

 総選挙を前に、「希望の党」へ事実上、吸収・合併される民進党ですが、同党の枝野幸男代表代行は10月3日、新党「立憲民主党」を東京都選挙管理委員会に届け、受理されました。

 前日の2日に、新党を立ち上げることを表明していました。「希望」の小池百合子代表が、民進党からの候補者に、①安保法制、②9条改憲の2つを踏み絵にし、踏まないと「排除」することを明らかにしていました。

 これに対し枝野氏は2日、民進党の前原誠司代表がすすめる「方向が違うと判断せざるを得ない」と批判。「安倍政権の暴走に歯止めをかける大きな役割を果たす」と強調しました。

 そして、憲法9条に自衛隊を明記する安倍改憲案は「安保法の違憲部分の追認になる」などとのべ、これまで通り、安保法制に反対し、立憲主義を守っていくことを強調しました。

 また、消費税10%の増税反対や「一日も早く原発ゼロを実現していく」などと語りました。

写真 枝野・立憲民主党
(立憲民主党を立ち上げることを表明した民進党の枝野幸男代表代行=10月2日)

 3日の新党届けには、枝野氏の他、長妻昭氏ら6人が名前をつらねました。また、民進党の近藤昭一副代表(愛知3区)、辻元清美幹事長代行(大阪10区)らも参加することを表明しています。

 日本共産党の小池晃書記局長は2日、枝野氏が新党の結成を表明したことについて、「民進党議員の中で、希望の党へ合流せずに新党を立ち上げて、安保法制廃止、安倍政権のもとでの憲法9条改悪を許さないという立場で選挙にのぞむ動きが出てきていることは歓迎したい」とのべました。

 その上で、日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党の党首が合意してきた中身と「方向性は一致している」と指摘。「2年間積み重ねてきた政党間の合意を再確認し、さらに発展させ、『本気の共闘』でともにたたかっていく合意をつくって、大いに協力、連携していきたい」とのべました。
17年衆院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/10/03 17:22

◎「希望」の小池代表 民進候補を選別

 「希望の党」の小池百合子代表・都知事は9月29日、民進党からの候補者を選別することを改めて表明しました。1政治家の名前欲しさに、野党第1党のプライドも投げ捨てて、「希望」への吸収・合併を選んだ民進党の前原誠司代表は、「全員を受け入れて欲しい」と嘆願するほどです。

 小池代表は同日、前原代表と会談した後、「(民進党からの)候補者全員、受け入れることは、さらさらありません。絞り込みたい」などと露骨に選別する考えを示しました。

 選別の基準は、「安全保障、憲法観といった根幹の部分で一致することが必要最低限」とのべました。「安全保障」とは、安倍政権が違憲の集団的自衛権の行使を盛り込み、2015年に強行した安保法制(戦争法)のこと。「憲法観」とは、安倍首相がねらう憲法9条の改悪のことです。

小池代表 民放
(安全保障、憲法を選別の条件にする「希望」の小池百合子代表=9月29日、民放テレビから)

 これでは、安倍首相とまったく同じです。安倍首相は解散を表明した記者会見(25日)で、小池代表を自公政権で防衛相を務めたなどとエールを送っていました。

 民進党は、立憲主義を守り、安保法制を廃止することを、日本共産党など野党4党と学者や学生、ママらでつくる「市民連合」の共通政策として掲げてきました。小池代表の選別を認めるというのであれば、これを一方的に投げ捨てることになるでしょう。

 「希望」は、民進党からの候補者を、「A、B、Cにランク付けする」(朝日新聞、29日付)、「それは左だからダメ」(同、30日付)などと選別しているといいます。民進党のなかのリベラル派を排除し、小池氏の考えと同一の者にしか「希望」の候補者にしないということです。

 安保、憲法という2つの踏み絵を示すという、まるでキリシタン禁令のような選別を当然視する小池代表。それまでにして「希望」の候補者になるというのであれば、政治家としての節操も矜持もないことになるでしょう。
17年衆院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2017/09/30 08:08

◎衆院解散 本村伸子候補先頭に豊田市、名古屋市で訴え

 安倍首相が森友・加計疑惑を隠すために国会を解散した9月28日、日本共産党は豊田市、名古屋市などで市田忠義副委員長を迎え、比例代表東海ブロックの本村伸子候補を先頭に、「安倍政権を退場させよう」と日本共産党の躍進を訴えた。

 同日午後零時。衆院の大島理森議長が解散詔書を読みあげる。自民党席から万歳三唱。この間、わずか4分ほど。安倍首相の所信表明演説はなし。日本共産党など野党が要求していた代表質問はなし。安倍首相のいう「国難突破解散」はまったくの嘘で、「森友・加計疑惑解散」を証明した。

解散日1
(本多のぶひろ予定候補=右)

 午後1時半。豊田市の名鉄豊田駅前のロータリーでは、小選挙区愛知11区予定候補の本多のぶひろ氏が安倍首相の暴挙を批判するとともに、「安倍暴走政治を退場させるチャンス」などと呼びかけた。本多氏は、前日にはトヨタ高岡工場門前で訴えたばかり。

 午後4時半。名古屋駅西口。市田副委員長、本村比例予定候補、小選挙区愛知1区の大野宙光、2区の酒井ケンタローの両候補らが訴えた。市田氏らは、民進党の前原誠司代表が同日午後の両院議員総会で、「希望の党」への合流を提案したことについて、合流というより、一方的な吸収・合併と指摘した。

 「希望の党」のメンバーは、小池百合子代表・東京都知事が防衛相だったように自民党政治の中枢にいた人であり、民進党にいて野党共闘に反対して出ていった人、ウルトラ右翼の流れの人らであること。

解散日2
(市田忠義副委員長=右から2人目=と予定候補)

 前原氏の提案は、憲法違反の集団的自衛権の行使を認める安保法制を廃止することで野党と市民が運動してきた2年間の共闘を反故にするものであり、裏切るものであるなどと批判した。

解散日3
(本村伸子比例予定候補)

解散日4
(酒井ケンタロー小選挙区2区予定候補)

 市田氏らが語ったように、この一両日の民進党の動きには驚いた。野党と市民の共闘は、昨年夏の参院選で、11選挙区で勝利したように、安倍政権暴走をストップさせる希望の共闘だった。

 それを一方的に投げ捨てるのは、背信行為だ。小池知事の名前を借りて選挙するなんて、政党のすることだろうか。しかし、日本共産党は野党と市民の共闘の大義の旗をしっかり掲げて衆院選をたたかう。

 多くの市民が市田氏の訴えを聞くために集まった。新幹線のホームにいた人も耳を傾けていた。アベ政治の5年間にノーを突き付ける総選挙だ。
17年衆院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2017/09/29 13:32

◎高岡工場前で11区の本多のぶひろ氏と訴え

 臨時国会冒頭での衆院解散(9月28日)を前にした27日、日本共産党トヨタ自動車委員会と衆院愛知11区の日本共産党予定候補に決まった本多のぶひろ氏が高岡工場前で、「市民と野党共闘を前にすすめ、日本共産党の躍進で安倍政権を退場に追い込もう」と出退勤するトヨタ労働者に訴えた。

 これには、根本みはる豊田市議が参加。本多候補は豊田市出身の41歳。みかわ市民生協で働き、日本共産党名古屋市議団などで活動してきた。この日は、雨が降りそうな雲行きだったが、なんとかもった。

 高岡工場の正門に出入りする労働者は、ほとんどが若い人だった。日本共産党ののぼりやプラスターを見ながら、工場の外にある駐車場から正門へ、その逆へと向かう。

 今回の安倍首相の唐突な衆院選挙は、「森友・加計困難突破解散」ともいうべきものだ。安倍首相がからむ森友・加計学園疑惑に、“丁寧な説明”どころか、何1つ答えることなく解散するからだ。

高岳1
(政策を訴える日本共産党の衆院愛知11区の予定候補、本多のぶひろ氏=トヨタ高岡工場前)

 マイクを握った本多氏や根本議員、党委員会の代表は、「安倍首相のお友だちや1%の大企業、富裕層のための政治ではなく、99%の国民のための政治へと変えるチャンスです」と呼びかけた。

 安倍首相がねらう消費税の10%への大幅増税では、貧困と格差をいっそう増大させ、車も売れなくなって景気をどん底に落とすこと。憲法9条の改悪を許さず、北朝鮮の核・ミサイル問題は、外交的解決をはかること――など日本共産党の政策を訴えた。

 トヨタでも、技能職には毎月評価し、毎月賃金が変わる成果主義賃金(最大2万5000円の差がつく)が導入され、事務・技術職には過労死・長時間労働をいっそうすすめる恐れがある「FTL」(労働時間や働く場所の規制をはずす)が導入されようとしている、と指摘した。

高岳3
(トヨタ高岡工場。同工場で生産している車が展示されています)

 内部留保の大きな部分を占めるトヨタの利益剰余金は、日本の大企業でも突出した約18兆円にもなっていること。その一方で、「私たちの預貯金は増えているのでしょうか。生活はよくなっているのでしょうか」と問いかけた。

 大企業や富裕層へ応分の負担を求め、大軍拡と大型開発などにメスを入れれば、消費税の大増税をしなくても教育や子育ての予算を増やすこができると強調した。

 その上で、「政治を変えるのは国民1人ひとりの力です。比例代表は日本共産党、11区では本多予定候補に大きなご支援をお願いします」と呼びかけた。

高岳2
(トヨタ労働者にビラを配布する日本共産党の根本みはる豊田市議)
17年衆院選 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2017/09/28 12:10

◎市民連合 中央でも愛知、三重でも野党共闘求め

 中央段階の「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は9月26日、日本共産党、民進党、自由党、社民党の4野党に、10月22日投票予定の衆院選挙で、野党の戦い方と政策に関する要望書を提出しました。

 要望書では、立憲主義の原理を共有する4野党が、小選挙区で地域事情を勘案し、候補者を出来る限り調整することで、「与野党1対1の構図」をつくること。そして国民に、「憲政と民主主義を擁護する選択肢を提供する責任があります」と強調しています。

 要望する政策では、憲法9条改訂の反対や安保法制、共謀罪法などの廃止、福島第一原発事故の検証のないままの再稼働を認めないことなど、7項目を示しています。

 4野党への要請後に記者会見した市民連合の山口二郎法政大学教授は、「野党の候補者一本化に向けて、各党の明確な意思が確認できた」とのべました。

 愛知県でも9月24日(日)、「市民と野党をつなぐ@愛知」が衆院選挙対策特別会議を開きました。愛知県の15選挙区のうち12選挙区からグループ・個人が集まりました。

「市民と野党をつなぐ@愛知」 1

「市民と野党をつなぐ@愛知」 2
(「市民と野党をつなぐ@愛知」の会議=9月24日、名古屋市)


 短期間で市民にアピールして、野党共闘に近づくために、何をいつまでにするのか、できるのかなどを話し合いました。国民の願いをかなえるのが政治です。野党共闘で、安倍自公政権に代わる政治を実現してほしい。多くの選挙区で、ねばり強く活動している人たちがいることを知り、心強く思いました。

 隣の三重県では、昨年夏の参院選挙で野党統一が実現し、芝博一議員(民進党)が自公を破って勝利しました。9月24日(日)、津市で「安倍政権の疑惑隠し解散に抗議する緊急対談」が開かれ、「市民連合みえ」の呼びかけ人の岡歩美さんと芝参院議員が対談しました。

 芝参院議員は、「三重県では参院選以降も『市民連合みえ』との関係を築いてきた。一番野党共闘の流れに近い。三重県からも発信していきたいと思っている」などと語ったといいます。

17年衆院選 | コメント(6) | トラックバック(0) | 2017/09/27 09:38

◎本村伸子衆院議員が地元・豊田市で訴え

 安倍首相が臨時国会(9月28日)の冒頭で、衆院の解散をねらうなか、日本共産党の本村伸子衆院議員(衆院東海比例ブロック候補)は24日(日)、地元の豊田市の名鉄豊田駅前ロータリーで街頭演説を行った。

 大村よしのり、根本みはるの両豊田市議、牧田充生みよし市議や後援会員が参加した。本村議員は、国政を私物化する安倍首相の“森友・加計疑惑隠し”の党利党略の解散を厳しく批判。同時に、改憲をねらう安倍政権を倒す絶好のチャンスと呼びかけた。

衆院選へ 20170924
(訴える本村伸子衆院議員=中央。9月24日、豊田駅前)

 本村議員は、今年8月9日の長崎原爆投下の日に平和式典に参加。「父が長崎で被爆2世として、核兵器廃絶、9条改憲阻止へ全力をあげます」などと訴えた。

 ロータリーのデッキの上から手を振ってくれる人、立ち止まって耳を傾けてくれる人、名鉄ホームで電車を待つ人たちも聞いてくれた。

 これに先立つ24日午前10時から衆院愛知11区(豊田市、みよし市)総選挙勝利総決起集会が豊田市内で開かれた。本村議員や地方議員、後援会員ら約50人が集まった。

 本村議員が再選をめざして決意を表明。14年12月の総選挙で衆院議員になって以来、国土交通委員として70回を超える質問をし、安倍政権を追及してきた。

 本村議員は、安倍暴走政治をこれ以上許さないためには、党と市民の共闘を発展させ、衆院の「改憲勢力3分の2体制」を打破し、さらに自民・公明とその補完勢力を少数に追い込もう、東海ブロックから3人を国会へおくるためにともに頑張ろうと呼びかけた。

衆院選へ2 20170924


 党支部からの決意表明の後、11区選挙対策本部長の大村豊田市議が解散、告示までの宣伝、支持拡大など具体的な行動提起を行った。さっそく豊田駅前での街頭宣伝に勇躍して取り組んだ。

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 この記事は、9月26日にアップする予定でしたが、都合により前日にアップしました。
17年衆院選 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2017/09/25 16:07

◎衆院解散 反対64%、賛成23%

 安倍首相は、今日9月25日、記者会見し、衆院の解散を正式に表明します。28日に臨時国会を召集し、冒頭で解散(10月22日投票)すると取りざたされ、各党はいっせいに走り出しています。

 問題なのは、解散の大義です。日本共産党や民進党など野党は憲法にもとづき、6月22日に臨時国会を開くよう求めてきました。国政を私物化する森友・加計学園の審議などを求めるものでしたが、3カ月も開きませんでした。

 開くと思ったら、首相の所信表明も各党の代表質問もなしと伝えられています。なにもなしのままの解散というのは前代未聞で、日本共産党は“森友・加計疑惑隠し”であり、党利党略、権力の私物化の極みと厳しく批判してきました。

 こうした大義なき解散に、国民は強く反対しています。共同通信が9月23、24の両日に行った全国電話世論調査では、「この時期の衆院解散について賛否を聞くと、反対が64・3%で、賛成は23・7%にとどまった」としています。

説明責任を果たすと約束する安倍総理[1]
(記者会見で説明責任を果たすとのべていた安倍首相=ネットから)

 安倍首相は今日の記者会見で、どのように説明するのでしょうか? 安倍首相はこれまで、「何か指摘があれば、その都度、真摯に説明責任を果たしていく」とのべてきました。
17年衆院選 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/09/25 11:56
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